若山牧水の全作品
青空文庫で公開されている若山牧水の全作品を、おすすめ人気順で表示しています。
1-50件 / 全60件
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
|---|---|---|---|
| みなかみ紀行 | 若山牧水 | 1時間〜 | |
序文 幼い紀行文をまた一冊に纏めて出版することになった。 | |||
| 青年僧と叡山の老爺 | 若山牧水 | 30分以内 | |
一週間か十日ほどの予定で出かけた旅行から丁度十七日目に帰って来た。 | |||
| 沼津千本松原 | 若山牧水 | 10分以内 | |
私が沼津に越して来ていつか七年経つた。 | |||
| 梅雨紀行 | 若山牧水 | 30分以内 | |
發動機船は棧橋を離れやうとし、若い船員は纜を解いてゐた。 | |||
| みなかみ紀行 | 若山牧水 | 1時間〜 | |
十月十四日午前六時沼津發、東京通過、其處よりM―、K―、の兩青年を伴ひ、夜八時信州北佐久郡御代田驛に汽車を降りた。 | |||
| 村住居の秋 | 若山牧水 | 10分以内 | |
小さな流 この沼津の地に移住を企てゝ初めて私がこの家を見に来た時、その時は村の旧家でいま村医などを勤めてゐる或る老人と、その息子さんと、この家の差配をしてゐる年寄の百姓との四人連で、その老医の息子さんが私たちの結んでゐる歌の社中の一人であるところから斯んな借家の世話などを頼むことになつたのであつたが、先づ私の眼のついたのは門の前を流れてゐる小さな流であつた。 | |||
| 秋草と虫の音 | 若山牧水 | 10分以内 | |
秋草の花のうち、最も早く咲くは何であらう。 | |||
| 渓をおもふ | 若山牧水 | 10分以内 | |
疲れはてしこころのそこに時ありてさやかにうかぶ渓のおもかげ いづくとはさやかにわかねわがこころさびしきときし渓川の見ゆ 独りゐてみまほしきものは山かげの巌が根ゆける細渓の水 巌が根につくばひをりて聴かまほしおのづからなるその渓の音 二三年前の、矢張り夏の真中であつたかとおもふ。 | |||
| なまけ者と雨 | 若山牧水 | 5分以内 | |
降るか照るか、私は曇日を最も嫌ふ。 | |||
| 家のめぐり | 若山牧水 | 5分以内 | |
先づ野蒜を取つてたべた。 | |||
| 酒と歌 | 若山牧水 | 5分以内 | |
今まで自分のして來たことで多少とも眼だつものは矢張り歌を作つて來た事だけの樣である。 | |||
| 鴉と正覚坊 | 若山牧水 | 10分以内 | |
正覺坊 いつもより少し時間は遲かつたが、晩酌前の散歩をして來ようと庭つゞきの濱の松原へ出かけて行つた。 | |||
| 鳳来寺紀行 | 若山牧水 | 30分以内 | |
沼津から富士の五湖を※つて富士川を渡り身延に登り、その奧の院七面山から山づたひに駿河路に越え、梅ヶ島といふ人の知らない山奧の温泉に浸つて見るも面白からうし、其處から再び東海道線に出て鷲津驛から濱名湖を横ぎり、名のみは久しく聞いてゐる奧山半僧坊に詣で、地圖で見れば其處より四五里の距離に在るらしい三河新城町に※つて其處の實家に病臥してゐるK――君を見舞ひ、なほ其處から遠くない鳳來山に登り、山中に在ると | |||
| 樹木とその葉 | 若山牧水 | 5分以内 | |
それほどにうまきかとひとの問ひたらば何と答へむこの酒の味 眞實、菓子好の人が菓子を、渇いた人が水を、口にした時ほどのうまさをば酒は持つてゐないかも知れない。 | |||
| 樹木とその葉 | 若山牧水 | 30分以内 | |
私は草鞋を愛する、あの、枯れた藁で、柔かにまた巧みに、作られた草鞋を。 | |||
| 樹木とその葉 | 若山牧水 | 60分以内 | |
