北原白秋の全作品
青空文庫で公開されている北原白秋の全作品を、おすすめ人気順で表示しています。
1-50件 / 全58件
作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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邪宗門 | 北原白秋 | 1時間〜 | |
父上に献ぐ父上、父上ははじめ望み給はざりしかども、児は遂にその生れたるところにあこがれて、わかき日をかくは歌ひつづけ候ひぬ。 | |||
思ひ出 | 北原白秋 | 1時間〜 | |
[#ページの左右中央]この小さき抒情小曲集をそのかみのあえかなりしわが母上と、愛弟 Tinka John に贈る。 | |||
東京景物詩及其他 | 北原白秋 | 1時間〜 | |
わかき日の饗宴を忍びてこの怪しき紺と青との詩集を[#ここから横組み]“PAN”[#ここで横組み終わり]とわが「屋上庭園」の友にささぐ[#改丁]東京夜曲[#改ページ]公園の薄暮ほの青き銀色の空気に、そことなく噴水の水はしたたり、薄明ややしばしさまかえぬほど、ふくらなる羽毛頸巻のいろなやましく女ゆきかふ。 | |||
わが敬愛する人々に | 北原白秋 | 10分以内 | |
凡てが小生には復と得難い哀しい省察の時を与へて呉れました。 | |||
新橋 | 北原白秋 | 10分以内 | |
私が東京に着いて一番に鋭く感じたのは新橋停車場の匂でした。 | |||
書斎と星 | 北原白秋 | 5分以内 | |
『東京にはお星さんがないよ。 | |||
香ひの狩猟者 | 北原白秋 | 10分以内 | |
幽かに香ひはのぼる。 | |||
白帝城 | 北原白秋 | 30分以内 | |
「ほら、あれがお城だよ。 | |||
日本ライン | 北原白秋 | 30分以内 | |
舟は遡る。 | |||
水郷柳河 | 北原白秋 | 30分以内 | |
私の郷里柳河は水郷である。 | |||
神童の死 | 北原白秋 | 30分以内 | |
去年の秋、小田原の近在に意外の大惨虐が行はれた。 | |||
孟宗と七面鳥 | 北原白秋 | 5分以内 | |
閑雅な孟宗の枯れ色は私にとつて何より親しく感じられる。 | |||
畑の祭 | 北原白秋 | 60分以内 | |
[#ページの左右中央]山景[#改ページ]崖の上の麦畠真赤なお天道さんが上らつしやる。 | |||
第二邪宗門 | 北原白秋 | 1時間〜 | |
円燈飢渇あな熱し、あな苦し、あなたづたづし。 | |||
桐の花とカステラ | 北原白秋 | 10分以内 | |
桐の花とカステラの時季となつた。 | |||
真珠抄 | 北原白秋 | 30分以内 | |
[#ページの左右中央]印度更紗の言葉心ゆくまでわれはわが思ふほどのことをしつくさむ。 | |||
蜜柑山散策 | 北原白秋 | 30分以内 | |
蜜柑山でも見に行かうかと、日向ぼつこから私が立つと、夕暮君も、それはよからうと続いて立ち上つた。 | |||
黒檜 | 北原白秋 | 1時間〜 | |
[#ページの左右中央][#改ページ]黒檜の沈静なる、花塵をさまりて或は識るを得べきか。 | |||
春の暗示 | 北原白秋 | 10分以内 | |
25. ※(かげ). 10.午後三時過ぎ、薄黄水仙の浅葱の新芽枯れたる芝生のなかに仕切られたる円形或は長方形の花壇のなかに二寸ばかり萌えいづ。 | |||
海豹と雲 | 北原白秋 | 1時間〜 | |
風格高うして貴く、気韻清明にして、初めて徹る。 | |||
新頌 | 北原白秋 | 60分以内 | |
[#ページの左右中央]海道東征[#改ページ]海道東征第一章高千穂男声(独唱竝に合唱)神坐(ま)しき、蒼空と共に高く、み身坐(ま)しき、皇祖。 | |||
第二海豹と雲 | 北原白秋 | 30分以内 | |
古代新頌懸巣飛べよ、深山懸巣、神神はまた目ざめぬ。 | |||
雀の卵 | 北原白秋 | 1時間〜 | |
大「雀の卵」が完成した。 | |||
文庫版『雀の卵』覚書 | 北原白秋 | 30分以内 | |
※(しもと)初版本について初版『雀の卵』は大正十年八月にアルスより刊行された。 | |||
夢殿 | 北原白秋 | 1時間〜 | |
[#ページの左右中央]上巻[#改丁][#ページの左右中央]白良[#改ページ][#ページの左右中央]昭和九年八月中旬、台湾巡歴の帰途、神戸に迎へたる妻子と共に紀州白良温泉に遊ぶ。 | |||
