梶井基次郎の全作品
青空文庫で公開されている梶井基次郎の全作品を、おすすめ人気順で表示しています。
1–45件 / 全45件
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 文字数 | 人気 | 書き出し |
|---|---|---|---|---|---|
| 檸檬 | 梶井基次郎 | 30分以内 | 4,987 | えたいの知れない不吉な塊が私の心を始終圧えつけていた。 | |
えたいの知れない不吉な塊が私の心を始終圧えつけていた。 | |||||
| 桜の樹の下には | 梶井基次郎 | 5分以内 | 1,762 | 桜の樹の下には屍体が埋まっている! これは信じていいことなんだよ。 | |
桜の樹の下には屍体が埋まっている! これは信じていいことなんだよ。 | |||||
| 愛撫 | 梶井基次郎 | 10分以内 | 2,870 | 猫の耳というものはまことに可笑しなものである。 | |
猫の耳というものはまことに可笑しなものである。 | |||||
| Kの昇天 | 梶井基次郎 | 30分以内 | 5,603 | お手紙によりますと、あなたはK君の溺死について、それが過失だったろうか、自殺だったろうか、自殺ならば、それが何に原因しているのだろう、あるいは不治の病をはかなんで死んだのではなかろうかと様さまに思い悩んでいられるようであります。 | |
お手紙によりますと、あなたはK君の溺死について、それが過失だったろうか、自殺だったろうか、自殺ならば、それが何に原因しているのだろう、あるいは不治の病をはかなんで死んだのではなかろうかと様さまに思い悩んでいられるようであります。 | |||||
| 交尾 | 梶井基次郎 | 30分以内 | 5,790 | その一 星空を見上げると、音もしないで何匹も蝙蝠が飛んでいる。 | |
その一 星空を見上げると、音もしないで何匹も蝙蝠が飛んでいる。 | |||||
| 城のある町にて | 梶井基次郎 | 60分以内 | 18,231 | ある午後 「高いとこの眺めは、アアッ(と咳をして)また格段でごわすな」 片手に洋傘、片手に扇子と日本手拭を持っている。 | |
ある午後 「高いとこの眺めは、アアッ(と咳をして)また格段でごわすな」 片手に洋傘、片手に扇子と日本手拭を持っている。 | |||||
| 冬の蠅 | 梶井基次郎 | 30分以内 | 10,125 | 冬の蠅とは何か? よぼよぼと歩いている蠅。 | |
冬の蠅とは何か? よぼよぼと歩いている蠅。 | |||||
| 闇の絵巻 | 梶井基次郎 | 10分以内 | 3,827 | 最近東京を騒がした有名な強盗が捕まって語ったところによると、彼は何も見えない闇の中でも、一本の棒さえあれば何里でも走ることができるという。 | |
最近東京を騒がした有名な強盗が捕まって語ったところによると、彼は何も見えない闇の中でも、一本の棒さえあれば何里でも走ることができるという。 | |||||
| 冬の日 | 梶井基次郎 | 30分以内 | 11,277 | 一 季節は冬至に間もなかった。 | |
一 季節は冬至に間もなかった。 | |||||
| 蒼穹 | 梶井基次郎 | 10分以内 | 2,358 | ある晩春の午後、私は村の街道に沿った土堤の上で日を浴びていた。 | |
ある晩春の午後、私は村の街道に沿った土堤の上で日を浴びていた。 | |||||
| 器楽的幻覚 | 梶井基次郎 | 10分以内 | 2,486 | ある秋仏蘭西から来た年若い洋琴家がその国の伝統的な技巧で豊富な数の楽曲を冬にかけて演奏して行ったことがあった。 | |
