5分以内で読める芥川竜之介の短編作品

青空文庫で公開されている芥川竜之介の作品の中で、おおよその読了目安時間が「5分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。

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青空文庫の作品を人気順に表示
作品名著者読了時間文字数人気書き出し
谷崎潤一郎氏芥川竜之介5分以内905

僕は或初夏の午後、谷崎氏と神田をひやかしに出かけた。

僕は或初夏の午後、谷崎氏と神田をひやかしに出かけた。

悪魔芥川竜之介5分以内1,557

伴天連うるがんの眼には、外の人の見えないものまでも見えたさうである。

伴天連うるがんの眼には、外の人の見えないものまでも見えたさうである。

愛読書の印象芥川竜之介5分以内973

子供の時の愛読書は「西遊記」が第一である。

子供の時の愛読書は「西遊記」が第一である。

かちかち山芥川竜之介5分以内1,026

童話時代のうす明りの中に、一人の老人と一頭の兎とは、舌切雀のかすかな羽音を聞きながら、しづかに老人の妻の死をなげいてゐる。

童話時代のうす明りの中に、一人の老人と一頭の兎とは、舌切雀のかすかな羽音を聞きながら、しづかに老人の妻の死をなげいてゐる。

羅生門の後に芥川竜之介5分以内1,438

この集にはいっている短篇は、「羅生門」「貉」「忠義」を除いて、大抵過去一年間――数え年にして、自分が廿五歳の時に書いたものである。

この集にはいっている短篇は、「羅生門」「貉」「忠義」を除いて、大抵過去一年間――数え年にして、自分が廿五歳の時に書いたものである。

ピアノ芥川竜之介5分以内1,393

或雨のふる秋の日、わたしは或人を訪ねる為に横浜の山手を歩いて行つた。

或雨のふる秋の日、わたしは或人を訪ねる為に横浜の山手を歩いて行つた。

「仮面」の人々芥川竜之介5分以内620

学生時代の僕は第三次並びに第四次「新思潮」の同人と最も親密に往来してゐた。

学生時代の僕は第三次並びに第四次「新思潮」の同人と最も親密に往来してゐた。

英雄の器芥川竜之介5分以内1,632

「何しろ項羽と云う男は、英雄の器じゃないですな。」  漢の大将呂馬通は、ただでさえ長い顔を、一層長くしながら、疎な髭を撫でて、こう云った。

「何しろ項羽と云う男は、英雄の器じゃないですな。」  漢の大将呂馬通は、ただでさえ長い顔を、一層長くしながら、疎な髭を撫でて、こう云った。

女体芥川竜之介5分以内1,096

楊某と云う支那人が、ある夏の夜、あまり蒸暑いのに眼がさめて、頬杖をつきながら腹んばいになって、とりとめのない妄想に耽っていると、ふと一匹の虱が寝床の縁を這っているのに気がついた。

楊某と云う支那人が、ある夏の夜、あまり蒸暑いのに眼がさめて、頬杖をつきながら腹んばいになって、とりとめのない妄想に耽っていると、ふと一匹の虱が寝床の縁を這っているのに気がついた。

