作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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青空文庫で公開されている夢野久作の全作品を、おすすめ人気順で表示しています。
作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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冗談に殺す | 夢野久作 | 60分以内 | |
私は「完全な犯罪」なぞいうものは空想の一種としか考えていなかった。 | |||
木魂 | 夢野久作 | 1時間〜 | |
……俺はどうしてコンナ処に立ち佇(ど)まっているのだろう……踏切線路の中央に突立って、自分の足下をボンヤリ見詰めているのだろう……汽車が来たら轢(ひ)き殺されるかも知れないのに……。 | |||
一足お先に | 夢野久作 | 1時間〜 | |
……聖書に曰(いわ)く「もし汝(なんじ)の右の眼、なんじを罪に陥さば、抉(えぐ)り出してこれを棄てよ……もし右の手、なんじを罪に陥さばこれを断り棄てよ。 | |||
老巡査 | 夢野久作 | 30分以内 | |
睦田老巡査はフト立ち止まって足下を見た。 | |||
衝突心理 | 夢野久作 | 30分以内 | |
昭和九年四月一日の午前十時頃、神奈川県川崎の警察署へ新聞記者が五六人集まって、交通巡査から夕刊記事を貰っていた。 | |||
無系統虎列剌 | 夢野久作 | 30分以内 | |
法医学者の不平を話せ。 | |||
近眼芸妓と迷宮事件 | 夢野久作 | 60分以内 | |
俺の刑事生活中の面白い体験を話せって云うのか。 | |||
継子 | 夢野久作 | 60分以内 | |
どこか遠くで一つか二つか鳴るボンボン時計の音を聞くと、睡むられずにいた玲子はソッと起上った。 | |||
人間レコード | 夢野久作 | 30分以内 | |
昭和×年の十月三日午後六時半。 | |||
芝居狂冒険 | 夢野久作 | 30分以内 | |
芝居狂冒険夢野久作「末期(いまわ)の際(きわ)にタッタ一言……タタタ、[#底本では「、」が脱落]タッタ一言……コレエ……」万平は板を並べ換える片手間に、奇妙な声を出して頭を振り立てた。 | |||
冥土行進曲 | 夢野久作 | 1時間〜 | |
昭和×年四月二十七日午後八時半……。 | |||
オンチ | 夢野久作 | 60分以内 | |
大戦後の好景気に煽られた星浦製鉄所は、昼夜兼行の黒烟を揚げていた。 | |||
斬られたさに | 夢野久作 | 60分以内 | |
「アッハッハッハッハッ……」冷めたい、底意地の悪るそうな高笑いが、小雨の中の片側松原から聞こえて来た。 | |||
白くれない | 夢野久作 | 1時間〜 | |
残怨白紅花盛余多人切支丹寺「ふうん読めんなあ。 | |||
名娼満月 | 夢野久作 | 60分以内 | |
人皇百十六代桃園天皇の御治世。 | |||
所感 | 夢野久作 | 10分以内 | |
「アヤカシの鼓」当選後の所感を書けとのことですが、只今のところ私のあたまは諸大家の御評を拝してすっかりたたきつけられていまして、いくらか残っていた自画自讃みたような気もちまでもパンクしてしまったばかりのところなので、所感なぞいう気もちにはとてもなれません。 | |||
ナンセンス | 夢野久作 | 10分以内 | |
私には「探偵趣味」という意味がハッキリとわからない。 | |||
涙香・ポー・それから | 夢野久作 | 10分以内 | |
探偵小説作家なぞと呼ばれて返事を差出すのは、如何にも烏滸(おこ)がましい気がして赤面します。 | |||
挿絵と闘った話 | 夢野久作 | 5分以内 | |
「犬神博士」は私が何等の自信もないままに、突然福日社から頼まれたものです。 | |||
路傍の木乃伊 | 夢野久作 | 10分以内 | |
私は遠からず路傍の木乃伊になってしまいそうな気がする。 | |||
書けない探偵小説 | 夢野久作 | 10分以内 | |
素晴らしい探偵小説が書きたい。 | |||
探偵小説の正体 | 夢野久作 | 30分以内 | |
探偵小説はジフテリヤの血清に似ている。 | |||
スランプ | 夢野久作 | 10分以内 | |
――ぷろふいる社御中――申訳ありません。 | |||
探偵小説の真使命 | 夢野久作 | 30分以内 | |
