10分以内で読める若山牧水の短編作品
青空文庫で公開されている若山牧水の作品の中で、おおよその読了目安時間が「10分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
1-16件 / 全16件
作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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秋草と虫の音 | 若山牧水 | 10分以内 | |
秋草の花のうち、最も早く咲くは何であらう。 | |||
渓をおもふ | 若山牧水 | 10分以内 | |
疲れはてしこころのそこに時ありてさやかにうかぶ渓のおもかげいづくとはさやかにわかねわがこころさびしきときし渓川の見ゆ独りゐてみまほしきものは山かげの巌が根ゆける細渓の水巌が根につくばひをりて聴かまほしおのづからなるその渓の音二三年前の、矢張り夏の真中であつたかとおもふ。 | |||
なまけ者と雨 | 若山牧水 | 10分以内 | |
降るか照るか、私は曇日を最も嫌ふ。 | |||
家のめぐり | 若山牧水 | 10分以内 | |
先づ野蒜を取つてたべた。 | |||
庭さきの森の春 | 若山牧水 | 10分以内 | |
庭さきの森の春若山牧水濱へ出る漁師たちの徑に沿うたわたしの庭の垣根は、もと此處が桃畑であつた當時に用ゐられてゐた儘(まま)のを使つてゐる。 | |||
鮎釣に過した夏休み | 若山牧水 | 10分以内 | |
鮎釣に過した夏休み若山牧水わたしは、日向(ひうが)うまれである。 | |||
樹木とその葉 | 若山牧水 | 10分以内 | |
夏と旅とがよく結び付けられて稱(とな)へらるゝ樣になつたが、私は夏の旅は嫌ひである。 | |||
樹木とその葉 | 若山牧水 | 10分以内 | |
今月號の或雜誌に佛法僧鳥のことが書いてあつた。 | |||
樹木とその葉 | 若山牧水 | 10分以内 | |
或る日の午前十一時頃、書き惱んでゐる急ぎの原稿とその催促の電報と小さな時計とを机の上に並べながら、私は甚だ重苦しい心持になつてゐた。 | |||
樹木とその葉 | 若山牧水 | 10分以内 | |
武藏から上野へかけて平原を横切つて汽車が碓氷にかゝらうとする、その左手の車窓に沿うて仰がるゝ妙義山の大岩壁は確かに信越線中での一異景である。 | |||
樹木とその葉 | 若山牧水 | 10分以内 | |
日向の山奧から出て來て先づ私の下宿したのは麹町の三番町であつた。 | |||
樹木とその葉 | 若山牧水 | 10分以内 | |
貧しとし時にはなげく時としてその貧しさを忘れてもをるゆく水のとまらぬこころ持つといへどをりをり濁る貧しさゆゑに小生の貧困時代は首尾を持つてゐない。 | |||
樹木とその葉 | 若山牧水 | 10分以内 | |
信州白骨温泉は乘鞍嶽北側の中腹、海拔五千尺ほどの處に在る。 | |||
樹木とその葉 | 若山牧水 | 10分以内 | |
降るか照るか、私は曇日を最も嫌ふ。 | |||
水郷めぐり | 若山牧水 | 10分以内 | |
約束した樣なせぬ樣な六月廿五日に、細野君が誘ひにやつて來た。 | |||
村住居の秋 | 若山牧水 | 10分以内 | |
小さな流この沼津の地に移住を企てゝ初めて私がこの家を見に来た時、その時は村の旧家でいま村医などを勤めてゐる或る老人と、その息子さんと、この家の差配をしてゐる年寄の百姓との四人連で、その老医の息子さんが私たちの結んでゐる歌の社中の一人であるところから斯んな借家の世話などを頼むことになつたのであつたが、先づ私の眼のついたのは門の前を流れてゐる小さな流であつた。 |
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