その一 伊豫の今治から尾の道がよひの小さな汽船に乘つて、一時間ほども來たかとおもふ頃、船は岩城島といふ小さな島に寄つた。 | |||
| 樹木とその葉 | 若山牧水 | 10分以内 | |
夏と旅とがよく結び付けられて稱へらるゝ樣になつたが、私は夏の旅は嫌ひである。 | |||
| 樹木とその葉 | 若山牧水 | 5分以内 | |
わが家の、 北に面した庭に、 南天、柘榴、檜葉、松、楓の木が 小さな木立をなしてゐる。 | |||
| 樹木とその葉 | 若山牧水 | 10分以内 | |
今月號の或雜誌に佛法僧鳥のことが書いてあつた。 | |||
| 樹木とその葉 | 若山牧水 | 5分以内 | |
きさらぎは梅咲くころは年ごとにわれのこころのさびしかる月 梅の花が白くつめたく一輪二輪と枯れた樣な枝のさきに見えそむる。 | |||
| 樹木とその葉 | 若山牧水 | 5分以内 | |
旅と云つても、ほんの一夜泊の話なのですが――。 | |||
| 樹木とその葉 | 若山牧水 | 10分以内 | |
或る日の午前十一時頃、書き惱んでゐる急ぎの原稿とその催促の電報と小さな時計とを机の上に並べながら、私は甚だ重苦しい心持になつてゐた。 | |||
| 樹木とその葉 | 若山牧水 | 10分以内 | |
武藏から上野へかけて平原を横切つて汽車が碓氷にかゝらうとする、その左手の車窓に沿うて仰がるゝ妙義山の大岩壁は確かに信越線中での一異景である。 | |||
| 樹木とその葉 | 若山牧水 | 30分以内 | |
くもり日は頭重かるわが癖のけふも出で來て歩む松原 三月××日 千本松原を詠んだなかの一首に斯んな歌があつたが、けふもまたその頭の重い曇り日であつた。 | |||
| 樹木とその葉 | 若山牧水 | 30分以内 | |
一週間か十日ほどの豫定で出かけた旅行から丁度十七日目に歸つて來た。 | |||
| 樹木とその葉 | 若山牧水 | 10分以内 | |
日向の山奧から出て來て先づ私の下宿したのは麹町の三番町であつた。 | |||
| 樹木とその葉 | 若山牧水 | 30分以内 | |
駿河灣一帶の風光といふとどうしても富士山がその焦點になる。 | |||
| 樹木とその葉 | 若山牧水 | 5分以内 | |
私は宗教といふものを持たない。 | |||
| 樹木とその葉 | 若山牧水 | 10分以内 | |
貧しとし時にはなげく時としてその貧しさを忘れてもをる ゆく水のとまらぬこころ持つといへどをりをり濁る貧しさゆゑに 小生の貧困時代は首尾を持つてゐない。 | |||
| 樹木とその葉 | 若山牧水 | 5分以内 | |
いちはやく秋風の音をやどすぞと長き葉めでて蜀黍は植う 私は蜀黍の葉が好きである。 | |||
| 樹木とその葉 | 若山牧水 | 5分以内 | |
生の歡びを感ずる時は、つまり自己を感ずる時だとおもふ。 | |||
| 樹木とその葉 | 若山牧水 | 5分以内 | |
光を含んだ綿雲が、軒端に見える空いつぱいに輝いて、庭木といふ庭木は葉先ひとつ動かさず、それぞれに雲の光を宿して濡れた樣に靜まつてゐる。 | |||
| 樹木とその葉 | 若山牧水 | 30分以内 | |
この沼津に移つて來て、いつの間にか足掛五年の月日がたつてゐる。 | |||
| 樹木とその葉 | 若山牧水 | 30分以内 | |
駿河なる沼津より見れば富士が嶺の前に垣なせる愛鷹の山 東海道線御殿場驛から五六里に亙る裾野を走り下つて三島驛に出る。 | |||
| 樹木とその葉 | 若山牧水 | 5分以内 | |