内田百間氏芥川竜之介5分以内489

内田百間氏は夏目先生の門下にして僕の尊敬する先輩なり。

内田百間氏は夏目先生の門下にして僕の尊敬する先輩なり。

永久に不愉快な二重生活芥川竜之介5分以内568

中村さん。

中村さん。

或社会主義者芥川竜之介5分以内1,431

彼は若い社会主義者だつた。

彼は若い社会主義者だつた。

食物として芥川竜之介5分以内463

金沢の方言によれば「うまさうな」と云ふのは「肥つた」と云ふことである。

金沢の方言によれば「うまさうな」と云ふのは「肥つた」と云ふことである。

女芥川竜之介5分以内1,961

雌蜘蛛は真夏の日の光を浴びたまま、紅い庚申薔薇の花の底に、じっと何か考えていた。

雌蜘蛛は真夏の日の光を浴びたまま、紅い庚申薔薇の花の底に、じっと何か考えていた。

カルメン芥川竜之介5分以内1,931

革命前だったか、革命後だったか、――いや、あれは革命前ではない。

革命前だったか、革命後だったか、――いや、あれは革命前ではない。

兄貴のような心持芥川竜之介5分以内1,026

自分は菊池寛と一しょにいて、気づまりを感じた事は一度もない。

自分は菊池寛と一しょにいて、気づまりを感じた事は一度もない。

鬼ごつこ芥川竜之介5分以内500

彼は或町の裏に年下の彼女と鬼ごつこをしてゐた。

彼は或町の裏に年下の彼女と鬼ごつこをしてゐた。

蛙芥川竜之介5分以内1,459

自分の今寝ころんでゐる側に、古い池があつて、そこに蛙が沢山ゐる。

自分の今寝ころんでゐる側に、古い池があつて、そこに蛙が沢山ゐる。

寒山拾得芥川竜之介5分以内1,233

久しぶりに漱石先生の所へ行つたら、先生は書斎のまん中に坐つて、腕組みをしながら、何か考へてゐた。

久しぶりに漱石先生の所へ行つたら、先生は書斎のまん中に坐つて、腕組みをしながら、何か考へてゐた。

イズムと云ふ語の意味次第芥川竜之介5分以内833

イズムを持つ必要があるかどうか。

イズムを持つ必要があるかどうか。

「侏儒の言葉」の序芥川竜之介5分以内105

「侏儒の言葉」は必しもわたしの思想を傳へるものではない。

「侏儒の言葉」は必しもわたしの思想を傳へるものではない。

一番気乗のする時芥川竜之介5分以内1,793

僕は一体冬はすきだから十一月十二月皆好きだ。

僕は一体冬はすきだから十一月十二月皆好きだ。

しるこ芥川竜之介5分以内807

久保田万太郎君の「しるこ」のことを書いてゐるのを見、僕も亦「しるこ」のことを書いて見たい欲望を感じた。

久保田万太郎君の「しるこ」のことを書いてゐるのを見、僕も亦「しるこ」のことを書いて見たい欲望を感じた。

飯田蛇笏芥川竜之介5分以内1,487

或木曜日の晩、漱石先生の処へ遊びに行っていたら、何かの拍子に赤木桁平が頻に蛇笏を褒めはじめた。

或木曜日の晩、漱石先生の処へ遊びに行っていたら、何かの拍子に赤木桁平が頻に蛇笏を褒めはじめた。

伊東から芥川竜之介5分以内706

拝啓。

拝啓。

「鏡花全集」目録開口芥川竜之介5分以内1,197

鏡花泉先生は古今に独歩する文宗なり。

鏡花泉先生は古今に独歩する文宗なり。

黒衣聖母芥川竜之介5分以内100

――この涙の谷に呻き泣きて、御身に願いをかけ奉る。

――この涙の谷に呻き泣きて、御身に願いをかけ奉る。

軽井沢で芥川竜之介5分以内609

黒馬に風景が映つてゐる。

黒馬に風景が映つてゐる。

娼婦美と冒険芥川竜之介5分以内659

貴問に曰、近来娼婦型の女人増加せるを如何思ふ乎と。

貴問に曰、近来娼婦型の女人増加せるを如何思ふ乎と。

正岡子規芥川竜之介5分以内1,158

×  北原さん。

×  北原さん。

結婚難並びに恋愛難芥川竜之介5分以内1,710

あなたがたはゼライイドの話を知つてゐますか? ゼライイドは美しい王女です。

あなたがたはゼライイドの話を知つてゐますか? ゼライイドは美しい王女です。

夏目先生と滝田さん芥川竜之介5分以内641

私がまだ赤門を出て間もなく、久米正雄君と一ノ宮へ行った時でした。

私がまだ赤門を出て間もなく、久米正雄君と一ノ宮へ行った時でした。

犬養君に就いて芥川竜之介5分以内316

犬養君の作品は大抵読んでいるつもりである。

犬養君の作品は大抵読んでいるつもりである。

沼地芥川竜之介5分以内1,870

ある雨の降る日の午後であった。

ある雨の降る日の午後であった。

黄粱夢芥川竜之介5分以内989

盧生は死ぬのだと思った。

盧生は死ぬのだと思った。

凶芥川竜之介5分以内1,070

大正十二年の冬(?)、僕はどこからかタクシイに乗り、本郷通りを一高の横から藍染橋へ下らうとしてゐた。

大正十二年の冬(?)、僕はどこからかタクシイに乗り、本郷通りを一高の横から藍染橋へ下らうとしてゐた。

槐芥川竜之介5分以内653

槐と云ふ樹の名前を覚えたのは「石の枕」と云ふ一中節の浄瑠璃を聞いた時だつたであらう。

槐と云ふ樹の名前を覚えたのは「石の枕」と云ふ一中節の浄瑠璃を聞いた時だつたであらう。

沙羅の花芥川竜之介5分以内158

沙羅木は植物園にもあるべし。

沙羅木は植物園にもあるべし。

孔雀芥川竜之介5分以内348

これは異本「伊曾保の物語」の一章である。

これは異本「伊曾保の物語」の一章である。

岩野泡鳴氏芥川竜之介5分以内597

何でも秋の夜更けだつた。

何でも秋の夜更けだつた。

教訓談芥川竜之介5分以内594

あなたはこんな話を聞いたことがありますか? 人間が人間の肉を食つた話を。

あなたはこんな話を聞いたことがありますか? 人間が人間の肉を食つた話を。

鸚鵡芥川竜之介5分以内1,197

これは御覧の通り覚え書に過ぎない。

これは御覧の通り覚え書に過ぎない。

長崎芥川竜之介5分以内318

菱形の凧。

菱形の凧。

小説作法十則芥川竜之介5分以内1,902

一 小説はあらゆる文芸中、最も非芸術的なるものと心得べし。

一 小説はあらゆる文芸中、最も非芸術的なるものと心得べし。

私の好きなロマンス中の女性芥川竜之介5分以内46

一、ロマンスの中の女性は善悪共皆好み候。

一、ロマンスの中の女性は善悪共皆好み候。

後世芥川竜之介5分以内1,194

私は知己を百代の後に待たうとしてゐるものではない。

私は知己を百代の後に待たうとしてゐるものではない。

鑑定芥川竜之介5分以内1,270

三円で果亭の山水を買つて来て、書斎の床に掛けて置いたら、遊びに来た男が皆その前へ立つて見ちや「贋物ぢやないか」と軽蔑した。

三円で果亭の山水を買つて来て、書斎の床に掛けて置いたら、遊びに来た男が皆その前へ立つて見ちや「贋物ぢやないか」と軽蔑した。

鴨猟芥川竜之介5分以内725

大町先生に最後にお目にかゝったのは、大正十三年の正月に、小杉未醒、神代種亮、石川寅吉の諸君と品川沖へ鴨猟に往った時である。

大町先生に最後にお目にかゝったのは、大正十三年の正月に、小杉未醒、神代種亮、石川寅吉の諸君と品川沖へ鴨猟に往った時である。

鵠沼雑記芥川竜之介5分以内1,686

僕は鵠沼の東屋の二階にぢつと仰向けに寝ころんでゐた。

僕は鵠沼の東屋の二階にぢつと仰向けに寝ころんでゐた。

囈語芥川竜之介5分以内261

一  僕の胃袋は鯨です。

一  僕の胃袋は鯨です。