夢野久作の全作品
青空文庫で公開されている夢野久作の全作品を、おすすめ人気順で表示しています。
1-50件 / 全103件
作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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ドグラ・マグラ | 夢野久作 | 1時間〜 | |
[#ページの左右中央]巻頭歌胎児よ胎児よ何故躍る母親の心がわかっておそろしいのか[#改ページ]…………ブウウ――――――ンンン――――――ンンンン………………。 | |||
瓶詰地獄 | 夢野久作 | 30分以内 | |
拝呈時下益々御清栄、奉慶賀候。 | |||
少女地獄 | 夢野久作 | 1時間〜 | |
何んでも無い白鷹秀麿兄足下臼杵利平小生は先般、丸の内倶楽部の庚戌会で、短時間拝眉の栄を得ましたもので、貴兄と御同様に九州帝国大学、耳鼻科出身の後輩であります。 | |||
いなか、の、じけん | 夢野久作 | 1時間〜 | |
大きな手がかり村長さんの処の米倉から、白米を四俵盗んで行ったものがある。 | |||
猟奇歌 | 夢野久作 | 30分以内 | |
殺すくらゐ何でもないと思ひつゝ人ごみの中を濶歩して行くある名をば叮嚀(ていねい)に書きていねいに抹殺をして焼きすてる心ある女の写真の眼玉にペン先の赤いインキを注射して見るこの夫人をくびり殺して捕はれてみたしと思ふ応接間かなわが胸に邪悪の森あり時折りに啄木鳥の来てたゝきやまずも***此の夕べ可愛き小鳥やは... | |||
キチガイ地獄 | 夢野久作 | 1時間〜 | |
……やッ……院長さんですか。 | |||
悪魔祈祷書 | 夢野久作 | 60分以内 | |
いらっしゃいまし。 | |||
死後の恋 | 夢野久作 | 60分以内 | |
ハハハハハ。 | |||
江戸川乱歩氏に対する私の感想 | 夢野久作 | 30分以内 | |
江戸川乱歩氏に「久作論」を頼んだから、私はそれに対する「乱歩論」を書けという註文が猟奇社から来ました。 | |||
人間腸詰 | 夢野久作 | 60分以内 | |
あっしの洋行の土産話ですか。 | |||
あやかしの鼓 | 夢野久作 | 1時間〜 | |
私は嬉しい。 | |||
暗黒公使 | 夢野久作 | 1時間〜 | |
はしがき「暗黒公使」なるものはどんな種類の人間でどんな仕事をするものかというような事実を、如実に説明した発表は、この秘録以外に余り聞かないようである。 | |||
怪夢 | 夢野久作 | 60分以内 | |
工場厳かに明るくなって行く鉄工場の霜朝である。 | |||
二重心臓 | 夢野久作 | 1時間〜 | |
不明の兇漢に探偵劇王刺殺さる孤児となった女優天川呉羽哭(な)いて復讐を誓う秘密を孕む怪悲劇市内大森区山王×××番地轟(とどろき)九蔵氏(四四)は帝都呉服橋電車通、目貫の十字路に聳立する分離派式五層モダン建築、呉服橋劇場の所有主、兼、日本最初の探偵恐怖劇興行者、兼、現代稀有の邪妖劇名女優、天川呉羽嬢の保護者として有名であったが、昨三日(昭和×年八月)諾威公使館に於ける同国皇帝誕辰の祝賀莚(えん)に個人の資格を以て列席後、... | |||
縊死体 | 夢野久作 | 5分以内 | |
どこかの公園のベンチである。 | |||
押絵の奇蹟 | 夢野久作 | 1時間〜 | |
看護婦さんの眠っております隙を見ましては、拙ない女文字を走らせるので御座いますから、さぞかしお読みづらい、おわかりにくい事ばかりと存じますが、取り急ぎますままに幾重にもおゆるし下さいませ。 | |||
能とは何か | 夢野久作 | 1時間〜 | |
二三年前の事、或る若いエスペランチストが私の処へ遊びに来ました序に、瑞西とかのエスペラントの雑誌へ「能」の事を投稿したいから、話してくれないかと頼みました。 | |||
狂人は笑う | 夢野久作 | 60分以内 | |
青ネクタイ「ホホホホホホホ……」だって可笑しいじゃありませんか。 | |||
恐ろしい東京 | 夢野久作 | 10分以内 | |
久し振りに上京するとマゴツク事や、吃驚させられる事ばかりで、だんだん恐ろしくなって来る。 | |||
S岬西洋婦人絞殺事件 | 夢野久作 | 1時間〜 | |
法医学的な探偵味を含んだ、且つ、残忍性を帯びた事件の実話を書けという註文であるが、今ここに書く事件は、遺憾ながら左の三項について、その筋に残っている公式の記録、もしくは筆者のノートと相違している筈である。 | |||
ビルディング | 夢野久作 | 5分以内 | |
巨大な四角いビルディングである。 | |||
夫人探索 | 夢野久作 | 10分以内 | |
「百万円あったら、ああしよう……こうしよう」と空想していた青年中村芳夫は、思いもかけぬ伯母の遺産を受け継いで一躍百万長者になった。 | |||
人の顔 | 夢野久作 | 30分以内 | |
チエ子は奇妙な児であった。 | |||
