5分以内で読める青空文庫の短編作品
青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「5分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「5分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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「モンテーニュ随想録」(関根秀雄君訳) | 岸田国士 | 5分以内 | |
私は本年度文芸懇話会賞候補作品として、関根秀雄訳「モンテーニュ随想録」を推薦したものの一人である。 | |||
西洋映画は何故面白いか? | 岸田国士 | 5分以内 | |
かういふ問題はどういふ範囲の人々に興味があるかわからぬが、本誌「トツプ」の読者は、映画の専門家でないにしても、相当高級映画フアンであらうと思ふし、さうなら、日本映画の優秀作が、西洋の普通の水準にまで達してゐないことを万々気付いてをられる筈であるから僕と一緒にひとつこの問題を考へていただきたい。 | |||
新しき天地 | 岸田国士 | 5分以内 | |
シナリオといふものが、文学の一つのジヤンルとして発達するかどうか、例へば戯曲のやうなものになる可能性があるかどうか疑問である。 | |||
演劇アカデミイの問題 | 岸田国士 | 5分以内 | |
演劇と映画とはどんな関係にあるか?これを理論的にでなく、実際的に、私は考へてみる。 | |||
山本有三氏作「真実一路」について | 岸田国士 | 5分以内 | |
婦人雑誌にかういふ本格的な小説が掲載されたことはまさに類例がないのみならず、さういふ小説が、編輯者の期待以上、読者の反響を呼んだといふこともまた、実に画期的であつたといはれてゐる。 | |||
文学界後記 | 岸田国士 | 5分以内 | |
○文学界の精神といふやうなものがだん/\はつきりして来たことはうれしい。 | |||
「文化勲章」制定に就て | 岸田国士 | 5分以内 | |
文化勲章の制定が公布せられたことは、私個人としていろいろ考へさせられる問題があると同時に、国民として、まことに慶賀すべきことだと思ふ。 | |||
感想 | 岸田国士 | 5分以内 | |
文学といふものを専門的なものと考へる理由は十分にあるが、また、これを専門的なものではないと考へる一面がある筈である。 | |||
新劇の分類 | 岸田国士 | 5分以内 | |
近頃一部の演劇評論家の間に、「進歩的演劇」といふ言葉が使はれてゐる。 | |||
演劇雑誌 | 岸田国士 | 5分以内 | |
月々僕のところへ来る演劇雑誌が十種あまりある。 | |||
新劇の大衆化 | 岸田国士 | 5分以内 | |
商業劇場の口吻を真似て、所謂新劇団体が、なにかと云ふと脚本難を訴へてゐる。 | |||
久保田万太郎氏著「釣堀にて」 | 岸田国士 | 5分以内 | |
これは久保田氏の五冊目の戯曲集だといふことである。 | |||
上海で戦死した友田恭助君 | 岸田国士 | 5分以内 | |
友田君の初舞台は新劇協会だが築地小劇場が出来て其メムバーになつたのが大体新劇俳優としてのハツキリした出発点である。 | |||
戦死した友田恭助氏 | 岸田国士 | 5分以内 | |
友田君戦死の通知を受けて、かねて覚悟はしてゐたことながらまだ半信半疑の気持である。 | |||
三八年の女性はかく生きよ! | 岸田国士 | 5分以内 | |
事変が起ると同時に、各婦人団体の活躍が急にめざましくなり、何々婦人会の襷をかけた婦人達が、出征兵士の送迎に慰問に飛び歩いてゐるのは、一応婦人の国家的自覚のあらはれとして結構なことゝいはねばならないが、果して婦人のなすべきことはこれに尽きてゐるだらうか。 | |||
築地座の『旧友』 | 岸田国士 | 5分以内 | |
エドモン・セエの「旧友」は、辰野隆氏によつて巧みな翻案が企てられ、私が予て主張する「西洋劇の消化」が、ここに、一個の前例なき舞台的見本を提供したことは、ひそかに快とするところだ。 | |||