ある秋仏蘭西から来た年若い洋琴家がその国の伝統的な技巧で豊富な数の楽曲を冬にかけて演奏して行ったことがあった。 | |||||
| 泥濘 | 梶井基次郎 | 30分以内 | 6,951 | 一 それはある日の事だった。 | |
一 それはある日の事だった。 | |||||
| 詩二つ | 梶井基次郎 | 5分以内 | 527 | 秘やかな楽しみ 一顆の檸檬を買い来て、 そを玩ぶ男あり、 電車の中にはマントの上に、 道行く時は手拭の間に、 そを見 そを嗅げば、 嬉しさ心に充つ、 悲しくも友に離りて ひとり 唯独り 我が立つは丸善の洋書棚の前、 セザンヌはなく、レンブラントはもち去られ、 マチス 心をよろこばさず、 独り 唯ひとり、心に浮ぶ楽しみ、 秘やかにレモンを探り、 色のよき 本を積み重ね、 その上にレモンをのせて見 | |
秘やかな楽しみ 一顆の檸檬を買い来て、 そを玩ぶ男あり、 電車の中にはマントの上に、 道行く時は手拭の間に、 そを見 そを嗅げば、 嬉しさ心に充つ、 悲しくも友に離りて ひとり 唯独り 我が立つは丸善の洋書棚の前、 セザンヌはなく、レンブラントはもち去られ、 マチス 心をよろこばさず、 独り 唯ひとり、心に浮ぶ楽しみ、 秘やかにレモンを探り、 色のよき 本を積み重ね、 その上にレモンをのせて見 | |||||
| 小さき良心 | 梶井基次郎 | 30分以内 | 5,442 | 自分は人通りを除けて暗い路をあるいた。 | |
自分は人通りを除けて暗い路をあるいた。 | |||||
| 『亜』の回想 | 梶井基次郎 | 5分以内 | 339 | 亞は僕にとつては毎月の清楚な食卓だつた。 | |
亞は僕にとつては毎月の清楚な食卓だつた。 | |||||
| のんきな患者 | 梶井基次郎 | 60分以内 | 17,574 | 一 吉田は肺が悪い。 | |
一 吉田は肺が悪い。 | |||||
| 不幸 | 梶井基次郎 | 30分以内 | 4,119 | 第二稿 師走のある寒い夜のことである。 | |
第二稿 師走のある寒い夜のことである。 | |||||
| ある崖上の感情 | 梶井基次郎 | 30分以内 | 11,374 | 1 ある蒸し暑い夏の宵のことであった。 | |
1 ある蒸し暑い夏の宵のことであった。 | |||||
| ある心の風景 | 梶井基次郎 | 30分以内 | 6,966 | 一 喬は彼の部屋の窓から寝静まった通りに凝視っていた。 | |
一 喬は彼の部屋の窓から寝静まった通りに凝視っていた。 | |||||
| 闇の書 | 梶井基次郎 | 5分以内 | 1,990 | 一 私は村の街道を若い母と歩いていた。 | |
一 私は村の街道を若い母と歩いていた。 | |||||
| 筧の話 | 梶井基次郎 | 5分以内 | 1,854 | 私は散歩に出るのに二つの路を持っていた。 | |
私は散歩に出るのに二つの路を持っていた。 | |||||
| 過古 | 梶井基次郎 | 5分以内 | 1,615 | 母親がランプを消して出て来るのを、子供達は父親や祖母と共に、戸外で待っていた。 | |
母親がランプを消して出て来るのを、子供達は父親や祖母と共に、戸外で待っていた。 | |||||
| 路上 | 梶井基次郎 | 10分以内 | 3,889 | 自分がその道を見つけたのは卯の花の咲く時分であった。 | |
自分がその道を見つけたのは卯の花の咲く時分であった。 | |||||
| 雪後 | 梶井基次郎 | 30分以内 | 5,937 | 一 行一が大学へ残るべきか、それとも就職すべきか迷っていたとき、彼に研究を続けてゆく願いと、生活の保証と、その二つが不充分ながら叶えられる位置を与えてくれたのは、彼の師事していた教授であった。 | |