巡査辞職 | 夢野久作 | 1時間〜 | |
前篇「草川の旦那さん。 | |||
鉄鎚 | 夢野久作 | 1時間〜 | |
――ホントウの悪魔というものはこの世界に居るものか居ないものか――――居るとすればその悪魔は、どのような姿をしてドンナ処に潜み隠れているものなのか――――その悪魔はソモソモ如何なる因縁によって胎生しつつ、どのような栄養物を摂って生長して行くものなのか――――その害悪と冷笑とを逞ましくし行く手段は如何――斯様な質問に対して躊躇(ちゅうちょ)せずに答え得る人間は、そう余計には居るまいと思う。 | |||
奥様探偵術 | 夢野久作 | 30分以内 | |
あるところに一人のオクサマがありました。 | |||
笑う唖女 | 夢野久作 | 60分以内 | |
「キキキ……ケエケエケエ……キキキキッ」形容の出来ない奇妙な声が、突然に聞こえて来たので、座敷中皆シンとなった。 | |||
卵 | 夢野久作 | 30分以内 | |
三太郎君は勉強に飽きて裏庭に出ました。 | |||
東京人の堕落時代 | 夢野久作 | 1時間〜 | |
はしがきこの稿は昨年末まで書き続けた「街頭より見たる新東京の裏面」の別稿である。 | |||
街頭から見た新東京の裏面 | 夢野久作 | 1時間〜 | |
市政の巻品川駅の蓄音機万世一系のミカドの居ます東京――。 | |||
復讐 | 夢野久作 | 1時間〜 | |
昭和二年の二月中旬のこと……S岳の絶頂の岩山が二三日灰色の雲に覆われているうちに、麓の村々へ白いものがチラチラし始めたと思うと、近年珍らしい大雪になった。 | |||
空を飛ぶパラソル | 夢野久作 | 60分以内 | |
その空を飛ぶパラソル水蒸気を一パイに含んだ梅雨晴れの空から、白い眩(まぶ)しい太陽が、パッと照り落ちて来る朝であった。 | |||
名君忠之 | 夢野久作 | 60分以内 | |
この話の中に活躍する延寿国資と、金剛兵衛盛高の二銘刀は東京の愛剣家、杉山其日庵氏の秘蔵となって現存している。 | |||
山羊髯編輯長 | 夢野久作 | 1時間〜 | |
山羊髯編輯長夢野久作女 箱 師「玄洋日報社」と筆太に書いた、真黒けな松板の看板を発見した吾輩はガッカリしてしまった。 | |||
白菊 | 夢野久作 | 60分以内 | |
脱獄囚の虎蔵は、深夜の街道の中央に立ち悚(すく)んだ。 | |||
髪切虫 | 夢野久作 | 30分以内 | |
桐(きり)の青葉が蝙蝠(こうもり)色に重なり合って、その中の一枚か二枚かが時折り、あるかないかの夕風にヒラリヒラリと踊っている。 | |||
霊感! | 夢野久作 | 1時間〜 | |
――これは外国のお話――「ゲーッ。 | |||
骸骨の黒穂 | 夢野久作 | 60分以内 | |
まだ警察の仕事の大ザッパな、明治二十年頃のこと……。 | |||
斜坑 | 夢野久作 | 60分以内 | |
上地の底の遠い遠い所から透きとおるような陰気な声が震え起って、斜坑の上り口まで這上って来た。 | |||
黒白ストーリー | 夢野久作 | 1時間〜 | |
材木の間から――1――飯田町附近の材木置場の中に板が一面に立て並べてあった。 | |||
涙のアリバイ | 夢野久作 | 30分以内 | |
すべて無字幕、説明なしで、手だけを中心とし、その他の物体は、手の背景としてうつす。 | |||
眼を開く | 夢野久作 | 30分以内 | |
私は若い時分に、創作に専心したいために或る山奥の空家に引込んで、自炊生活をやったことがある。 | |||
超人鬚野博士 | 夢野久作 | 1時間〜 | |
吾輩のこと……何だ……吾輩の身上話を速記にして雑誌に掲載するから話せ……と云うのか。 | |||
支那米の袋 | 夢野久作 | 1時間〜 | |
ああ……すっかり酔っちゃったわ。 | |||
爆弾太平記 | 夢野久作 | 1時間〜 | |
……ああ……酔うた酔うた。 | |||
焦点を合せる | 夢野久作 | 60分以内 | |
イヤア。 | |||
幽霊と推進機 | 夢野久作 | 60分以内 | |
元の日活会社長S・M氏といったら、その方面の古い関係者は大抵知っているであろう。 | |||
難船小僧 | 夢野久作 | 60分以内 | |
船長の横顔をジッと見ていると、だんだん人間らしい感じがなくなって来るんだ。 | |||
ココナットの実 | 夢野久作 | 60分以内 | |
妾(わたし)は今、神戸海岸通りのレストラン・エイシャの隅ッこに、ちょこりんと腰をかけている。 | |||
戦場 | 夢野久作 | 1時間〜 | |
はしがきこの一文は目下、埃及のカイロ市で外科病院を開業している芬蘭(ポーランド)[#「芬蘭」はママ]生まれの独逸医学博士、仏蘭西文学博士オルクス・クラデル氏が筆者に送ってくれた論文?「戦争の裡面」中の、戦場描写の部分である。 |
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