芥川竜之介の全作品

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作品名著者読了時間文字数人気書き出し
羅生門芥川竜之介30分以内5,748

ある日の暮方の事である。

ある日の暮方の事である。

鼻芥川竜之介30分以内5,821

禅智内供の鼻と云えば、池の尾で知らない者はない。

禅智内供の鼻と云えば、池の尾で知らない者はない。

地獄変芥川竜之介1時間〜26,533

一  堀川の大殿様のやうな方は、これまでは固より、後の世には恐らく二人とはいらつしやいますまい。

一  堀川の大殿様のやうな方は、これまでは固より、後の世には恐らく二人とはいらつしやいますまい。

藪の中芥川竜之介30分以内8,545

検非違使に問われたる木樵りの物語  さようでございます。

検非違使に問われたる木樵りの物語  さようでございます。

桃太郎芥川竜之介30分以内4,539

一  むかし、むかし、大むかし、ある深い山の奥に大きい桃の木が一本あった。

一  むかし、むかし、大むかし、ある深い山の奥に大きい桃の木が一本あった。

或阿呆の一生芥川竜之介60分以内12,984

僕はこの原稿を発表する可否は勿論、発表する時や機関も君に一任したいと思つてゐる。

僕はこの原稿を発表する可否は勿論、発表する時や機関も君に一任したいと思つてゐる。

河童芥川竜之介1時間〜38,228

序  これはある精神病院の患者、――第二十三号がだれにでもしゃべる話である。

序  これはある精神病院の患者、――第二十三号がだれにでもしゃべる話である。

あばばばば芥川竜之介30分以内6,338

保吉はずつと以前からこの店の主人を見知つてゐる。

保吉はずつと以前からこの店の主人を見知つてゐる。

谷崎潤一郎氏芥川竜之介5分以内905

僕は或初夏の午後、谷崎氏と神田をひやかしに出かけた。

僕は或初夏の午後、谷崎氏と神田をひやかしに出かけた。

芋粥芥川竜之介60分以内14,699

元慶の末か、仁和の始にあつた話であらう。

元慶の末か、仁和の始にあつた話であらう。

遺書芥川竜之介10分以内2,049

僕等人間は一事件の為に容易に自殺などするものではない。

僕等人間は一事件の為に容易に自殺などするものではない。

侏儒の言葉芥川竜之介1時間〜36,846

「侏儒の言葉」の序 「侏儒の言葉」は必しもわたしの思想を伝えるものではない。

「侏儒の言葉」の序 「侏儒の言葉」は必しもわたしの思想を伝えるものではない。

悪魔芥川竜之介5分以内1,557

伴天連うるがんの眼には、外の人の見えないものまでも見えたさうである。

伴天連うるがんの眼には、外の人の見えないものまでも見えたさうである。

秋芥川竜之介30分以内11,175

一  信子は女子大学にゐた時から、才媛の名声を担つてゐた。

一  信子は女子大学にゐた時から、才媛の名声を担つてゐた。

猿蟹合戦芥川竜之介10分以内2,249

蟹の握り飯を奪った猿はとうとう蟹に仇を取られた。

蟹の握り飯を奪った猿はとうとう蟹に仇を取られた。

蜜柑芥川竜之介10分以内3,165

或曇った冬の日暮である。

或曇った冬の日暮である。

愛読書の印象芥川竜之介5分以内973

子供の時の愛読書は「西遊記」が第一である。

子供の時の愛読書は「西遊記」が第一である。

或旧友へ送る手記芥川竜之介10分以内3,374

誰もまだ自殺者自身の心理をありのままに書いたものはない。

誰もまだ自殺者自身の心理をありのままに書いたものはない。

かちかち山芥川竜之介5分以内1,026

童話時代のうす明りの中に、一人の老人と一頭の兎とは、舌切雀のかすかな羽音を聞きながら、しづかに老人の妻の死をなげいてゐる。

童話時代のうす明りの中に、一人の老人と一頭の兎とは、舌切雀のかすかな羽音を聞きながら、しづかに老人の妻の死をなげいてゐる。

神神の微笑芥川竜之介30分以内9,001

