10分以内で読める若山牧水の短編作品
青空文庫で公開されている若山牧水の作品の中で、おおよその読了目安時間が「10分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
1-14件 / 全14件
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
|---|---|---|---|
| 沼津千本松原 | 若山牧水 | 10分以内 | |
私が沼津に越して来ていつか七年経つた。 | |||
| 村住居の秋 | 若山牧水 | 10分以内 | |
小さな流 この沼津の地に移住を企てゝ初めて私がこの家を見に来た時、その時は村の旧家でいま村医などを勤めてゐる或る老人と、その息子さんと、この家の差配をしてゐる年寄の百姓との四人連で、その老医の息子さんが私たちの結んでゐる歌の社中の一人であるところから斯んな借家の世話などを頼むことになつたのであつたが、先づ私の眼のついたのは門の前を流れてゐる小さな流であつた。 | |||
| 秋草と虫の音 | 若山牧水 | 10分以内 | |
秋草の花のうち、最も早く咲くは何であらう。 | |||
| 渓をおもふ | 若山牧水 | 10分以内 | |
疲れはてしこころのそこに時ありてさやかにうかぶ渓のおもかげ いづくとはさやかにわかねわがこころさびしきときし渓川の見ゆ 独りゐてみまほしきものは山かげの巌が根ゆける細渓の水 巌が根につくばひをりて聴かまほしおのづからなるその渓の音 二三年前の、矢張り夏の真中であつたかとおもふ。 | |||
| 鴉と正覚坊 | 若山牧水 | 10分以内 | |
正覺坊 いつもより少し時間は遲かつたが、晩酌前の散歩をして來ようと庭つゞきの濱の松原へ出かけて行つた。 | |||
| 樹木とその葉 | 若山牧水 | 10分以内 | |
夏と旅とがよく結び付けられて稱へらるゝ樣になつたが、私は夏の旅は嫌ひである。 | |||
| 樹木とその葉 | 若山牧水 | 10分以内 | |
今月號の或雜誌に佛法僧鳥のことが書いてあつた。 | |||
| 樹木とその葉 | 若山牧水 | 10分以内 | |
或る日の午前十一時頃、書き惱んでゐる急ぎの原稿とその催促の電報と小さな時計とを机の上に並べながら、私は甚だ重苦しい心持になつてゐた。 | |||
| 樹木とその葉 | 若山牧水 | 10分以内 | |
武藏から上野へかけて平原を横切つて汽車が碓氷にかゝらうとする、その左手の車窓に沿うて仰がるゝ妙義山の大岩壁は確かに信越線中での一異景である。 | |||
| 樹木とその葉 | 若山牧水 | 10分以内 | |
日向の山奧から出て來て先づ私の下宿したのは麹町の三番町であつた。 | |||
| 樹木とその葉 | 若山牧水 | 10分以内 | |
貧しとし時にはなげく時としてその貧しさを忘れてもをる ゆく水のとまらぬこころ持つといへどをりをり濁る貧しさゆゑに 小生の貧困時代は首尾を持つてゐない。 | |||
| 樹木とその葉 | 若山牧水 | 10分以内 | |
信州白骨温泉は乘鞍嶽北側の中腹、海拔五千尺ほどの處に在る。 | |||
| 水郷めぐり | 若山牧水 | 10分以内 | |
約束した樣なせぬ樣な六月廿五日に、細野君が誘ひにやつて來た。 | |||
| 白骨温泉 | 若山牧水 | 10分以内 | |
嶮しい崖下の渓間に、宿屋が四軒、蕎麦屋が二軒、煎餅や絵葉書などを売る小店が一軒、都合唯だ七軒の家が一握りの狭い処に建って、そして郵便局所在地から八里の登りでその配達は往復二日がかり、乗鞍岳の北麓に当り、海抜四五千尺(?)春五月から秋十一月までが開業期間でその他の五個月は犬一疋残る事なく、それより三里下の村里に降って、あとはただ全く雪に埋れてしまう、と云えば大抵信州白骨温泉の概念は得られる事と思う。 | |||
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