青空文庫の全作品
青空文庫で公開されているすべての著者の全作品を、おすすめ人気順で表示しています。
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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| 深川の散歩 | 永井荷風 | 30分以内 | |
中洲の河岸にわたくしの旧友が病院を開いていたことは、既にその頃の『中央公論』に連載した雑筆中にこれを記述した。 | |||
| 僕の孤独癖について | 萩原朔太郎 | 30分以内 | |
僕は昔から「人嫌い」「交際嫌い」で通って居た。 | |||
| 手紙 | 坂本竜馬 | 5分以内 | |
追白す 明朝より大坂へ下り小野惇助に謀り其上長崎行を思ひ立候得は蒸気の船便両三日中に在レ之候又出崎仕候得ハ海隊援を□い候月俸を相談出可申とも存候此儀御決心の彼ニも萬一故申さんかと婆心より申上候敬白 龍馬事 楳太郎拝 坂野先生 | |||
| 夜通し風がふいていた | 竹内浩三 | 5分以内 | |
上衣のボタンもかけずに 厠へつっ走って行った 厠のまん中に くさったリンゴみたいな電灯が一つ まっ黒な兵舎の中では 兵隊たちが あたまから毛布をかむって 夢もみずにねむっているのだ くらやみの中で まじめくさった目をみひらいている やつもいるのだ 東の方が白んできて 細い月がのぼっていた 風に夜どおしみがかれた星は だんだん小さくなって 光をうしなってゆく たちどまって空をあおいで 空からな | |||
| 「古琉球」自序 | 伊波普猷 | 5分以内 | |
『古琉球』を公にするに当って、まず言わなければならぬことは、恩師田島利三郎氏のことである。 | |||
| 結婚と恋愛 | エマ・ゴールドマン | 30分以内 | |
結婚と恋愛に関する一般の観念は其が同意義であり、同じ動機から湧き出し、同じ人間の必要を蓋ふてゐると云ふのである、大抵の通俗観念と同様にこれも亦事実に基かないで、迷信に基いてゐるのである。 | |||
| 蠅を憎む記 | 泉鏡花 | 10分以内 | |
上 いたづら為たるものは金坊である。 | |||
| 能因法師 | 岡本綺堂 | 60分以内 | |
登場人物 能因法師 藤原節信 能因の弟子良因 花園少將 少將の奧園生 伏柴の加賀 陰陽師阿部正親 [#改ページ] 藤原時代。 | |||
| 光をかかぐる人々 | 徳永直 | 1時間〜 | |
[#ページの左右中央] 日本の活字 [#改丁] 一 活字の發明について私が關心をもつやうになつたのはいつごろからであつたらう? 私は幼時から大人になるまで、永らく文撰工や植字工としてはたらいてゐた。 | |||
| 噴水物語 | 岡本かの子 | 10分以内 | |
「それはヘロドトスの古希臘伝説中の朴野な噴水からアグリッパの拵えた羅馬市中百五つの豪壮な噴水、中世の僧院の捏怪な噴水、清寂な文芸復興期の噴水、バロッコ時代の技巧的な噴水――どれもみな目に見えぬものを水によって見ようとする人間の非望を現わしたものではないでしょうか」 「これも理想を追求する人間意慾の現れと見るときには、あまりに雛型過ぎて笑止なおもちゃじみた事柄ですが」 「だが英国くらい昔から噴水に縁 | |||
| 距離 | 李箱 | 5分以内 | |
白紙の上に一條の鉄道が敷かれている。 | |||
| 五月よ | 仲村渠 | 5分以内 | |
空の遠くに五月が真つ青く咲いて 指をさして 僕はその爪先に希望をともして 身は街裏に五月を待つ | |||
| (概念が明白となれば) | 中原中也 | 5分以内 | |
概念が明白となれば それの所産は観念でした 観念の恋愛とは 焼砂ですか 紙で包んで 棄てませう 馬鹿な美人 人間に倦きがなかつたら 彼岸の見えない川があつたら 反省は咏嘆を生むばかりです 自分と過去とを忘れて 他人と描ける自分との 恋をみつめて進むんだ 上手者なのに 何故結果が下手者になるのでせう 女よそれを追求して呉れ | |||
| 黒部川奥の山旅 | 木暮理太郎 | 1時間〜 | |
片貝谷まで 大正四年七月二十四日午後七時三十分、汽車にて上野発。 | |||
