ブンゴウサーチ

5分以内で読める永井荷風の短編作品

青空文庫で公開されている永井荷風の作品の中で、おおよその読了目安時間が「5分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。

1-16件 / 全16件
作品名著者読了時間人気
断腸亭日乗永井荷風
5分以内
此断腸亭日記は初大正六年九月十六日より翌七年の春ころまで折※鉛筆もて手帳にかき捨て置きしものなりしがやがて二三月のころより改めて日日欠くことなく筆とらむと思定めし時前年の記を第一巻となしこの罫帋本に写直せしなり以後年と共に巻の数もかさなりて今茲昭和八年の春には十七巻となりぬ かぞへ見る日記の巻や古火桶 五十有五歳 荷風老人書
鴎外先生永井荷風
5分以内
凡てのいまはしい物の形をあからさまに照す日の光が、次第に薄らいで、色と響と匂のみ浮立つ黄昏の來るのを待つて、先生は「社會」と云ふ窮屈な室を出で、「科學」と云ふ鐵の門を後にして、決して躓いた事のない極めて規則正しい、寛濶な歩調で、獨り靜に藝術の庭を散歩する。
舞姫永井荷風
5分以内
お※! ローザ、トリアニ。
森先生の事永井荷風
5分以内
森先生の事に關してわたしは一時にいろ/\の雜誌や新聞から執筆を請はれてゐるが、今の場合何を書いてよいものか殆ど考をまとめる事ができない。
鴎外全集を読む永井荷風
5分以内
一文學美術の理論に關して疑問の起つた時にはまづ審美綱領と審美新説の二書を讀む。
枯葉の記永井荷風
5分以内
○ おのれにも飽きた姿や破芭蕉  香以山人の句である。
夕立永井荷風
5分以内
白魚、都鳥、火事、喧嘩、さては富士筑波の眺めとともに夕立もまた東都名物の一つなり。
鴎外記念館のこと永井荷風
5分以内
森鴎外先生の記念館が先生の健在中その居邸の立つてゐた駒込千駄木町十九番地に建てられると云ふことで、わたくしは文京區※長井形卓三氏[#「井形卓三氏」は底本では「井形卓二氏」]、また建設委員會事務長代理中出忠勝氏の訪問を受けた。
「麻布襍記」叙永井荷風
5分以内
麻布襍記収むるところの小説雑録随筆のたぐい皆そのおりおり月刊文学雑誌の嘱を受けて一時の責を塞ぎしものに過ぎず。
佛蘭西人の観たる鴎外先生永井荷風
5分以内
佛蘭西人アルベール・メーボン著今日の日本と云ふ書に著者が鴎外先生を上野博物館に訪問したる記事あり。
向島永井荷風
5分以内
隅田川の水はいよいよ濁りいよいよ悪臭をさえ放つようになってしまったので、その後わたくしは一度も河船には乗らないようになったが、思い返すとこの河水も明治大正の頃には奇麗であった。
水のながれ永井荷風
5分以内
戦争後、市川の町はずれに卜居したことから、以前麻布に住んでいた頃よりも東京へ出るたびたび隅田川の流れを越して浅草の町々を行過る折が多くなったので、おのずと忘れられたその時々の思出を繰返して見る日もまた少くないようになった。
鐘の声永井荷風
5分以内
住みふるした麻布の家の二階には、どうかすると、鐘の声の聞えてくることがある。
葡萄棚永井荷風
5分以内
浅草公園の矢場銘酒屋のたぐひ近頃に至りて大方取払はれし由聞きつたへて誰なりしか好事の人の仔細らしく言ひけるは、かかるいぶせき処のさまこそ忘れやらぬ中絵にも文にもなして写し置くべきなれ。
来青花永井荷風
5分以内
藤山吹の花早くも散りて、新樹のかげ忽ち小暗く、盛久しき躑躅の花の色も稍うつろひ行く時、松のみどりの長くのびて、金色の花粉風来れば烟の如く飛びまがふ。
細雪妄評永井荷風
5分以内
小説の巧拙を論ずるには篇中の人物がよく躍如としているか否かを見て、これを言えば概して間違いはない。
※©マークのついた作品は著作権が存続しています。 詳細は青空文庫公式サイトの取り扱い基準をご確認のうえ、取り扱いの際は十分注意してください。