永井荷風の全作品
青空文庫で公開されている永井荷風の全作品を、おすすめ人気順で表示しています。
1-50件 / 全130件
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
|---|---|---|---|
| 濹東綺譚 | 永井荷風 | 1時間〜 | |
一 わたくしは殆ど活動写真を見に行ったことがない。 | |||
| 日和下駄 | 永井荷風 | 1時間〜 | |
序 東京市中散歩の記事を集めて『日和下駄』と題す。 | |||
| すみだ川 | 永井荷風 | 1時間〜 | |
一 俳諧師松風庵蘿月は今戸で常磐津の師匠をしている実の妹をば今年は盂蘭盆にもたずねずにしまったので毎日その事のみ気にしている。 | |||
| 断腸亭日乗 | 永井荷風 | 30分以内 | |
荷風歳卅九 ◯九月十六日、秋雨連日さながら梅雨の如し。 | |||
| 断腸亭日乗 | 永井荷風 | 5分以内 | |
此断腸亭日記は初大正六年九月十六日より翌七年の春ころまで折※鉛筆もて手帳にかき捨て置きしものなりしがやがて二三月のころより改めて日日欠くことなく筆とらむと思定めし時前年の記を第一巻となしこの罫帋本に写直せしなり以後年と共に巻の数もかさなりて今茲昭和八年の春には十七巻となりぬ かぞへ見る日記の巻や古火桶 五十有五歳 荷風老人書 | |||
| つゆのあとさき | 永井荷風 | 1時間〜 | |
一 女給の君江は午後三時からその日は銀座通のカッフェーへ出ればよいので、市ヶ谷本村町の貸間からぶらぶら堀端を歩み見附外から乗った乗合自動車を日比谷で下りた。 | |||
| 猥褻独問答 | 永井荷風 | 10分以内 | |
○猥※[#「褒」の「保」に代えて「執」、U+465D、245-2]なる文学絵画の世を害する事元より論なし。 | |||
| 浅草むかしばなし | 永井荷風 | 10分以内 | |
浅草公園のはなしもあんまり古いことは大抵忘れてしまったからここでは話すことはできない。 | |||
| にぎり飯 | 永井荷風 | 30分以内 | |
深川古石場町の警防団員であった荒物屋の佐藤は三月九日夜半の空襲に、やっとのこと火の中を葛西橋近くまで逃げ延び、頭巾の間から真赤になった眼をしばだたきながらも、放水路堤防の草の色と水の流を見て、初て生命拾いをしたことを確めた。 | |||
| 裸体談義 | 永井荷風 | 30分以内 | |
戦争後に流行しだしたものの中には、わたくしのかつて予想していなかったものが少くはない。 | |||
| 人妻 | 永井荷風 | 30分以内 | |
住宅難の時節がら、桑田は出来ないことだとは知つてゐながら、引越す先があつたなら、現在借りてゐる二階を引払ひたいと思つて見たり、また忽気が変つて、たとへ今直ぐ出て行つて貰ひたいと言はれやうが、思のとゞくまではどうして動くものか、といふやうな気になつたりして、いづれとも決心がつかず、唯おちつかない心持で其日其日を送つてゐた。 | |||
| 花火 | 永井荷風 | 30分以内 | |
午飯の箸を取ろうとした時ポンと何処かで花火の音がした。 | |||
| 或夜 | 永井荷風 | 30分以内 | |
季子は省線市川駅の待合所に入って腰掛に腰をかけた。 | |||
| 羊羹 | 永井荷風 | 30分以内 | |
新太郎はもみじという銀座裏の小料理屋に雇われて料理方の見習をしている中、徴兵にとられ二年たって帰って来た。 | |||
| 十六、七のころ | 永井荷風 | 30分以内 | |
十六、七のころ、わたくしは病のために一時学業を廃したことがあった。 | |||
| ひかげの花 | 永井荷風 | 1時間〜 | |
一 二人の借りている二階の硝子窓の外はこの家の物干場になっている。 | |||
| 砂糖 | 永井荷風 | 10分以内 | |
病めるが上にも年々更に新しき病を増すわたしの健康は、譬えて見れば雨の漏る古家か虫の喰った老樹の如きものであろう。 | |||
| 夏すがた | 永井荷風 | 60分以内 | |
一 日頃懇意の仲買にすすめられて云わば義理ずくで半口乗った地所の売買が意外の大当り、慶三はその儲の半分で手堅い会社の株券を買い、残る半分で馴染の芸者を引かした。 | |||
| 春雨の夜 | 永井荷風 | 10分以内 | |
雨戸がしまったので午後から降出した雨の音は殆ど聞えなくなった。 | |||
| 亜米利加の思出 | 永井荷風 | 10分以内 | |
皆様も御存じの通り私は若い時亜米利加に居たことはありますが、何しろ幾十年もむかしの事ですから、その時分の話をしてみたところで、今の世には何の用にもなりますまい。 | |||
| 虫の声 | 永井荷風 | 10分以内 | |
東京の町に生れて、そして幾十年という長い月日をここに送った……。 | |||
| 断腸亭日乗 | 永井荷風 | 60分以内 | |
荷風歳四十 正月元日。 | |||
| 断腸亭日乗 | 永井荷風 | 60分以内 | |
荷風年四十一 正月元旦。 | |||
