1時間〜で読める青空文庫の長編作品
青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「1時間〜」の長編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
1-50件 / 全1,659件
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
|---|---|---|---|
| こころ | 夏目漱石 | 1時間〜 | |
上 先生と私 一 私はその人を常に先生と呼んでいた。 | |||
| 吾輩は猫である | 夏目漱石 | 1時間〜 | |
一 吾輩は猫である。 | |||
| 人間失格 | 太宰治 | 1時間〜 | |
はしがき 私は、その男の写真を三葉、見たことがある。 | |||
| ドグラ・マグラ | 夢野久作 | 1時間〜 | |
[#ページの左右中央] 巻頭歌 胎児よ 胎児よ 何故躍る 母親の心がわかって おそろしいのか [#改ページ] …………ブウウ――――――ンンン――――――ンンンン………………。 | |||
| 坊っちゃん | 夏目漱石 | 1時間〜 | |
一 親譲りの無鉄砲で小供の時から損ばかりしている。 | |||
| 草枕 | 夏目漱石 | 1時間〜 | |
一 山路を登りながら、こう考えた。 | |||
| 学問のすすめ | 福沢諭吉 | 1時間〜 | |
初編 「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」と言えり。 | |||
| 蟹工船 | 小林多喜二 | 1時間〜 | |
一 「おい地獄さ行ぐんだで!」 二人はデッキの手すりに寄りかかって、蝸牛が背のびをしたように延びて、海を抱え込んでいる函館の街を見ていた。 | |||
| 『春と修羅』 | 宮沢賢治 | 1時間〜 | |
[#ページの左右中央] 心象スケツチ 春と修羅 大正十一、二年 [#改丁] 序 わたくしといふ現象は 仮定された有機交流電燈の ひとつの青い照明です (あらゆる透明な幽霊の複合体) 風景やみんなといつしよに せはしくせはしく明滅しながら いかにもたしかにともりつづける 因果交流電燈の ひとつの青い照明です (ひかりはたもち その電燈は失はれ) | |||
| 斜陽 | 太宰治 | 1時間〜 | |
一 朝、食堂でスウプを一さじ、すっと吸ってお母さまが、 「あ」 と幽かな叫び声をお挙げになった。 | |||
| 智恵子抄 | 高村光太郎 | 1時間〜 | |
人に いやなんです あなたのいつてしまふのが―― 花よりさきに実のなるやうな 種子よりさきに芽の出るやうな 夏から春のすぐ来るやうな そんな理窟に合はない不自然を どうかしないでゐて下さい 型のやうな旦那さまと まるい字をかくそのあなたと かう考へてさへなぜか私は泣かれます 小鳥のやうに臆病で 大風のやうにわがままな あなたがお嫁にゆくなんて いやなんです あなたのいつてしまふのが―― な | |||
| 三四郎 | 夏目漱石 | 1時間〜 | |
一 うとうととして目がさめると女はいつのまにか、隣のじいさんと話を始めている。 | |||
| 女生徒 | 太宰治 | 1時間〜 | |
あさ、眼をさますときの気持は、面白い。 | |||
| 変身 | フランツ・カフカ | 1時間〜 | |
※ ある朝、グレゴール・ザムザが気がかりな夢から目ざめたとき、自分がベッドの上で一匹の巨大な毒虫に変ってしまっているのに気づいた。 | |||
| 遠野物語 | 柳田国男 | 1時間〜 | |
[#ページの左右中央] この書を外国に在る人々に呈す [#改ページ] この話はすべて遠野の人佐々木鏡石君より聞きたり。 | |||
| 少女地獄 | 夢野久作 | 1時間〜 | |
何んでも無い 白鷹秀麿兄 足下 臼杵利平 小生は先般、丸の内倶楽部の庚戌会で、短時間拝眉の栄を得ましたもので、貴兄と御同様に九州帝国大学、耳鼻科出身の後輩であります。 | |||
| 風立ちぬ | 堀辰雄 | 1時間〜 | |