| 子規と和歌 | 伊藤左千夫 | 10分以内 | |
正岡君については、僕などあまりに親しかッたものですから、かえって簡単にちょっと批評するということ難かしいのです、そりゃ彼の人の偉いところやまた欠点も認めて居ないこともないのですが、どうも第三者の位置にあるよう、冷静な評論は出来ませんよ。 | |||
| 梅雨紀行 | 若山牧水 | 30分以内 | |
發動機船は棧橋を離れやうとし、若い船員は纜を解いてゐた。 | |||
| 梟雄 | 坂口安吾 | 60分以内 | |
京の西の岡というところに、松波基宗という北面の武士が住んでいた。 | |||
| フアウスト | 牧野信一 | 5分以内 | |
博士フアウストは、哲学、医学、法律、神学その他あらゆる学問といふ学問を研究し尽してしまつて、もうその他には何もないのか? とおもふと、急にがつかりして、死んでしまはうと決心しました。 | |||
| 厄年 | 加能作次郎 | 1時間〜 | |
一 故郷へ帰らうか、それとも京都へ行かうか、平三は此の問題に二日間悩まされた。 | |||
| 山の貴婦人 | 坂口安吾 | 5分以内 | |
上州、信濃、越後、丁度三国の国境のあたりに客の希な温泉がある。 | |||
| ロウモン街の自殺ホテル | 牧逸馬 | 60分以内 | |
1 ホテル・アムステルダムの女主人セレスティンは、三階から駈け降りて来た給仕人の只ならぬ様子にぎょっとして、玄関わきの帳場から出て来た。 | |||
| 遍路 | 斎藤茂吉 | 10分以内 | |
那智には勝浦から馬車に乗って行った。 | |||
| 探偵小説思い出話 | 山本禾太郎 | 10分以内 | |
新青年ではじめて探偵小説の懸賞募集をやったのは昭和何年であったか、戦災による罹災で書籍や参考記録の一切を焼いてしまった私の手元では、今はっきりと判らないが、何でも枚数は五十枚、賞金は一等五百円であったかと思う。 | |||
| 樹の根 | 和辻哲郎 | 10分以内 | |
一 松の樹に囲まれた家の中に住んでいても松の樹の根が地中でどうなっているかはあまり考えてみた事がなかった。 | |||
| 日本その日その日 | 石川千代松 | 30分以内 | |
一八八七年の春英国で科学の学会があった。 | |||
| 雪夜 二 | 三好達治 | 5分以内 | |
思出 思出 いつまでも心に住むと 誓ひをたてた思出 その思出も年をふれば 塵となる 煙となる ああその かの裏切りの片見なら 捉へがたない思出の 性も是非ない 行くがいい 行くがいい 私を殘して 歸る日もなく行くがいい 思出よ | |||
| 冠松次郎氏におくる詩 | 室生犀星 | 5分以内 | |
劔岳、冠松、ウジ長[#ルビの「ちよう」はママ]、熊のアシアト、雪渓、前劔 粉ダイヤと星、凍つた藍の山々、冠松、ヤホー、ヤホー、 廊下を下がる蜘蛛と人間、 冠松は廊下のヒダで自分のシワを作つた。 | |||
| オフ・ア・ラ・コック・ファンタスティーク | 森於菟 | 10分以内 | |
夜仕事につかれて空腹のまま寝たりすると、ときどき妙な夢をみる。 | |||
| 舞姫 | 石橋忍月 | 10分以内 | |
鴎外漁史の「舞姫」が国民之友新年附録中に就て第一の傑作たるは世人の許す所なり。 | |||
| 凧の話 | 淡島寒月 | 10分以内 | |
凧の話もこれまで沢山したので、別に新らしい話もないが、読む人も違おうから、考え出すままにいろいろな事を話して見よう。 | |||
| 泉 | 岸田国士 | 1時間〜 | |
勇士黒岩万五の帰村 一 北支の戦線から一年半ぶりで故郷の村へ帰つて来た黒岩万五は、砲兵上等兵の軍服を思ひきりよく脱いで、素ツ裸に浅黄の腹掛けといふ昔どほりの恰好になつた。 | |||
| 芸の壮大さ | 折口信夫 | 5分以内 | |
日本の大貴族であつた人が、東京劇場の先代萩政岡忠義の段を見てをられた。 | |||
| 泡鳴氏の『耽溺』 | 田山花袋 | 5分以内 | |
いかなる事象をも――口に言ふに忍びざるほどの悲慘、殘忍、冷酷のことをも、明かに其心に映し得るやうに、作者は常に眞率な無邪氣な心を持つて居なければならぬ。 | |||
| 鼎軒先生 | 森鴎外 | 5分以内 | |
