10分以内で読める永井荷風の短編作品
青空文庫で公開されている永井荷風の作品の中で、おおよその読了目安時間が「10分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
1-28件 / 全28件
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
|---|---|---|---|
| 猥褻独問答 | 永井荷風 | 10分以内 | |
○猥※[#「褒」の「保」に代えて「執」、U+465D、245-2]なる文学絵画の世を害する事元より論なし。 | |||
| 浅草むかしばなし | 永井荷風 | 10分以内 | |
浅草公園のはなしもあんまり古いことは大抵忘れてしまったからここでは話すことはできない。 | |||
| 砂糖 | 永井荷風 | 10分以内 | |
病めるが上にも年々更に新しき病を増すわたしの健康は、譬えて見れば雨の漏る古家か虫の喰った老樹の如きものであろう。 | |||
| 春雨の夜 | 永井荷風 | 10分以内 | |
雨戸がしまったので午後から降出した雨の音は殆ど聞えなくなった。 | |||
| 亜米利加の思出 | 永井荷風 | 10分以内 | |
皆様も御存じの通り私は若い時亜米利加に居たことはありますが、何しろ幾十年もむかしの事ですから、その時分の話をしてみたところで、今の世には何の用にもなりますまい。 | |||
| 虫の声 | 永井荷風 | 10分以内 | |
東京の町に生れて、そして幾十年という長い月日をここに送った……。 | |||
| 墓畔の梅 | 永井荷風 | 10分以内 | |
ふるさとの東京には、去年の秋流寓先から帰ったその日、ほんの一夜を明したばかりなので、その後は東京の町がどうなったか、何も知るよしがない。 | |||
| 枇杷の花 | 永井荷風 | 10分以内 | |
顔を洗う水のつめたさが、一朝ごとに身に沁みて、いよいよつめたくなって来る頃である。 | |||
| 出版屋惣まくり | 永井荷風 | 10分以内 | |
文学書類を出版する本屋も私は明治三十四、五年頃から今日まで関係していることだから話をしだせば限りがないくらい沢山あります。 | |||
| 国民性の問題 | 永井荷風 | 10分以内 | |
現代における芸術の問題は要するに日本の国民性全体についての問題である。 | |||
| 噂ばなし | 永井荷風 | 10分以内 | |
戦死したと思われていた出征者が停戦の後生きて還って来た話は、珍しくないほど随分あるらしい。 | |||
| 路地 | 永井荷風 | 10分以内 | |
鉄橋と渡船との比較からこゝに思起されるのは立派な表通の街路に対して其の間々に隠れてゐる路地の興味である。 | |||
| 鴎外全集刊行の記 | 永井荷風 | 10分以内 | |
森先生著述の全集十八卷いよ/\印に付せられんとす。 | |||
| 古本評判記 | 永井荷風 | 10分以内 | |
一、そも/\都下の古本屋に二種ありなぞと事々しく説明するまでもなし。 | |||
| 新帰朝者日記 拾遺 | 永井荷風 | 10分以内 | |
二月五日 葉山の別邸に父を訪ねた。 | |||
| 百花園 | 永井荷風 | 10分以内 | |
友の来って誘うものあれば、わたくしは今猶向島の百花園に遊ぶことを辞さない。 | |||
| 町中の月 | 永井荷風 | 10分以内 | |
灯火のつきはじめるころ、銀座尾張町の四辻で電車を降ると、夕方の澄みわたつた空は、真直な広い道路に遮られるものがないので、時々まんまるな月が見渡す建物の上に、少し黄ばんだ色をして、大きく浮んでゐるのを見ることがある。 | |||
| 花より雨に | 永井荷風 | 10分以内 | |
しづかな山の手の古庭に、春の花は支那の詩人が春風二十四番と数へたやう、梅、連翹、桃、木蘭、藤、山吹、牡丹、芍薬と順々に咲いては散つて行つた。 | |||
| 自選 荷風百句 | 永井荷風 | 10分以内 | |
(自選) 荷風百句序 わが発句の口吟、もとより集にあむべき心とてもなかりしかば、書きもとどめず、年とともに大方は忘れはてしに、おりおり人の訪来りて、わがいなむをも聴かず、短冊色帋なんど請わるるものから、是非もなく旧句をおもい出して責ふさぐことも、やがて度重るにつれ、過ぎにし年月、下町のかなたこなたに佗住いして、朝夕の湯帰りに見てすぎし町のさま、又は女どもと打つどいて三味線引きならいたる夜々の | |||
| 帝国劇場のオペラ | 永井荷風 | 10分以内 | |
哀愁の詩人ミュッセが小曲の中に、青春の希望元気と共に銷磨し尽した時この憂悶を慰撫するもの音楽と美姫との外はない。 | |||
| 夜あるき | 永井荷風 | 10分以内 | |
余は都会の夜を愛し候。 | |||
| 十九の秋 | 永井荷風 | 10分以内 | |
近年新聞紙の報道するところについて見るに、東亜の風雲はますます急となり、日支同文の邦家も善鄰の誼しみを訂めている遑がなくなったようである。 | |||
| 一夕 | 永井荷風 | 10分以内 | |
一 小説家二、三人打寄りて四方山の話したりし時一人のいひけるはおよそ芸術を業とするものの中にて我国当世の小説家ほど気の毒なるはなし。 | |||
| 巷の声 | 永井荷風 | 10分以内 | |
日々門巷を過る物売の声もおのずから時勢の推移を語っている。 | |||
| 矢立のちび筆 | 永井荷風 | 10分以内 | |
或人に答ふる文 思へば千九百七、八年の頃のことなり。 | |||
| 木犀の花 | 永井荷風 | 10分以内 | |
木犀の花がさくのは中秋十五夜の月を見るころである。 | |||
| 怠倦 | 永井荷風 | 10分以内 | |
この春朝日新聞の紙上に「冷笑」と云う小説を書いていた時に、自分はその日の朝机に向って書き綴った自分の文章が、毎日毎日機械的に翌日の新聞紙に載っているものを見て、何となく自分もいよいよ小説家になった。 | |||
| 初硯 | 永井荷風 | 10分以内 | |
一 家尊来青山人世に在せし頃よりいかなる故にや我家にては嘗て松のかざりせし事なし。 | |||
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