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5分以内で読める若山牧水の短編作品

青空文庫で公開されている若山牧水の作品の中で、おおよその読了目安時間が「5分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。

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作品名著者読了時間人気
なまけ者と雨若山牧水
5分以内
降るか照るか、私は曇日を最も嫌ふ。
家のめぐり若山牧水
5分以内
先づ野蒜を取つてたべた。
酒と歌若山牧水
5分以内
今まで自分のして來たことで多少とも眼だつものは矢張り歌を作つて來た事だけの樣である。
樹木とその葉若山牧水
5分以内
それほどにうまきかとひとの問ひたらば何と答へむこの酒の味  眞實、菓子好の人が菓子を、渇いた人が水を、口にした時ほどのうまさをば酒は持つてゐないかも知れない。
樹木とその葉若山牧水
5分以内
わが家の、 北に面した庭に、 南天、柘榴、檜葉、松、楓の木が 小さな木立をなしてゐる。
樹木とその葉若山牧水
5分以内
きさらぎは梅咲くころは年ごとにわれのこころのさびしかる月  梅の花が白くつめたく一輪二輪と枯れた樣な枝のさきに見えそむる。
樹木とその葉若山牧水
5分以内
旅と云つても、ほんの一夜泊の話なのですが――。
樹木とその葉若山牧水
5分以内
私は宗教といふものを持たない。
樹木とその葉若山牧水
5分以内
いちはやく秋風の音をやどすぞと長き葉めでて蜀黍は植う  私は蜀黍の葉が好きである。
樹木とその葉若山牧水
5分以内
生の歡びを感ずる時は、つまり自己を感ずる時だとおもふ。
樹木とその葉若山牧水
5分以内
光を含んだ綿雲が、軒端に見える空いつぱいに輝いて、庭木といふ庭木は葉先ひとつ動かさず、それぞれに雲の光を宿して濡れた樣に靜まつてゐる。
樹木とその葉若山牧水
5分以内
○ 乾きたる 落葉のなかに栗の實を 濕りたる 朽葉がしたに橡の實を とりどりに 拾ふともなく拾ひもちて 今日の山路を越えて來ぬ 長かりしけふの山路 樂しかりしけふの山路 殘りたる紅葉は照りて 餌に餓うる鷹もぞ啼きし 上野の草津の湯より 澤渡の湯に越ゆる路 名も寂し暮坂峠    ○ 朝ごとに つまみとりて いただきつ ひとつづつ食ふ くれなゐの 酸ぱき梅干 これ食へば 水にあたらず 濃
樹木とその葉若山牧水
5分以内
冷たさよ わが身をつゝめ わが書齋の窓より見ゆる 遠き岡、岡のうへの木立 一帶に黝み靜もり 岡を掩ひ木立を照し わが窓さきにそゝぐ 夏の日の光に冷たさあれ わが凭る椅子 腕を投げし卓子 脚重くとどける疊 部屋をこめて動かぬ空氣 すべてみな氷のごとくなれ わがまなこ冷かに澄み あるとなきおもひを湛へ 勞れはてしこゝろは 森の奧に 古びたる池の如くにあれ あゝねがふ わが日の安らかさ わが日の
樹木とその葉若山牧水
5分以内
底深い群青色の、表ほのかに燻りて弓形に張り渡したる眞晝の空、其處には力の滿ち極まつた靜寂の光輝があり、悲哀がある。
樹木とその葉若山牧水
5分以内
ソレ、君と通つて 此處なら屹度釣れると云つた あの淀み 富士からと天城からとの 二つの川の出合つた 大きな淀みに たうとう出かけて行つて釣つて見ました かなり重い錘でしたが 沈むのによほどかゝる 四尋からの深さがありました とろりとした水面に すれ/\に釣竿が影を落す それだけで私の心は大滿足でした 山の根はいゝが 惜しいことに 釣つてゐる上に道がある なるたけ身體を 小松の蔭にかくしてゐるのだが
樹木とその葉若山牧水
5分以内
噴火口のあとともいふべき、山のいただきの、さまで大きからぬ湖。
樹木とその葉若山牧水
5分以内
私は日向國耳川(川口は神武天皇御東征の砌其處から初めて船を出されたといふ美々津港になつてゐます)の上流にあたる長細い峽谷の村に生れました。
樹木とその葉若山牧水
5分以内
著者 書くとなく書きてたまりし文章を一册にする時し到りぬ おほくこれたのまれて書きし文章にほのかに己が心動きをる 眞心のこもらぬにあらず金に代ふる見えぬにあらずわが文章に 幼く且つ拙しとおもふわが文を讀み選みつつ捨てられぬかも 自がこころ寂び古びなばこのごときをさなき文はまた書かざらむ 書きながら肱をちぢめしわがすがたわが文章になしといはなくに ちひさきは小さきままに伸びて張れる木の葉のすがたわ
樹木とその葉若山牧水
5分以内
大正十年の春から同十三年の秋までに書いた隨筆を輯めてこの一册を編んだ。
樹木とその葉若山牧水
5分以内
降るか照るか、私は曇日を最も嫌ふ。
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