Le vent se l※ve, il faut tenter de vivre. PAUL VAL※RY 序曲 それらの夏の日々、一面に薄の生い茂った草原の中で、お前が立ったまま熱心に絵を描いていると、私はいつもその傍らの一本の白樺の木蔭に身を横たえていたものだった。 | |||
| 地獄変 | 芥川竜之介 | 1時間〜 | |
一 堀川の大殿様のやうな方は、これまでは固より、後の世には恐らく二人とはいらつしやいますまい。 | |||
| 月に吠える | 萩原朔太郎 | 1時間〜 | |
従兄 萩原栄次氏に捧ぐ 序 萩原君。 | |||
| 黒死館殺人事件 | 小栗虫太郎 | 1時間〜 | |
[#ページの左右中央] 序篇 降矢木一族釈義 [#改ページ] 聖アレキセイ寺院の殺人事件に法水が解決を公表しなかったので、そろそろ迷宮入りの噂が立ちはじめた十日目のこと、その日から捜査関係の主脳部は、ラザレフ殺害者の追求を放棄しなければならなくなった。 | |||
| 破戒 | 島崎藤村 | 1時間〜 | |
この書の世に出づるにいたりたるは、函館にある秦慶治氏、及び信濃にある神津猛氏のたまものなり。 | |||
| カラマゾフの兄弟 | フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー | 1時間〜 | |
[#ページの左右中央] 誠にまことに汝らに告ぐ、一粒の麦、地に落ちて死なずば、 唯一つにて在りなん、もし死なば、多くの果を結ぶべし。 | |||
| 金色夜叉 | 尾崎紅葉 | 1時間〜 | |
前編 第一章 未だ宵ながら松立てる門は一様に鎖籠めて、真直に長く東より西に横はれる大道は掃きたるやうに物の影を留めず、いと寂くも往来の絶えたるに、例ならず繁き車輪の輾は、或は忙かりし、或は飲過ぎし年賀の帰来なるべく、疎に寄する獅子太鼓の遠響は、はや今日に尽きぬる三箇日を惜むが如く、その哀切に小き膓は断れぬべし。 | |||
| 河童 | 芥川竜之介 | 1時間〜 | |
序 これはある精神病院の患者、――第二十三号がだれにでもしゃべる話である。 | |||
| 虞美人草 | 夏目漱石 | 1時間〜 | |
一 「随分遠いね。元来どこから登るのだ」 と一人が手巾で額を拭きながら立ち留った。 | |||
| ヰタ・セクスアリス | 森鴎外 | 1時間〜 | |
金井湛君は哲学が職業である。 | |||
| モルグ街の殺人事件 | エドガー・アラン・ポー | 1時間〜 | |
[#ページの左右中央] サイレーンがどんな歌を歌ったか、またアキリースが女たちの間に身を隠したときどんな名を名のったかは、難問ではあるが、みなみな推量しかねることではない。 | |||
| 阿Q正伝 | 魯迅 | 1時間〜 | |
第一章 序 わたしは阿Qの正伝を作ろうとしたのは一年や二年のことではなかった。 | |||
| お伽草紙 | 太宰治 | 1時間〜 | |
「あ、鳴つた。」 と言つて、父はペンを置いて立ち上る。 | |||
| 蒲団 | 田山花袋 | 1時間〜 | |
一 小石川の切支丹坂から極楽水に出る道のだらだら坂を下りようとして渠は考えた。 | |||
| 夜明け前 | 島崎藤村 | 1時間〜 | |
序の章 一 木曾路はすべて山の中である。 | |||
| クリスマス・カロル | チャールズ・ディケンズ | 1時間〜 | |
第一章 マアレイの亡霊 先ず第一に、マアレイは死んだ。 | |||
| 三国志 | 吉川英治 | 1時間〜 | |
黄巾賊 一 後漢の建寧元年のころ。 | |||
| 浮雲 | 二葉亭四迷 | 1時間〜 | |
浮雲はしがき 薔薇の花は頭に咲て活人は絵となる世の中独り文章而已は黴の生えた陳奮翰の四角張りたるに頬返しを附けかね又は舌足らずの物言を学びて口に涎を流すは拙しこれはどうでも言文一途の事だと思立ては矢も楯もなく文明の風改良の熱一度に寄せ来るどさくさ紛れお先真闇三宝荒神さまと春のや先生を頼み奉り欠硯に朧の月の雫を受けて墨摺流す空のきおい夕立の雨の一しきりさらさらさっと書流せばアラ無情始末にゆかぬ | |||
| 古事記 | 太安万侶 | 1時間〜 | |