ある春の夕、Padre Organtino はたった一人、長いアビト(法衣)の裾を引きながら、南蛮寺の庭を歩いていた。

ある春の夕、Padre Organtino はたった一人、長いアビト(法衣)の裾を引きながら、南蛮寺の庭を歩いていた。

歯車芥川竜之介1時間〜25,444

一 レエン・コオト  僕は或知り人の結婚披露式につらなる為に鞄を一つ下げたまま、東海道の或停車場へその奥の避暑地から自動車を飛ばした。

一 レエン・コオト  僕は或知り人の結婚披露式につらなる為に鞄を一つ下げたまま、東海道の或停車場へその奥の避暑地から自動車を飛ばした。

舞踏会芥川竜之介30分以内5,172

一  明治十九年十一月三日の夜であつた。

一  明治十九年十一月三日の夜であつた。

奉教人の死芥川竜之介30分以内9,688

たとひ三百歳の齢を保ち、楽しみ身に余ると云ふとも、未来永々の果しなき楽しみに比ぶれば、夢幻の如し。

たとひ三百歳の齢を保ち、楽しみ身に余ると云ふとも、未来永々の果しなき楽しみに比ぶれば、夢幻の如し。

枯野抄芥川竜之介30分以内7,793

丈艸、去来を召し、昨夜目のあはざるまま、ふと案じ入りて、呑舟に書かせたり、おのおの咏じたまへ   旅に病むで夢は枯野をかけめぐる ――花屋日記――  元禄七年十月十二日の午後である。

丈艸、去来を召し、昨夜目のあはざるまま、ふと案じ入りて、呑舟に書かせたり、おのおの咏じたまへ   旅に病むで夢は枯野をかけめぐる ――花屋日記――  元禄七年十月十二日の午後である。

或恋愛小説芥川竜之介30分以内4,814

ある婦人雑誌社の面会室。

ある婦人雑誌社の面会室。

羅生門の後に芥川竜之介5分以内1,438

この集にはいっている短篇は、「羅生門」「貉」「忠義」を除いて、大抵過去一年間――数え年にして、自分が廿五歳の時に書いたものである。

この集にはいっている短篇は、「羅生門」「貉」「忠義」を除いて、大抵過去一年間――数え年にして、自分が廿五歳の時に書いたものである。

煙草と悪魔芥川竜之介30分以内6,370

煙草は、本来、日本になかつた植物である。

煙草は、本来、日本になかつた植物である。

或日の大石内蔵助芥川竜之介30分以内8,904

立てきった障子にはうららかな日の光がさして、嵯峨たる老木の梅の影が、何間かの明みを、右の端から左の端まで画の如く鮮に領している。

立てきった障子にはうららかな日の光がさして、嵯峨たる老木の梅の影が、何間かの明みを、右の端から左の端まで画の如く鮮に領している。

文芸的な、余りに文芸的な芥川竜之介1時間〜50,462

一 「話」らしい話のない小説  僕は「話」らしい話のない小説を最上のものとは思つてゐない。

一 「話」らしい話のない小説  僕は「話」らしい話のない小説を最上のものとは思つてゐない。

六の宮の姫君芥川竜之介30分以内5,986

一  六の宮の姫君の父は、古い宮腹の生れだつた。

一  六の宮の姫君の父は、古い宮腹の生れだつた。

芥川竜之介歌集芥川竜之介10分以内2,300

目次 紫天鵞絨/桐/薔薇/客中恋/若人/砂上遅日 紫天鵞絨 やはらかく深紫の天鵞絨をなづる心地か春の暮れゆく いそいそと燕もまへりあたゝかく郵便馬車をぬらす春雨 ほの赤く岐阜提灯もともりけり「二つ巴」の春の夕ぐれ(明治座三月狂言) 戯奴の紅き上衣に埃の香かすかにしみて春はくれにけり なやましく春は暮れゆく踊り子の金紗の裾に春は暮れゆく 春漏の水のひゞきかあるはまた舞姫のうつとほき

目次 紫天鵞絨/桐/薔薇/客中恋/若人/砂上遅日 紫天鵞絨 やはらかく深紫の天鵞絨をなづる心地か春の暮れゆく いそいそと燕もまへりあたゝかく郵便馬車をぬらす春雨 ほの赤く岐阜提灯もともりけり「二つ巴」の春の夕ぐれ(明治座三月狂言) 戯奴の紅き上衣に埃の香かすかにしみて春はくれにけり なやましく春は暮れゆく踊り子の金紗の裾に春は暮れゆく 春漏の水のひゞきかあるはまた舞姫のうつとほき