○ 乾きたる 落葉のなかに栗の實を 濕りたる 朽葉がしたに橡の實を とりどりに 拾ふともなく拾ひもちて 今日の山路を越えて來ぬ 長かりしけふの山路 樂しかりしけふの山路 殘りたる紅葉は照りて 餌に餓うる鷹もぞ啼きし 上野の草津の湯より 澤渡の湯に越ゆる路 名も寂し暮坂峠 ○ 朝ごとに つまみとりて いただきつ ひとつづつ食ふ くれなゐの 酸ぱき梅干 これ食へば 水にあたらず 濃 | |||
| 樹木とその葉 | 若山牧水 | 5分以内 | |
冷たさよ わが身をつゝめ わが書齋の窓より見ゆる 遠き岡、岡のうへの木立 一帶に黝み靜もり 岡を掩ひ木立を照し わが窓さきにそゝぐ 夏の日の光に冷たさあれ わが凭る椅子 腕を投げし卓子 脚重くとどける疊 部屋をこめて動かぬ空氣 すべてみな氷のごとくなれ わがまなこ冷かに澄み あるとなきおもひを湛へ 勞れはてしこゝろは 森の奧に 古びたる池の如くにあれ あゝねがふ わが日の安らかさ わが日の | |||
| 樹木とその葉 | 若山牧水 | 5分以内 | |
底深い群青色の、表ほのかに燻りて弓形に張り渡したる眞晝の空、其處には力の滿ち極まつた靜寂の光輝があり、悲哀がある。 | |||
| 樹木とその葉 | 若山牧水 | 5分以内 | |
ソレ、君と通つて 此處なら屹度釣れると云つた あの淀み 富士からと天城からとの 二つの川の出合つた 大きな淀みに たうとう出かけて行つて釣つて見ました かなり重い錘でしたが 沈むのによほどかゝる 四尋からの深さがありました とろりとした水面に すれ/\に釣竿が影を落す それだけで私の心は大滿足でした 山の根はいゝが 惜しいことに 釣つてゐる上に道がある なるたけ身體を 小松の蔭にかくしてゐるのだが | |||
| 樹木とその葉 | 若山牧水 | 5分以内 | |
噴火口のあとともいふべき、山のいただきの、さまで大きからぬ湖。 | |||
| 樹木とその葉 | 若山牧水 | 5分以内 | |
私は日向國耳川(川口は神武天皇御東征の砌其處から初めて船を出されたといふ美々津港になつてゐます)の上流にあたる長細い峽谷の村に生れました。 | |||
| 樹木とその葉 | 若山牧水 | 30分以内 | |
東京にてM――兄。 | |||
| 樹木とその葉 | 若山牧水 | 30分以内 | |
昨年の八月いつぱいを伊豆西海岸、古宇といふ小さな漁村で過しました。 | |||
| 樹木とその葉 | 若山牧水 | 60分以内 | |
伊豆半島西海岸、古宇村、宿屋大谷屋の二階のことである。 | |||
| 樹木とその葉 | 若山牧水 | 10分以内 | |
信州白骨温泉は乘鞍嶽北側の中腹、海拔五千尺ほどの處に在る。 | |||
| 樹木とその葉 | 若山牧水 | 30分以内 | |
私はよく山歩きをする。 | |||
| 樹木とその葉 | 若山牧水 | 30分以内 | |
その一 酒の話。 | |||
| 樹木とその葉 | 若山牧水 | 5分以内 | |
著者 書くとなく書きてたまりし文章を一册にする時し到りぬ おほくこれたのまれて書きし文章にほのかに己が心動きをる 眞心のこもらぬにあらず金に代ふる見えぬにあらずわが文章に 幼く且つ拙しとおもふわが文を讀み選みつつ捨てられぬかも 自がこころ寂び古びなばこのごときをさなき文はまた書かざらむ 書きながら肱をちぢめしわがすがたわが文章になしといはなくに ちひさきは小さきままに伸びて張れる木の葉のすがたわ | |||
| 樹木とその葉 | 若山牧水 | 5分以内 | |
大正十年の春から同十三年の秋までに書いた隨筆を輯めてこの一册を編んだ。 | |||
| 樹木とその葉 | 若山牧水 | 30分以内 | |
櫻の花がかすかなひかりを含んで散りそめる。 | |||
| 樹木とその葉 | 若山牧水 | 5分以内 | |
降るか照るか、私は曇日を最も嫌ふ。 | |||
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