30分以内で読める芥川竜之介の短編作品

青空文庫で公開されている芥川竜之介の作品の中で、おおよその読了目安時間が「30分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。

1–50件 / 全104件

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作品名著者読了時間文字数人気書き出し
羅生門芥川竜之介30分以内5,748

ある日の暮方の事である。

ある日の暮方の事である。

鼻芥川竜之介30分以内5,821

禅智内供の鼻と云えば、池の尾で知らない者はない。

禅智内供の鼻と云えば、池の尾で知らない者はない。

藪の中芥川竜之介30分以内8,545

検非違使に問われたる木樵りの物語  さようでございます。

検非違使に問われたる木樵りの物語  さようでございます。

桃太郎芥川竜之介30分以内4,539

一  むかし、むかし、大むかし、ある深い山の奥に大きい桃の木が一本あった。

一  むかし、むかし、大むかし、ある深い山の奥に大きい桃の木が一本あった。

あばばばば芥川竜之介30分以内6,338

保吉はずつと以前からこの店の主人を見知つてゐる。

保吉はずつと以前からこの店の主人を見知つてゐる。

秋芥川竜之介30分以内11,175

一  信子は女子大学にゐた時から、才媛の名声を担つてゐた。

一  信子は女子大学にゐた時から、才媛の名声を担つてゐた。

神神の微笑芥川竜之介30分以内9,001

ある春の夕、Padre Organtino はたった一人、長いアビト(法衣)の裾を引きながら、南蛮寺の庭を歩いていた。

ある春の夕、Padre Organtino はたった一人、長いアビト(法衣)の裾を引きながら、南蛮寺の庭を歩いていた。

舞踏会芥川竜之介30分以内5,172

一  明治十九年十一月三日の夜であつた。

一  明治十九年十一月三日の夜であつた。

奉教人の死芥川竜之介30分以内9,688

たとひ三百歳の齢を保ち、楽しみ身に余ると云ふとも、未来永々の果しなき楽しみに比ぶれば、夢幻の如し。

たとひ三百歳の齢を保ち、楽しみ身に余ると云ふとも、未来永々の果しなき楽しみに比ぶれば、夢幻の如し。

枯野抄芥川竜之介30分以内7,793

丈艸、去来を召し、昨夜目のあはざるまま、ふと案じ入りて、呑舟に書かせたり、おのおの咏じたまへ   旅に病むで夢は枯野をかけめぐる ――花屋日記――  元禄七年十月十二日の午後である。

丈艸、去来を召し、昨夜目のあはざるまま、ふと案じ入りて、呑舟に書かせたり、おのおの咏じたまへ   旅に病むで夢は枯野をかけめぐる ――花屋日記――  元禄七年十月十二日の午後である。

