1時間〜で読める小林多喜二の長編作品
青空文庫で公開されている小林多喜二の作品の中で、おおよその読了目安時間が「1時間〜」の長編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
1-6件 / 全6件
作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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蟹工船 | 小林多喜二 | 1時間〜 | |
「おい地獄さ行ぐんだで!」二人はデッキの手すりに寄りかかって、蝸牛が背のびをしたように延びて、海を抱え込んでいる函館の街を見ていた。 | |||
党生活者 | 小林多喜二 | 1時間〜 | |
洗面所で手を洗っていると、丁度窓の下を第二工場の連中が帰りかけたとみえて、ゾロ/\と板草履や靴バキの音と一緒に声高な話声が続いていた。 | |||
不在地主 | 小林多喜二 | 1時間〜 | |
この一篇を、「新農民読本」として全国津々浦々の「小作人」と「貧農」に捧げる。 | |||
一九二八年三月十五日 | 小林多喜二 | 1時間〜 | |
お惠には、それはさう仲々慣れきることの出來ない事だつた。 | |||
工場細胞 | 小林多喜二 | 1時間〜 | |
上金網の張ってある窓枠に両手がかゝって――その指先きに力が入ったと思うと、男の顔が窓に浮かんできた。 | |||
防雪林 | 小林多喜二 | 1時間〜 | |
[#ページの左右中央]北海道に捧ぐ[#改丁]十月の末だつた。 |
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