鼎軒先生には一度もお目に掛かつたことがない、私は少壯の頃、暇があれば本ばかり讀んでゐたので名家の演説などをもわざ/\聽きに往つたことが殆ど無い、そこで餘所ながら先生のお顏を見る機會をも得ないでしまつた、 先生がアアリア人種に日本人も屬するといふことを論じた小册子を出された頃であつた、友人上田敏君が宅の二階に來て、話をしてゐられた、私はふいと思ひ出して、かう云つた、 「僕は此頃田口卯吉と云ふ人の書 | |||
| 御時務の儀に付申上候書付 | 福沢諭吉 | 10分以内 | |
去る午年西洋諸國と御條約御取結に相成、新規御改法有之候所、太平打續候餘り、人の耳目に馴れざる義に付、御改法の御趣意は篤と承知も不仕、一時人氣動搖いたし候所え、諸藩士竝に浪人の輩、平生其身に不足有之候者共、人氣の騷立候を好き折といたし、妄に鎖國攘夷抔申儀を唱へ、諸大名え説込、又は京都え立入、議論の不及所は力業にて公然と人を殺害致す等、其勢追々増長致候に付、一には其勢に刧れ、一には其説に迷ひ候て、京都 | |||
| 黒船前後 | 服部之総 | 30分以内 | |
一 鉄で船を造ることは、技術的には、ヘンリー・コートが鉄板製造法を発明したことで(十八世紀末)可能になった。 | |||
| 明治演劇年表 | 岡本綺堂 | 60分以内 | |
明治時代の劇を研究する人々の参考にもなろうかと思って、左の演劇年表を作ってみた。 | |||
| 湯どうふ | 泉鏡花 | 10分以内 | |
昨夜は夜ふかしをした。 | |||
| アコウの木 | 泉芳朗 | 5分以内 | |
冬の光は冲天に流れて 池面は数日来じめじめ淀んでゐる アカホの木は一つ古木ゆゑに 杖のやうに気根をたより その南の枝に烏は一羽 未だ地上に達しない光を貪ってゐる 烏は ただ 黙々と 村人たちの悲しい迷信の上に不可思議な運命をまじなひ 樹下にたじろぐ二人三人の村人は 木梢にうそぶく彼の運命の声に胸をおさへてゐる ※このアカホの木に烏がなけば、それは村中に起るべき死人かお産かの前兆であると村 | |||
| 奇術考案業 | 長谷川伸 | 30分以内 | |
世間には思いもよらない変った渡世をするものがある。 | |||
| 玉菜ぐるま | 斎藤茂吉 | 5分以内 | |
欧羅巴には、骨骼の逞しい、実に大きな馬がいる。 | |||
| 「現代と婦人の生活」序に代へて | 伊藤野枝 | 5分以内 | |
らいてうさま、 ほんとうに私は嬉しう御ざいます。 | |||
| 読者諸氏に | 伊藤野枝 | 5分以内 | |
私は自分で編輯するこの雑誌を、出来る丈け、立派なものにしたいと思ひます。 | |||
| 扁舟 | 三好達治 | 5分以内 | |
扁舟を湖心に泛べ 手 艪を放ち 箕坐して しばしもの思ふ―― 願くば かくてあれかし わが詩の境 | |||
| 古調月明集 | 北原白秋 | 5分以内 | |
春 鶯眠る花楮 月は翁の面のうへ 皷うてうておもしろく 春はふたたび花楮 [#改ページ] 秋 秋はほのかに寢ざめして あはれと思ふ幾夜さぞ とすれば白う吹き立ちて 月夜の風も消えゆけり | |||
| 近況 | 堀辰雄 | 5分以内 | |
神西君が僕のことを山のぼりなどしたやうに書いたものだから、みんながもつと身體に氣をつけて、あんまり無茶をしないやうにといつてよこす。 | |||
| 牧歌 | 堀辰雄 | 30分以内 | |
あなたの、お父さんの雜誌に書けといはれた隨筆でも書けたら書かうと思つて、かうやつてけふも森の中へ、例の大きな drawing-book をかかへて、來てゐるのです。 | |||
| 手品 | 田山花袋 | 10分以内 | |
矢張私達の問題は、作者の頭の中のイリユウジヨンを如何にそこにあらはすかといふことが大切であつて、古来幾多の作品に徴してもそれだけはたしかであるやうである。 | |||
| 日記と自叙伝 | 三木清 | 10分以内 | |
三つの種類の人間がある。 | |||
| 化学改革の大略 | 清水卯三郎 | 5分以内 | |
西哲の学術における、おのおのその学派にしたがいて社を結び、彼の学ぶところは我が知らざるところを補い、我が知るところは彼の学ばざるところに充て、もって相交換し、もって相討論して、しかしてその説を定む。 | |||