或恋愛小説芥川竜之介30分以内4,814

ある婦人雑誌社の面会室。

ある婦人雑誌社の面会室。

煙草と悪魔芥川竜之介30分以内6,370

煙草は、本来、日本になかつた植物である。

煙草は、本来、日本になかつた植物である。

或日の大石内蔵助芥川竜之介30分以内8,904

立てきった障子にはうららかな日の光がさして、嵯峨たる老木の梅の影が、何間かの明みを、右の端から左の端まで画の如く鮮に領している。

立てきった障子にはうららかな日の光がさして、嵯峨たる老木の梅の影が、何間かの明みを、右の端から左の端まで画の如く鮮に領している。

六の宮の姫君芥川竜之介30分以内5,986

一  六の宮の姫君の父は、古い宮腹の生れだつた。

一  六の宮の姫君の父は、古い宮腹の生れだつた。

おぎん芥川竜之介30分以内5,270

元和か、寛永か、とにかく遠い昔である。

元和か、寛永か、とにかく遠い昔である。

西郷隆盛芥川竜之介30分以内10,988

これは自分より二三年前に、大学の史学科を卒業した本間さんの話である。

これは自分より二三年前に、大学の史学科を卒業した本間さんの話である。

南京の基督芥川竜之介30分以内10,037

一  或秋の夜半であつた。

一  或秋の夜半であつた。

運芥川竜之介30分以内6,997

目のあらい簾が、入口にぶらさげてあるので、往来の容子は仕事場にいても、よく見えた。

目のあらい簾が、入口にぶらさげてあるので、往来の容子は仕事場にいても、よく見えた。

手巾芥川竜之介30分以内7,445

東京帝国法科大学教授、長谷川謹造先生は、ヴエランダの籐椅子に腰をかけて、ストリントベルクの作劇術を読んでゐた。

東京帝国法科大学教授、長谷川謹造先生は、ヴエランダの籐椅子に腰をかけて、ストリントベルクの作劇術を読んでゐた。

浅草公園芥川竜之介30分以内8,937

1  浅草の仁王門の中に吊った、火のともらない大提灯。

1  浅草の仁王門の中に吊った、火のともらない大提灯。

蜃気楼芥川竜之介30分以内4,722

一  或秋の午頃、僕は東京から遊びに来た大学生のK君と一しょに蜃気楼を見に出かけて行った。

一  或秋の午頃、僕は東京から遊びに来た大学生のK君と一しょに蜃気楼を見に出かけて行った。

好色芥川竜之介30分以内11,043

平中といふ色ごのみにて、宮仕人はさらなり、人の女など忍びて見 ぬはなかりけり。

平中といふ色ごのみにて、宮仕人はさらなり、人の女など忍びて見 ぬはなかりけり。

大川の水芥川竜之介30分以内4,090

自分は、大川端に近い町に生まれた。

自分は、大川端に近い町に生まれた。

大正十二年九月一日の大震に際して芥川竜之介30分以内8,632

一 大震雑記       一  大正十二年八月、僕は一游亭と鎌倉へ行き、平野屋別荘の客となつた。

一 大震雑記       一  大正十二年八月、僕は一游亭と鎌倉へ行き、平野屋別荘の客となつた。

点鬼簿芥川竜之介30分以内4,393

一  僕の母は狂人だった。

一  僕の母は狂人だった。

片恋芥川竜之介30分以内4,541

(一しょに大学を出た親しい友だちの一人に、ある夏の午後京浜電車の中で遇ったら、こんな話を聞かせられた。)  この間、社の用でYへ行った時の話だ。

(一しょに大学を出た親しい友だちの一人に、ある夏の午後京浜電車の中で遇ったら、こんな話を聞かせられた。)  この間、社の用でYへ行った時の話だ。

雛芥川竜之介30分以内11,355

箱を出る顔忘れめや雛二対  蕪村  これは或老女の話である。

箱を出る顔忘れめや雛二対  蕪村  これは或老女の話である。

軍艦金剛航海記芥川竜之介30分以内6,628

一  暑いフロックを夏の背廣に着換へて外の連中と一しよに上甲板へ出てゐると、年の若い機關少尉が三人やつて來て、いろんな話をしてくれた。

一  暑いフロックを夏の背廣に着換へて外の連中と一しよに上甲板へ出てゐると、年の若い機關少尉が三人やつて來て、いろんな話をしてくれた。

お富の貞操芥川竜之介30分以内8,457

一  明治元年五月十四日の午過ぎだつた。

一  明治元年五月十四日の午過ぎだつた。

首が落ちた話芥川竜之介30分以内7,690

上  何小二は軍刀を抛り出すと、夢中で馬の頸にしがみついた。

上  何小二は軍刀を抛り出すと、夢中で馬の頸にしがみついた。

影芥川竜之介30分以内10,500

横浜。

横浜。

妙な話芥川竜之介30分以内4,833

ある冬の夜、私は旧友の村上と一しょに、銀座通りを歩いていた。

ある冬の夜、私は旧友の村上と一しょに、銀座通りを歩いていた。

闇中問答芥川竜之介30分以内6,183

一 或声 お前は俺の思惑とは全然違つた人間だつた。

一 或声 お前は俺の思惑とは全然違つた人間だつた。

おしの芥川竜之介30分以内4,179

ここは南蛮寺の堂内である。