一 行一が大学へ残るべきか、それとも就職すべきか迷っていたとき、彼に研究を続けてゆく願いと、生活の保証と、その二つが不充分ながら叶えられる位置を与えてくれたのは、彼の師事していた教授であった。 | |||||
| 橡の花 | 梶井基次郎 | 30分以内 | 10,730 | 一 この頃の陰鬱な天候に弱らされていて手紙を書く気にもなれませんでした。 | |
一 この頃の陰鬱な天候に弱らされていて手紙を書く気にもなれませんでした。 | |||||
| 海 | 梶井基次郎 | 10分以内 | 2,256 | ……らすほどそのなかから赤や青や朽葉の色が湧いて来る。 | |
……らすほどそのなかから赤や青や朽葉の色が湧いて来る。 | |||||
| 温泉 | 梶井基次郎 | 30分以内 | 5,351 | 断片 一 夜になるとその谷間は真黒な闇に呑まれてしまう。 | |
断片 一 夜になるとその谷間は真黒な闇に呑まれてしまう。 | |||||
| 矛盾の様な真実 | 梶井基次郎 | 10分以内 | 3,643 | 「お前は弟達をちつとも可愛がつてやらない。お前は愛のない男だ。」 父母は私によくそう云つて戒めた。 | |
「お前は弟達をちつとも可愛がつてやらない。お前は愛のない男だ。」 父母は私によくそう云つて戒めた。 | |||||
| 奎吉 | 梶井基次郎 | 10分以内 | 3,376 | 「たうとう弟にまで金を借りる樣になつたかなあ。」と奎吉は、一度思ひついたら最後の後悔の幕迄行つて見なければ得心の出來なくなる、いつもの彼の盲目的な欲望がむらむらと高まつて來るのを感じながら思つた。 | |
「たうとう弟にまで金を借りる樣になつたかなあ。」と奎吉は、一度思ひついたら最後の後悔の幕迄行つて見なければ得心の出來なくなる、いつもの彼の盲目的な欲望がむらむらと高まつて來るのを感じながら思つた。 | |||||
| 太郎と街 | 梶井基次郎 | 5分以内 | 1,871 | 秋は洗ひたての敷布の樣に快かつた。 | |
秋は洗ひたての敷布の樣に快かつた。 | |||||
| 川端康成第四短篇集「心中」を主題とせるヴァリエイシヨン | 梶井基次郎 | 10分以内 | 2,557 | 彼が妻と七才になる娘とを置き去りにして他郷へ出奔してから、二年になる。 | |
彼が妻と七才になる娘とを置き去りにして他郷へ出奔してから、二年になる。 | |||||
| 詩集『戦争』 | 梶井基次郎 | 30分以内 | 4,213 | 私は北川冬彦のやうに鬱然とした意志を藏してゐる藝術家を私の周圍に見たことがない。 | |
私は北川冬彦のやうに鬱然とした意志を藏してゐる藝術家を私の周圍に見たことがない。 | |||||
| 闇への書 | 梶井基次郎 | 30分以内 | 4,075 | 第一話 私は昨日土堤の土に寢轉びながら何時間も空を見てゐた。 | |
第一話 私は昨日土堤の土に寢轉びながら何時間も空を見てゐた。 | |||||
| 「青空語」に寄せて(昭和二年一月号) | 梶井基次郎 | 5分以内 | 610 | 文藝時代十二月號の小説は、林房雄だけが光つてゐる。 | |
文藝時代十二月號の小説は、林房雄だけが光つてゐる。 | |||||
| 『青空』のことなど | 梶井基次郎 | 10分以内 | 3,793 | 文藝部から嶽水會雜誌の第百號記念號へ載せる原稿をと請はれたが、病中でまとまつたものへ筆を起す氣力もなく、とりとめもない「青空」のことなどで私に課せられた責を塞ぐことにする。 | |
文藝部から嶽水會雜誌の第百號記念號へ載せる原稿をと請はれたが、病中でまとまつたものへ筆を起す氣力もなく、とりとめもない「青空」のことなどで私に課せられた責を塞ぐことにする。 | |||||
