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1時間〜で読める紫式部の長編作品

青空文庫で公開されている紫式部の作品の中で、おおよその読了目安時間が「1時間〜」の長編作品を、おすすめ人気順で表示しています。

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作品名著者読了時間人気
源氏物語紫式部
1時間〜
うき夜半の悪夢と共になつかしきゆめ もあとなく消えにけるかな (晶子)  源氏が六条に恋人を持っていたころ、御所からそこへ通う途中で、だいぶ重い病気をし尼になった大弐の乳母を訪ねようとして、五条辺のその家へ来た。
源氏物語紫式部
1時間〜
春の野のうらわか草に親しみていとお ほどかに恋もなりぬる   (晶子)  源氏は瘧病にかかっていた。
源氏物語紫式部
1時間〜
中川の皐月の水に人似たりかたればむ せびよればわななく    (晶子)  光源氏、すばらしい名で、青春を盛り上げてできたような人が思われる。
源氏物語紫式部
1時間〜
恨めしと人を目におくこともこそ身の おとろへにほかならぬかな (晶子)  天子が新しくお立ちになり、時代の空気が変わってから、源氏は何にも興味が持てなくなっていた。
源氏物語紫式部
1時間〜
人恋ふる涙をわすれ大海へ引かれ行く べき身かと思ひぬ     (晶子)  当帝の外戚の大臣一派が極端な圧迫をして源氏に不愉快な目を見せることが多くなって行く。
源氏物語紫式部
1時間〜
五十鈴川神のさかひへのがれきぬおも ひあがりしひとの身のはて (晶子)  斎宮の伊勢へ下向される日が近づけば近づくほど御息所は心細くなるのであった。
源氏物語紫式部
1時間〜
雁なくやつらをはなれてただ一つ初恋 をする少年のごと     (晶子)  春になって女院の御一周年が過ぎ、官人が喪服を脱いだのに続いて四月の更衣期になったから、はなやかな空気の満ち渡った初夏であったが、前斎院はなお寂しくつれづれな日を送っておいでになった。
源氏物語紫式部
1時間〜
火のくににおひいでたれば言ふことの 皆恥づかしく頬の染まるかな(晶子)  年月はどんなにたっても、源氏は死んだ夕顔のことを少しも忘れずにいた。
源氏物語紫式部
1時間〜
たちまちに知らぬ花さくおぼつかな天 よりこしをうたがはねども (晶子)  あの六条院の行幸のあった直後から朱雀院の帝は御病気になっておいでになった。
源氏物語紫式部
1時間〜
二ごころたれ先づもちてさびしくも悲 しき世をば作り初めけん  (晶子)  小侍従が書いて来たことは道理に違いないがまた露骨なひどい言葉だとも衛門督には思われた。
源氏物語紫式部
1時間〜
つま戸より清き男の出づるころ後夜の 律師のまう上るころ    (晶子)  一人の夫人の忠実な良人という評判があって、品行方正を標榜していた源左大将であったが、今は女二の宮に心を惹かれる人になって、世間体は故人への友情を忘れないふうに作りながら、引き続いて一条第をお訪ねすることをしていた。
源氏物語紫式部
1時間〜
死ぬる日を罪むくいなど言ふきはの涙 に似ざる火のしづくおつ  (晶子)  右衛門督の病気は快方に向くことなしに春が来た。
源氏物語紫式部
1時間〜
何よりも危ふきものとかねて見し小舟の 中にみづからを置く     (晶子)  兵部卿の宮は美しい人をほのかに御覧になったあの秋の夕べのことをどうしてもお忘れになることができなかった。
源氏物語紫式部
1時間〜
心をば火の思ひもて焼かましと願ひき 身をば煙にぞする     (晶子)  長い年月馴れた河風の音も、今年の秋は耳騒がしく、悲しみを加重するものとばかり宇治の姫君たちは聞きながら、父宮の御一周忌の仏事の用意をしていた。
源氏物語紫式部
1時間〜
ひと時は目に見しものをかげろふのあ るかなきかを知らぬはかなき(晶子)  宇治の山荘では浮舟の姫君の姿のなくなったことに驚き、いろいろと捜し求めるのに努めたが、何のかいもなかった。
源氏物語紫式部
1時間〜
ほど近き法の御山をたのみたる女郎花 かと見ゆるなりけれ    (晶子)  そのころ比叡の横川に某僧都といって人格の高い僧があった。
源氏物語紫式部
1時間〜
姫たちは常少女にて春ごとに花あらそひ をくり返せかし       (晶子)  ここに書くのは源氏の君一族とも離れた、最近に亡くなった関白太政大臣の家の話である。
源氏物語紫式部
1時間〜
あふけなく大御むすめをいにしへの人 に似よとも思ひけるかな  (晶子)  そのころ後宮で藤壺と言われていたのは亡き左大臣の女の女御であった。
源氏物語紫式部
1時間〜
ありし世の霧来て袖を濡らしけりわり なけれども宇治近づけば  (晶子)  源右大将は常陸守の養女に興味は覚えながらも、しいて筑波の葉山繁山を分け入るのは軽々しいことと人の批議するのが思われ、自身でも恥ずかしい気のされる家であるために、はばかって手紙すら送りえずにいた。
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