白骨温泉
若山牧水
『白骨温泉』は青空文庫で公開されている若山牧水の短編作品。3,079文字で、おおよそ10分以内で読むことができます。
| 文字数 | 10分以内 3,079文字 |
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| 書き出し書出 | 嶮しい崖下の渓間に、宿屋が四軒、蕎麦屋が二軒、煎餅や絵葉書などを売る小店が一軒、都合唯だ七軒の家が一握りの狭い処に建って、そして郵便局所在地から八里の登りでその配達は往復二日がかり、乗鞍岳の北麓に当り、海抜四五千尺(?)春五月から秋十一月までが開業期間でその他の五個月は犬一疋残る事なく、それより三里下の村里に降って、あとはただ全く雪に埋れてしまう、と云えば大抵信州白骨温泉の概念は得られる事と思う。 |
| 初出 | |
| 底本 | みなかみ紀行 |
| 表記 |
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