ここは南蛮寺の堂内である。

袈裟と盛遠芥川竜之介30分以内7,590

上  夜、盛遠が築土の外で、月魄を眺めながら、落葉を踏んで物思いに耽っている。

上  夜、盛遠が築土の外で、月魄を眺めながら、落葉を踏んで物思いに耽っている。

或敵打の話芥川竜之介30分以内9,339

発端  肥後の細川家の家中に、田岡甚太夫と云う侍がいた。

発端  肥後の細川家の家中に、田岡甚太夫と云う侍がいた。

海のほとり芥川竜之介30分以内6,134

一  ……雨はまだ降りつづけていた。

一  ……雨はまだ降りつづけていた。

二つの手紙芥川竜之介30分以内11,834

ある機会で、予は下に掲げる二つの手紙を手に入れた。

ある機会で、予は下に掲げる二つの手紙を手に入れた。

葱芥川竜之介30分以内8,193

おれは締切日を明日に控えた今夜、一気呵成にこの小説を書こうと思う。

おれは締切日を明日に控えた今夜、一気呵成にこの小説を書こうと思う。

老いたる素戔嗚尊芥川竜之介30分以内11,951

一  高志の大蛇を退治した素戔嗚は、櫛名田姫を娶ると同時に、足名椎が治めてゐた部落の長となる事になつた。

一  高志の大蛇を退治した素戔嗚は、櫛名田姫を娶ると同時に、足名椎が治めてゐた部落の長となる事になつた。

馬の脚芥川竜之介30分以内11,059

この話の主人公は忍野半三郎と言う男である。

この話の主人公は忍野半三郎と言う男である。

竜芥川竜之介30分以内9,420

一  宇治の大納言隆国「やれ、やれ、昼寝の夢が覚めて見れば、今日はまた一段と暑いようじゃ。あの松ヶ枝の藤の花さえ、ゆさりとさせるほどの風も吹かぬ。いつもは涼しゅう聞える泉の音も、どうやら油蝉の声にまぎれて、反って暑苦しゅうなってしもうた。どれ、また童部たちに煽いででも貰おうか。 「何、往来のものどもが集った? ではそちらへ参ると致そう。童部たちもその大団扇を忘れずに後からかついで参れ。 「やあ、

一  宇治の大納言隆国「やれ、やれ、昼寝の夢が覚めて見れば、今日はまた一段と暑いようじゃ。あの松ヶ枝の藤の花さえ、ゆさりとさせるほどの風も吹かぬ。いつもは涼しゅう聞える泉の音も、どうやら油蝉の声にまぎれて、反って暑苦しゅうなってしもうた。どれ、また童部たちに煽いででも貰おうか。 「何、往来のものどもが集った? ではそちらへ参ると致そう。童部たちもその大団扇を忘れずに後からかついで参れ。 「やあ、

さまよえる猶太人芥川竜之介30分以内6,863

基督教国にはどこにでも、「さまよえる猶太人」の伝説が残っている。

基督教国にはどこにでも、「さまよえる猶太人」の伝説が残っている。

お時儀芥川竜之介30分以内4,082

保吉は三十になったばかりである。

保吉は三十になったばかりである。

るしへる芥川竜之介30分以内4,344

天主初成世界  随造三十六神  第一鉅神  云輅斉布児(中略)  自謂其智与天主等  天主怒而貶入地獄(中略)  輅斉雖入地獄受苦  而一半魂神作魔鬼遊行世間  退人善念 ―左闢第三闢裂性中艾儒略荅許大受語― 一  破提宇子と云う天主教を弁難した書物のある事は、知っている人も少くあるまい。

天主初成世界  随造三十六神  第一鉅神  云輅斉布児(中略)  自謂其智与天主等  天主怒而貶入地獄(中略)  輅斉雖入地獄受苦  而一半魂神作魔鬼遊行世間  退人善念 ―左闢第三闢裂性中艾儒略荅許大受語― 一  破提宇子と云う天主教を弁難した書物のある事は、知っている人も少くあるまい。

温泉だより芥川竜之介30分以内6,128

……わたしはこの温泉宿にもう一月ばかり滞在しています。

……わたしはこの温泉宿にもう一月ばかり滞在しています。

一夕話芥川竜之介30分以内6,013

「何しろこの頃は油断がならない。和田さえ芸者を知っているんだから。」  藤井と云う弁護士は、老酒の盃を干してから、大仰に一同の顔を見まわした。

「何しろこの頃は油断がならない。和田さえ芸者を知っているんだから。」  藤井と云う弁護士は、老酒の盃を干してから、大仰に一同の顔を見まわした。

開化の殺人芥川竜之介30分以内8,434

下に掲げるのは、最近予が本多子爵(仮名)から借覧する事を得た、故ドクトル・北畠義一郎(仮名)の遺書である。

下に掲げるのは、最近予が本多子爵(仮名)から借覧する事を得た、故ドクトル・北畠義一郎(仮名)の遺書である。

煙管芥川竜之介30分以内6,576

一  加州石川郡金沢城の城主、前田斉広は、参覲中、江戸城の本丸へ登城する毎に、必ず愛用の煙管を持って行った。

一  加州石川郡金沢城の城主、前田斉広は、参覲中、江戸城の本丸へ登城する毎に、必ず愛用の煙管を持って行った。

案頭の書芥川竜之介30分以内4,024

一 古今実物語 一  大阪の画工北※の著はせる古今実物語と云ふ書あり。

一 古今実物語 一  大阪の画工北※の著はせる古今実物語と云ふ書あり。