風隠集 | 北原白秋 | 1時間〜 | |
[#ページの左右中央]震前震後[#改ページ]薄日の崖白菊目にたちて黄なる蕋までいくつ明る白菊の乱れ今朝まだ冷たき黄の蕋(しべ)のいとど目にたつ白菊は花みな小さし咲き乱れつつさえざえと今朝咲き盛る白菊の葉かげの土は紫に見ゆ独遊ぶ今朝のこころのつくづくと目を留めてゐる白菊の花に菊の香よ故しわかねどうらうらに咲きの盛りは我を泣かしむ咲くほどは垣内の小菊影さして日のあたり弱き... | |||
海阪 | 北原白秋 | 1時間〜 | |
[#ページの左右中央]道のべの春[#改ページ]半島の早春三浦三崎大正十二年二月一日午後、何処といふあてもなくアルスの牧野君と小田原駅から汽車に乗つた。 | |||
観相の秋 | 北原白秋 | 60分以内 | |
虚と実とは裏と表である。 | |||
篁 | 北原白秋 | 30分以内 | |
我が長歌の総てを収めて、此の『篁』を成す。 | |||
フレップ・トリップ | 北原白秋 | 1時間〜 | |
[#ページの左右中央]フレップの実は赤く、トリップの実は黒い。 | |||
文庫版「芸術の円光」覚書 | 北原白秋 | 5分以内 | |
「芸術の円光」は昭和二年三月、アルスより刊行された。 | |||
竹林生活 | 北原白秋 | 10分以内 | |
*あの第一回の烈震以来、その後千数百回の余震に、人人はどれだけ脅かされたか。 | |||
「白秋詩集」序 | 北原白秋 | 10分以内 | |
詩は芸術の精華である。 | |||
「白秋詩集」第一巻解題 | 北原白秋 | 5分以内 | |
一、本巻には東京景物詩「雪と花火」以後の所作を輯める事にした。 | |||
「わすれなぐさ」はしがき | 北原白秋 | 5分以内 | |
少年老い易し、麗人は刻を千金の春夜に惜む。 | |||
「白秋詩集」第二巻解題 | 北原白秋 | 5分以内 | |
一、本巻には処女詩集「邪宗門」、抒情小曲集「思ひ出」、及び少年期の長篇数種を収めた「朱泥の馬」、それに補遺の数篇とを輯める事にした。 | |||
第二真珠抄 | 北原白秋 | 5分以内 | |
ほのかなるものゆめはうつつにあらざりき、うつつはゆめよりなほいとし、まぼろしよりも甲斐なきはなし。 | |||
緑の種子 | 北原白秋 | 30分以内 | |
緑の種子種子はこれ感覚の粋、緑は金の陰影にして、幽かに泣くはわが心。 | |||
雪と花火余言 | 北原白秋 | 30分以内 | |
東京景物詩は大正二年七月の版である。 | |||
浅草哀歌 | 北原白秋 | 5分以内 | |
われは思ふ、浅草の青き夜景を、仲見世の裏に洩るる短夜の葱のむせびを、公園の便所の瓦斯を、はた、澄めるアルボースの香を。 | |||
風見 | 北原白秋 | 5分以内 | |
ほのぼのと軋(きし)むは屋根の風見か、矢ぐるま、まんじりともせぬわがこころ、わかれた夜から、夜もすがら、まだ、あかつきの空かけて、きりやきり、きりやほろろ。 | |||
庭園の雨 | 北原白秋 | 5分以内 | |
松の葉の青きにしとしとと雨はふる。 | |||
蟇 | 北原白秋 | 5分以内 | |
夏の昼間のひきがへる、そなたは、なんでさびしいぞ。 | |||
影 | 北原白秋 | 5分以内 | |
山嶽ノ上ヲユク雲ノ軽サ、水ニウツル山嶽ノカゲノ重サ。 | |||
真実 | 北原白秋 | 5分以内 | |
自ラノ真実ヲ真実トスルコト、金ヲ金トシ悲シムコト、吹ク風ノオノレソヨギ、薔薇ト野菜ノムキムキニ咲キ、鳥ノ飛ビ、魚ノオヨギ、虫ノ匍フコト、男ヲンナノツツマシク連レ添フコト、ミナアハレナリ、シンジツニ。 | |||
疲レ | 北原白秋 | 5分以内 | |
微風ハ純金ノ足ノウラヨリコソバユクモ笑フカナ。 | |||
夏 | 北原白秋 | 5分以内 | |
近景ニ一本ノ葦、遠景ニ不二ノ山、不二ヨリモサラニ高ク、新鮮ニ葦ハ戦ゲリ。 | |||
光ノミ | 北原白秋 | 5分以内 | |
日ハ光レリ、鏡ノ中ニ、光ノミ照リカガヤケリ、ソハアマリニ眩(マブ)シ。 | |||
「雪と花火」献辞 | 北原白秋 | 5分以内 | |
わかき日の饗宴を忍びてこの怪しき黄と緑との詩集を“PAN”とわが「屋上庭園」の友にささぐ。 | |||
木曾川 | 北原白秋 | 1時間〜 | |
「ほら、あれがお城だよ」私は振り返った。 |
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