| 「親近」と「拒絶」 | 梶井基次郎 | 10分以内 | 2,405 | 「スワン家の方」誌上出版記念會 佐藤君と淀野の譯したこんどの本を讀んで見て第一に感じることは、プルウストといふ人がこの小説において「回想」といふことを完成してゐるといふことだ。 | |
「スワン家の方」誌上出版記念會 佐藤君と淀野の譯したこんどの本を讀んで見て第一に感じることは、プルウストといふ人がこの小説において「回想」といふことを完成してゐるといふことだ。 | |||||
| 『新潮』十月新人号小説評 | 梶井基次郎 | 10分以内 | 3,406 | 子を失ふ話 (木村庄三郎氏) 書かれてゐるのは優れた個人でもない、ただあり來りの人間である。 | |
子を失ふ話 (木村庄三郎氏) 書かれてゐるのは優れた個人でもない、ただあり來りの人間である。 | |||||
| 『戦旗』『文芸戦線』七月号創作評 | 梶井基次郎 | 10分以内 | 2,373 | 『戰旗』 彼女等の會話 (窪川いね子氏) この月讀んだプロ作品中での佳品である。 | |
『戰旗』 彼女等の會話 (窪川いね子氏) この月讀んだプロ作品中での佳品である。 | |||||
| 青空同人印象記(大正十五年六月号) | 梶井基次郎 | 5分以内 | 981 | 忽那に就て 忽那はクツナと讀む。 | |
忽那に就て 忽那はクツナと讀む。 | |||||
| 浅見淵君に就いて | 梶井基次郎 | 5分以内 | 1,647 | 私は淺見君にはまだ數へる程しか會つたことのない間柄である。 | |
私は淺見君にはまだ數へる程しか會つたことのない間柄である。 | |||||
| 講演会 其他(大正十五年二月号) | 梶井基次郎 | 5分以内 | 691 | 舊臘二十三日私達は大津の公會堂で青空の講演會を開くことになつてゐた。 | |
舊臘二十三日私達は大津の公會堂で青空の講演會を開くことになつてゐた。 | |||||
| 編輯後記(昭和二年一月号) | 梶井基次郎 | 5分以内 | 356 | 例月に比して小量のものしか載せ得なかつたことは、青空の經濟策に變動があつたことにもよるが、編輯の任にあたつた私が病態思ふやうに働らけなかつたためである。 | |
例月に比して小量のものしか載せ得なかつたことは、青空の經濟策に變動があつたことにもよるが、編輯の任にあたつた私が病態思ふやうに働らけなかつたためである。 | |||||
| 編輯後記(大正十五年九月号) | 梶井基次郎 | 5分以内 | 1,568 | 同人の大部分が歸省中の編輯の任に當り、それを全うする積りであつたが、十七日に點呼があるので、殘務を中谷や外村や小林にあづけ十六日の朝東京を立つた。 | |
同人の大部分が歸省中の編輯の任に當り、それを全うする積りであつたが、十七日に點呼があるので、殘務を中谷や外村や小林にあづけ十六日の朝東京を立つた。 | |||||
| 編輯後記(大正十五年三月号) | 梶井基次郎 | 5分以内 | 123 | 試驗期で編輯は少し困難で、頁數が少なかつたが、とにかく私の當番もすんだ。 | |
試驗期で編輯は少し困難で、頁數が少なかつたが、とにかく私の當番もすんだ。 | |||||
| 編輯後記(大正十五年四月号) | 梶井基次郎 | 5分以内 | 158 | 忽那が三人寄せ書きの後記を書かうと云つて、よしとは云つたもののこれと云つて書く程のことも見付からない。 | |
忽那が三人寄せ書きの後記を書かうと云つて、よしとは云つたもののこれと云つて書く程のことも見付からない。 | |||||
※©マークのついた作品は著作権が存続しています。詳しくは青空文庫公式サイトの取り扱い基準をご確認ください。