樹木とその葉09 枯野の旅
若山牧水
『樹木とその葉』は青空文庫で公開されている若山牧水の短編作品。564文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
| 文字数 | 5分以内 564文字 |
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| 書き出し書出 | ○ 乾きたる 落葉のなかに栗の實を 濕りたる 朽葉がしたに橡の實を とりどりに 拾ふともなく拾ひもちて 今日の山路を越えて來ぬ 長かりしけふの山路 樂しかりしけふの山路 殘りたる紅葉は照りて 餌に餓うる鷹もぞ啼きし 上野の草津の湯より 澤渡の湯に越ゆる路 名も寂し暮坂峠 ○ 朝ごとに つまみとりて いただきつ ひとつづつ食ふ くれなゐの 酸ぱき梅干 これ食へば 水にあたらず 濃 |
| 初出 | |
| 底本 | 若山牧水全集 第七卷 |
| 表記 |
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