おぎん芥川竜之介30分以内5,270

元和か、寛永か、とにかく遠い昔である。

元和か、寛永か、とにかく遠い昔である。

西郷隆盛芥川竜之介30分以内10,988

これは自分より二三年前に、大学の史学科を卒業した本間さんの話である。

これは自分より二三年前に、大学の史学科を卒業した本間さんの話である。

南京の基督芥川竜之介30分以内10,037

一  或秋の夜半であつた。

一  或秋の夜半であつた。

あの頃の自分の事芥川竜之介60分以内15,781

以下は小説と呼ぶ種類のものではないかも知れない。

以下は小説と呼ぶ種類のものではないかも知れない。

戯作三昧芥川竜之介60分以内21,116

一  天保二年九月のある午前である。

一  天保二年九月のある午前である。

偸盗芥川竜之介1時間〜49,477

一 「おばば、猪熊のおばば。」  朱雀綾小路の辻で、じみな紺の水干に揉烏帽子をかけた、二十ばかりの、醜い、片目の侍が、平骨の扇を上げて、通りかかりの老婆を呼びとめた。

一 「おばば、猪熊のおばば。」  朱雀綾小路の辻で、じみな紺の水干に揉烏帽子をかけた、二十ばかりの、醜い、片目の侍が、平骨の扇を上げて、通りかかりの老婆を呼びとめた。

運芥川竜之介30分以内6,997

目のあらい簾が、入口にぶらさげてあるので、往来の容子は仕事場にいても、よく見えた。

目のあらい簾が、入口にぶらさげてあるので、往来の容子は仕事場にいても、よく見えた。

手巾芥川竜之介30分以内7,445

東京帝国法科大学教授、長谷川謹造先生は、ヴエランダの籐椅子に腰をかけて、ストリントベルクの作劇術を読んでゐた。

東京帝国法科大学教授、長谷川謹造先生は、ヴエランダの籐椅子に腰をかけて、ストリントベルクの作劇術を読んでゐた。

仙人芥川竜之介10分以内3,279

皆さん。

皆さん。

ピアノ芥川竜之介5分以内1,393

或雨のふる秋の日、わたしは或人を訪ねる為に横浜の山手を歩いて行つた。

或雨のふる秋の日、わたしは或人を訪ねる為に横浜の山手を歩いて行つた。

邪宗門芥川竜之介1時間〜40,540

一  先頃大殿様御一代中で、一番人目を駭かせた、地獄変の屏風の由来を申し上げましたから、今度は若殿様の御生涯で、たった一度の不思議な出来事を御話し致そうかと存じて居ります。

一  先頃大殿様御一代中で、一番人目を駭かせた、地獄変の屏風の由来を申し上げましたから、今度は若殿様の御生涯で、たった一度の不思議な出来事を御話し致そうかと存じて居ります。

浅草公園芥川竜之介30分以内8,937

1  浅草の仁王門の中に吊った、火のともらない大提灯。

1  浅草の仁王門の中に吊った、火のともらない大提灯。

蜃気楼芥川竜之介30分以内4,722

一  或秋の午頃、僕は東京から遊びに来た大学生のK君と一しょに蜃気楼を見に出かけて行った。

一  或秋の午頃、僕は東京から遊びに来た大学生のK君と一しょに蜃気楼を見に出かけて行った。

「仮面」の人々芥川竜之介5分以内620

学生時代の僕は第三次並びに第四次「新思潮」の同人と最も親密に往来してゐた。

学生時代の僕は第三次並びに第四次「新思潮」の同人と最も親密に往来してゐた。

好色芥川竜之介30分以内11,043

平中といふ色ごのみにて、宮仕人はさらなり、人の女など忍びて見 ぬはなかりけり。

平中といふ色ごのみにて、宮仕人はさらなり、人の女など忍びて見 ぬはなかりけり。

上海游記芥川竜之介1時間〜34,685

一 海上  愈東京を発つと云う日に、長野草風氏が話しに来た。

一 海上  愈東京を発つと云う日に、長野草風氏が話しに来た。

英雄の器芥川竜之介5分以内1,632

「何しろ項羽と云う男は、英雄の器じゃないですな。」  漢の大将呂馬通は、ただでさえ長い顔を、一層長くしながら、疎な髭を撫でて、こう云った。

「何しろ項羽と云う男は、英雄の器じゃないですな。」  漢の大将呂馬通は、ただでさえ長い顔を、一層長くしながら、疎な髭を撫でて、こう云った。

大川の水芥川竜之介30分以内4,090

自分は、大川端に近い町に生まれた。

自分は、大川端に近い町に生まれた。

女体芥川竜之介5分以内1,096

楊某と云う支那人が、ある夏の夜、あまり蒸暑いのに眼がさめて、頬杖をつきながら腹んばいになって、とりとめのない妄想に耽っていると、ふと一匹の虱が寝床の縁を這っているのに気がついた。

楊某と云う支那人が、ある夏の夜、あまり蒸暑いのに眼がさめて、頬杖をつきながら腹んばいになって、とりとめのない妄想に耽っていると、ふと一匹の虱が寝床の縁を這っているのに気がついた。