伊賀山精三君に | 岸田国士 | 5分以内 | |
十二月号の本誌(「劇作」)に掲載された君の力作『唯ひとりの人』を、たつた今読み了りました。 | |||
巴里の新年 | 岸田国士 | 5分以内 | |
旅の眼に映じた外国の正月をといふお需めで、一昔前の記憶から探してみたが、其処にはほとんど、「お正月」といふものがない。 | |||
懸賞小説に寄せて | 岸田国士 | 5分以内 | |
従来の新聞小説を見ると、一定の型があると思ふ、この型は数々の経験者が、意識的に、或は無意識的に、創りあげた型である、この型の跡を踏むことは新聞小説を執筆する上で、読者受けもよし、新聞社の側にも満足のゆく型である、もしくはそれに近い。 | |||
著作者側の一私見 | 岸田国士 | 5分以内 | |
世間は、出版権と著作権とが飽くまで相反する利害の上に相争ふものであると誤認してゐるやうであるが、それは悪出版者と不良著作者との間に限ることで、寧ろ出版権法の精神は、対著作者の関係以上に、同業者間の職業的良心に訴ふべき性質のものであること、著作権法と同様である。 | |||
現代大衆劇は斯くして生れる | 岸田国士 | 5分以内 | |
新しき「新派」――現代大衆劇――がなぜ起らないかといへば、その第一の理由は、さういふものが現在の日本に欠けてゐることを、劇壇の人々は嘗て問題にせず、大衆も亦さういふ演劇への要求を示さずにゐるからでせう。 | |||
演劇的青春への釈明 | 岸田国士 | 5分以内 | |
本誌(「劇作」)四月号、山辺道夫氏の「演劇的青春」といふ評論を読んでみると、僕の名前が引合ひに出されてゐる。 | |||
『おふくろ』 | 岸田国士 | 5分以内 | |
本誌(「劇作」)三月号に発表された田中千禾夫君の処女作『おふくろ』について、僕として云ひたいことは、ただ一言で尽きる。 | |||
『十二月』 | 岸田国士 | 5分以内 | |
これは本誌(前同)四月号の頁をあらまし占領した小山祐士君の力作だ。 | |||
コクトオの『声』その他を聴く | 岸田国士 | 5分以内 | |
最近、仏蘭西版の新しい舞台のレコオドを幾枚か聴く機会を与へられた。 | |||
空襲ドラマ | 岸田国士 | 5分以内 | |
先般放送局文芸課長久保田万太郎氏から、ラヂオ放送用の「空襲ドラマ」を書いてみないかと勧められ、少々面喰つたが、いろいろ考へた末、ひとつやつてみようといふ気になつた。 | |||
小劇場記念公演 | 岸田国士 | 5分以内 | |
シェイクスピイヤ作、坪内逍遥博士訳「ハムレット」五幕二十場の演出である。 | |||
新劇の自活 | 岸田国士 | 5分以内 | |
新劇といふ言葉も、可なり古くなつた。 | |||
現代劇のない日本 | 岸田国士 | 5分以内 | |
日本中の劇場で、これまで「現代劇」をやつたことがないと云へば、確かにそこ此処から異論が出るだらうと思ひますが、私は、それでも、「日本は現代劇なし」と明言します。 | |||
芝居と見物 | 岸田国士 | 5分以内 | |
現代日本の文化は、いろいろの部門に於て、もつと厳密な批判が加へられなければならぬと思ふが、私は、社会的に観て、最も時代の空気を反映すると考へられる演劇の立場から、この現状の憂ふべき傾向を指摘してみようと思ふ。 | |||
女優リイヌ・ノロのこと | 岸田国士 | 5分以内 | |
最近 L'Assommoir といふ仏蘭西の発声映画を見る機会を得た。 | |||
“にんじん”を観て | 岸田国士 | 5分以内 | |
映画「にんじん」をみて、第一に感じたことは、監督デユヴイヴイエが、単にルナアルの小説及び戯曲からその主題を藉りたといふばかりでなく、ルナアル流の「文章的表現」を、映画のリズムによつて組立てやうと試みてゐることだ。 | |||
伊賀山精三君の『騒音』 | 岸田国士 | 5分以内 | |
伊賀山君の『騒音』を、最初読んで聞かされた時、僕は、いきなり、たうとう伊賀山君も、作家らしい作家になつたといふ気がし、この戯曲のもつ「真実性」が、単なる見せかけのものでないことを信じたのである。 | |||
癇癪批評 | 岸田国士 | 5分以内 | |