| 墓畔の梅 | 永井荷風 | 10分以内 | |
ふるさとの東京には、去年の秋流寓先から帰ったその日、ほんの一夜を明したばかりなので、その後は東京の町がどうなったか、何も知るよしがない。 | |||
| 歓楽 | 永井荷風 | 1時間〜 | |
一 ………人は幾度も戀する事が出來るだらうか。 | |||
| 曇天 | 永井荷風 | 30分以内 | |
衰残、憔悴、零落、失敗。 | |||
| 鴎外先生 | 永井荷風 | 5分以内 | |
凡てのいまはしい物の形をあからさまに照す日の光が、次第に薄らいで、色と響と匂のみ浮立つ黄昏の來るのを待つて、先生は「社會」と云ふ窮屈な室を出で、「科學」と云ふ鐵の門を後にして、決して躓いた事のない極めて規則正しい、寛濶な歩調で、獨り靜に藝術の庭を散歩する。 | |||
| 独居雑感 | 永井荷風 | 30分以内 | |
私は病気その他いろいろの事情のために五六年前から今以て独居の生活を続けている。 | |||
| 寐顔 | 永井荷風 | 30分以内 | |
竜子は六歳の時父を失ったのでその写真を見てもはっきりと父の顔を思出すことができない。 | |||
| 吾妻橋 | 永井荷風 | 30分以内 | |
一 毎夜吾妻橋の橋だもとに佇立み、往来の人の袖を引いて遊びを勧める闇の女は、梅雨もあけて、あたりがいよいよ夏らしくなるにつれて、次第に多くなり、今ではどうやら十人近くにもなっているらしい。 | |||
| 雨瀟瀟 | 永井荷風 | 60分以内 | |
その年の二百十日はたしか涼しい月夜であった。 | |||
| 断腸亭日乗 | 永井荷風 | 60分以内 | |
荷風年四十三 正月元日。 | |||
| 浮世絵の鑑賞 | 永井荷風 | 30分以内 | |
一 我邦現代における西洋文明模倣の状況を窺ひ見るに、都市の改築を始めとして家屋什器庭園衣服に到るまで時代の趣味一般の趨勢に徴して、転た余をして日本文華の末路を悲しましむるものあり。 | |||
| 買出し | 永井荷風 | 30分以内 | |
船橋と野田との間を往復している総武鉄道の支線電車は、米や薩摩芋の買出をする人より外にはあまり乗るものがないので、誰言うとなく買出電車と呼ばれている。 | |||
| 監獄署の裏 | 永井荷風 | 30分以内 | |
われは病いをも死をも見る事を好まず、われより遠けよ。 | |||
| 来訪者 | 永井荷風 | 1時間〜 | |
一 わたくしはその頃身辺に起つた一小事件のために、小説の述作に絶望して暫くは机に向ふ気にもなり得なかつたことがある。 | |||
| 枇杷の花 | 永井荷風 | 10分以内 | |
顔を洗う水のつめたさが、一朝ごとに身に沁みて、いよいよつめたくなって来る頃である。 | |||
| 冬日の窓 | 永井荷風 | 30分以内 | |
○ 窓の外は隣の家の畠である。 | |||
| 一月一日 | 永井荷風 | 30分以内 | |
一月一日の夜、東洋銀行米国支店の頭取某氏の社宅では、例年の通り、初春を祝ふ雑煮餅の宴会が開かれた。 | |||
| 出版屋惣まくり | 永井荷風 | 10分以内 | |
文学書類を出版する本屋も私は明治三十四、五年頃から今日まで関係していることだから話をしだせば限りがないくらい沢山あります。 | |||
| 舞姫 | 永井荷風 | 5分以内 | |
お※! ローザ、トリアニ。 | |||
| 心づくし | 永井荷風 | 30分以内 | |
終戦後間もなく組織されたB劇団に、踊りもするし、歌もうたうし、芝居もするというような種類の女優が五、六人いた。 | |||
| 森先生の事 | 永井荷風 | 5分以内 | |
森先生の事に關してわたしは一時にいろ/\の雜誌や新聞から執筆を請はれてゐるが、今の場合何を書いてよいものか殆ど考をまとめる事ができない。 | |||
| 鴎外全集を読む | 永井荷風 | 5分以内 | |
一文學美術の理論に關して疑問の起つた時にはまづ審美綱領と審美新説の二書を讀む。 | |||
| 小説作法 | 永井荷風 | 30分以内 | |
一 小説はいかにして作るものなるやどういふ風にして書ものなりやと問はるる人しばしばあり。 | |||
| 国民性の問題 | 永井荷風 | 10分以内 | |
現代における芸術の問題は要するに日本の国民性全体についての問題である。 | |||
| 狐 | 永井荷風 | 30分以内 | |
一 小庭を走る落葉の響、障子をゆする風の音。 | |||
| 散柳窓夕栄 | 永井荷風 | 1時間〜 | |
一 天保十三壬寅の年の六月も半を過ぎた。 | |||
| 断腸亭日乗 | 永井荷風 | 60分以内 | |
荷風年四十有二 正月元旦。 | |||
| 冬の夜がたり | 永井荷風 | 30分以内 | |
何歳ごろの事であつたか、はつきりとは思返すことができないのであるが、然し其時の記憶は半世紀あまりを過ぎた今日に至るまで、かすかながら心の奥に残されてゐる。 | |||
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