探偵小説が下火になって来た。 | |||
甲賀三郎氏に答う | 夢野久作 | 30分以内 | |
ぷろふいる誌、九月号所載、甲賀三郎氏の「探偵小説講話」末尾に於て、特に私が文芸通信誌上に書いた「探偵小説の真使命」と称する一文のために「夢野久作君に問う」の一項を設けられたについて御回答申上る事を近頃の欣快とし且つ光栄とするところである。 | |||
私の好きな読みもの | 夢野久作 | 5分以内 | |
こんな事を書くと文学青年じみるが、事実文学青年の古手に相違ないのだから仕方がない。 | |||
創作人物の名前について | 夢野久作 | 30分以内 | |
これは探偵小説に限らない。 | |||
探偵小説漫想 | 夢野久作 | 5分以内 | |
何か書かなければならない。 | |||
近世快人伝 | 夢野久作 | 1時間〜 | |
まえがき筆者の記憶に残っている変った人物を挙げよ……という当代一流の尖端雑誌新青年子の註文である。 | |||
父杉山茂丸を語る | 夢野久作 | 60分以内 | |
白ッポイ着物に青い博多織の帯を前下りに締めて紋付の羽織を着て、素足に駒下駄を穿(は)いた父の姿が何よりも先に眼に浮かぶ。 | |||
梅津只円翁伝 | 夢野久作 | 1時間〜 | |
梅津只圓翁の生涯故梅津只圓翁の名前を記憶している人が現在、全国に何人居るであろうか。 | |||
謡曲黒白談 | 夢野久作 | 30分以内 | |
謡曲嫌いの事世の中には謡曲嫌いと称する人が大層多くて、到る処謡曲の攻撃を為て廻わって、甚だしきに到っては謡曲亡国論なぞを唱える人がある。 | |||
鼻の表現 | 夢野久作 | 1時間〜 | |
はしがき「鼻の表現」なぞいう標題を掲げますと、人を馬鹿にしている――大方おしまいにお化粧品の効能書きでも出て来るのじゃないかと、初めから鼻であしらってしまわれる方が無いとも限りません。 | |||
月蝕 | 夢野久作 | 5分以内 | |
★鋼のように澄みわたる大空のまん中で月がすすり泣いている。 | |||
微笑 | 夢野久作 | 5分以内 | |
それは可愛らしい、お河童さんの人形であった。 | |||
能ぎらい/能好き/能という名前 | 夢野久作 | 30分以内 | |
能ぎらい日本には「能ぎらい」と称する人が多い。 | |||
けむりを吐かぬ煙突 | 夢野久作 | 60分以内 | |
外はスゴイ月夜であった。 | |||
女坑主 | 夢野久作 | 60分以内 | |
「ホホホ。 | |||
狂歌師赤猪口兵衛 | 夢野久作 | 1時間〜 | |
「オ……オ……和尚様。 | |||
お茶の湯満腹談 | 夢野久作 | 10分以内 | |
久し振りに上京すると感心する事ばかりである。 | |||
怪青年モセイ | 夢野久作 | 5分以内 | |
夏冬繁緒、河東茂生、滋岡透、そのほかいろいろ……田舎者の私は、みんな別々の人間のペンネームかと思っていた。 | |||
「生活」+「戦争」+「競技」÷0=能 | 夢野久作 | 10分以内 | |
┏━━━━━━━┓┃「生活」│┃┃+│┃┏━┓┃「戦争」│0┃=┃能┃┃+│┃┗━┛┃「競技」│┃┗━━━━━━━┛この標題は表現派の禁厭札ではない。 | |||
ざんげの塔 | 夢野久作 | 10分以内 | |
「女を見て美しいと思うものは、罪を犯した者だ」という基督の眼から見れば、たいていの人間は犯罪者……だと思う。 | |||
線路 | 夢野久作 | 10分以内 | |
カラリと晴れた冬のまひるであった。 | |||
塵 | 夢野久作 | 10分以内 | |
塵(ちり)だ。 | |||
道成寺不見記 | 夢野久作 | 10分以内 | |
恩師の一世一代という意味ばかりではない。 | |||
呑仙士 | 夢野久作 | 10分以内 | |
筆者は酒が一滴も飲めないのに、友達は皆酒豪ばかりと言っていい。 | |||
古い日記の中から | 夢野久作 | 5分以内 | |
俺に取って金は空気と同じものだ、何が税金だと直木が笑った。 | |||
実さんの精神分析 | 夢野久作 | 30分以内 | |
実さんの精神分析と言っても、私が実さんの精神を分析するのじゃない。 | |||
良心・第一義 | 夢野久作 | 5分以内 | |
良心財産を私有する勿れ心念を私有する勿れ汝の全霊を万有進化の流れと共鳴一致せしめよ常に無限なれ万古に清朗なれ良心は一切の本能が互いに統制し、自他の共鳴を完全にして、人文の進化を極致に導き来り、導きつつあり、導き行かんとする人類共通の最重大の本能也。 |