古事記 上の卷 序文がついています 序文 過去の時代(序文の第一段) ――古事記の成立の前提として、本文に記されている過去のことについて、まずわれわれが、傳えごとによつて過去のことを知ることを述べ、續いて歴代の天皇がこれによつて徳教を正したことを述べる。 | |||
| 春琴抄 | 谷崎潤一郎 | 1時間〜 | |
○ 春琴、ほんとうの名は鵙屋琴、大阪道修町の薬種商の生れで歿年は明治十九年十月十四日、墓は市内下寺町の浄土宗の某寺にある。 | |||
| ロミオとヂュリエット | ウィリアム・シェークスピア | 1時間〜 | |
登場人名 エスカラス、※ローナの領主。 | |||
| 野菊の墓 | 伊藤左千夫 | 1時間〜 | |
後の月という時分が来ると、どうも思わずには居られない。 | |||
| ジーキル博士とハイド氏の怪事件 | ロバート・ルイス・スティーブンソン | 1時間〜 | |
キャサリン・ディ・マットスに ――――――――――――――― 神が結んだ紲は解かぬがよい。 | |||
| 津軽 | 太宰治 | 1時間〜 | |
[#ページの左右中央] 津軽の雪 こな雪 つぶ雪 わた雪 みづ雪 かた雪 ざらめ雪 こほり雪 (東奥年鑑より) [#改丁] 序編 或るとしの春、私は、生れてはじめて本州北端、津軽半島を凡そ三週間ほどかかつて一周したのであるが、それは、私の三十幾年の生涯に於いて、かなり重要な事件の一つであつた。 | |||
| 高野聖 | 泉鏡花 | 1時間〜 | |
一 「参謀本部編纂の地図をまた繰開いて見るでもなかろう、と思ったけれども、余りの道じゃから、手を触るさえ暑くるしい、旅の法衣の袖をかかげて、表紙を附けた折本になってるのを引張り出した。 飛騨から信州へ越える深山の間道で、ちょうど立休らおうという一本の樹立も無い、右も左も山ばかりじゃ、手を伸ばすと達きそうな峰があると、その峰へ峰が乗り、巓が被さって、飛ぶ鳥も見えず、雲の形も見えぬ。 道と空との | |||
| それから | 夏目漱石 | 1時間〜 | |
一 誰か慌ただしく門前を馳けて行く足音がした時、代助の頭の中には、大きな俎下駄が空から、ぶら下っていた。 | |||
| 侏儒の言葉 | 芥川竜之介 | 1時間〜 | |
「侏儒の言葉」の序 「侏儒の言葉」は必しもわたしの思想を伝えるものではない。 | |||
| パンドラの匣 | 太宰治 | 1時間〜 | |
作者の言葉 この小説は、「健康道場」と称する或る療養所で病いと闘っている二十歳の男の子から、その親友に宛てた手紙の形式になっている。 | |||
| 門 | 夏目漱石 | 1時間〜 | |
一 宗助は先刻から縁側へ坐蒲団を持ち出して、日当りの好さそうな所へ気楽に胡坐をかいて見たが、やがて手に持っている雑誌を放り出すと共に、ごろりと横になった。 | |||
| ファウスト | ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ | 1時間〜 | |
薦むる詞 昔我が濁れる目に夙く浮びしことある よろめける姿どもよ。 | |||
| 陰翳礼讃 | 谷崎潤一郎 | 1時間〜 | |
○ 今日、普請道楽の人が純日本風の家屋を建てて住まおうとすると、電気や瓦斯や水道等の取附け方に苦心を払い、何とかしてそれらの施設が日本座敷と調和するように工夫を凝らす風があるのは、自分で家を建てた経験のない者でも、待合料理屋旅館等の座敷へ這入ってみれば常に気が付くことであろう。 | |||
| 李陵 | 中島敦 | 1時間〜 | |
一 漢の武帝の天漢二年秋九月、騎都尉・李陵は歩卒五千を率い、辺塞遮虜※を発して北へ向かった。 | |||
| 明暗 | 夏目漱石 | 1時間〜 | |
一 医者は探りを入れた後で、手術台の上から津田を下した。 | |||
| 痴人の愛 | 谷崎潤一郎 | 1時間〜 | |
一 私はこれから、あまり世間に類例がないだろうと思われる私達夫婦の間柄に就いて、出来るだけ正直に、ざっくばらんに、有りのままの事実を書いて見ようと思います。 | |||
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