僕のところの子供は、父親たる僕に話しかける時は、はじめから癇癪を起してゐる。 | |||
危機を救ふもの | 岸田国士 | 5分以内 | |
無力な新劇団が乱立し、互に仕事の邪魔をし合つてゐるといふ状態も決して悦ぶべき状態ではないが、それが新劇直接の病根だとは、僕は思はぬ。 | |||
映画の演劇性 | 岸田国士 | 5分以内 | |
演劇をどう定義づけるかにもよるが、私の考へる演劇の本質といふものからみれば、現在の発声映画は、その魅力の一半を演劇的なるものに負つてゐるやうに思ふ。 | |||
新劇の拓く道 | 岸田国士 | 5分以内 | |
去年の半ば頃から生れて来た所謂新劇の大同団結運動といふのは、簡単にいふならば、それぞれに少数にすぎない熟練的技術者を擁して、一つの劇団としては十分に客を惹く力に乏しいところから、寧ろ各劇団の優秀な技術者を引抜いて、それで一つの劇団を拵へて、十分職業的に自活し得るものにして行きたいといふのがその趣旨であつた。 | |||
翻訳について | 岸田国士 | 5分以内 | |
翻訳といふ仕事は、いろいろ理窟のつけ方もあるだらうが、大体に於て、翻訳者自身のためにする仕事なのである。 | |||
共同の目標 | 岸田国士 | 5分以内 | |
日本新劇倶楽部が生れた。 | |||
チロルの古城にて | 岸田国士 | 5分以内 | |
ベルサイユの講和条約に、国境劃定委員会が出来て、その一分科である墺伊両国間の国境劃定に日本からも委員を出すことゝなつて服部兵次郎少将(当時中佐)が任命され、私は通訳として随行した。 | |||
シュアレスの「三人」(宮崎嶺雄君訳) | 岸田国士 | 5分以内 | |
私は嘗て、シュアレスを知るために、そして同時に、フランス人の観たイプセンなるものを注意するために、この『Trois Hommes』を読んだ。 | |||
小山祐士君の『瀬戸内海の子供ら』 | 岸田国士 | 5分以内 | |
小山君の戯曲家としての成長は、その階梯が極めて劃然とし、『翻るリボン』から、『十二月』、それからこの『瀬戸内海の子供ら』に至る最近の三作を通じて、見事な飛躍をなし、遂に、同君の今日の境地に於て、恐らく完璧ともいふべき表現に到達し得たといふことは、芸術修業の道にあるものが、等しく羨望に堪へぬところである。 | |||
「思はざる収穫」について | 岸田国士 | 5分以内 | |
私の敬愛する先輩、内藤濯氏の近著「思はざる収穫」について何か書けといふ本紙編輯者の命である。 | |||
「せりふ」について | 岸田国士 | 5分以内 | |
舞台に於ける俳優の「白」については、今いろいろ考へてゐることもあるが、戯曲としての「対話」といふやうなことは、もう自分で意識することも厭になつてゐるので、わざわざ理窟をつける気がしない。 | |||
新築地劇団に望む | 岸田国士 | 5分以内 | |
人各々その畑ありで、僕は自分の仕事を自分に適した範囲でやらうと思つてゐるが、また一方「新劇」といふ一般の立場から、それぞれの偏向を超越して、共通の問題を問題とすることも亦、自分に課せられた役目の一つだと思つてゐる。 | |||
中野重治氏に答ふ | 岸田国士 | 5分以内 | |
一、役者が批評家と公然の舞台で議論するやうになることは、特にいいこととも考へられませんが、自分の主張を、役者なるが故に、堂々と発表できないといふ習慣は、勿論、排撃すべきでありませう。 | |||
『月・水・金』の跋 | 岸田国士 | 5分以内 | |
卒業製作の採点を命ぜられて、一番困つたことは、標準を何処におくべきかといふこと、並にその点数に表はれた数字が、結局何を意味するか第三者に解つて貰へるだらうかといふことであつた。 | |||
『赤鬼』の作者阪中正夫君 | 岸田国士 | 5分以内 | |
新劇を見るほどの人で阪中正夫君の名を知らぬ人はあるまい。 | |||
『紙風船』について | 岸田国士 | 5分以内 | |
この作は、順序としては私の第四作である。 | |||
内村直也君の『秋水嶺』 | 岸田国士 | 5分以内 | |
内村君の処女作『秋水嶺』は、非常に素直な力作である。 |