足跡
蔵原伸二郎
『足跡』は青空文庫で公開されている蔵原伸二郎の短編作品。113文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
文字数 | 5分以内 113文字 |
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書き出し書出 | ずつと昔のこと一匹の狐が河岸の粘土層を走つていつたそれから何万年かたつたあとにその粘土層が化石となつて足跡が残つたその足跡を見ると、むかし狐が何を考えて走つていつたのかがわかる。 |
初出 | |
底本 | 近代浪漫派文庫 29 大木惇夫 蔵原伸二郎 |
表記 | 新字新仮名 |
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