5分以内で読める岸田国士の短編作品
青空文庫で公開されている岸田国士の作品の中で、おおよその読了目安時間が「5分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
1-50件 / 全312件
作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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方言について | 岸田国士 | 5分以内 | |
私は方言の専門的研究家ではないが、人一倍その魅力に惹きつけられる。 | |||
独断一束 | 岸田国士 | 5分以内 | |
思想芸術としての思想の魅力は、芸術家が、その思想を、軽く掌の上にのせてゐる時にのみ、われわれの心を動かす。 | |||
女性風俗時評 | 岸田国士 | 5分以内 | |
女の間に「キミ」「ボク」といふ言葉が流行してゐる。 | |||
プログラム | 岸田国士 | 5分以内 | |
毎月僕のところへも、各種の劇団からプログラムと切符とを送つてくれる。 | |||
美しき日本語と対話 | 岸田国士 | 5分以内 | |
友田夫妻を中心とする築地座の仕事は、最近目ざましい躍進ぶりを見せてゐる。 | |||
演劇新潮と築地小劇場 | 岸田国士 | 5分以内 | |
僕は、此の一年間、色々な事情で、あまり芝居を観にも行かず、月々発表される脚本も割合に読んでゐないから、劇壇全般に亘る感想といふやうなものは勿論書けない。 | |||
暖地の冬から山国の春へ | 岸田国士 | 5分以内 | |
私は今湘南小田原の海岸近くに住んでゐるが、予期した通りの暖かさで、先日の大雪の日も、東京で無理をして品川からやつと電車を拾ひ、日が暮れて小田原の駅を降りると、驚いたことに、うつすらとしか雪の降つた形跡がない。 | |||
博物誌あとがき | 岸田国士 | 5分以内 | |
『博物誌』という題は“Histoires Naturelles”の訳であるが、これはもうこれで世間に通った訳語だと思うから、そのまま使うことにした。 | |||
言はでものこと | 岸田国士 | 5分以内 | |
芝居と云ふものを強ひて「大勢」に見せるものと考へる必要はない。 | |||
上演料の話(仏蘭西) | 岸田国士 | 5分以内 | |
「フィガロの結婚」は連続七十三回の上演で、作者ボオマルシェの収入が八万九千法。 | |||
言葉言葉言葉 | 岸田国士 | 5分以内 | |
――僕はあなた見たいな女が好きですよ。 | |||
出発点 | 岸田国士 | 5分以内 | |
築地小劇場の「夜の宿」を観て「これは佳い」と思つた、「本もの」だと思つた。 | |||
「演劇週評」その序言 | 岸田国士 | 5分以内 | |
毎週一回、やかましく云へば演劇に関する時評、くだけて云へば芝居四方山話といふやうなものを書くことになつたのですが、日本の劇壇に親しむやうになつてから頗る日が浅く、市村座が二長町とかに在るといふやうなこともつい此の間知つたばかり、人気俳優沢田正二郎君の舞台も、一二ヶ月前に一度見たつきり、左団次氏が武蔵屋であるか松坂屋であるか、さういふことも、たうたう覚える機会がなく、水谷八重子嬢は、もう三十ぐらゐになる方かと思つてゐたりした、うかつな人間ですから、どうせ、面白い噂の種を拾ひ集める芸当などは... | |||
演芸欄 其他 | 岸田国士 | 5分以内 | |
どうも困つた役目を引受けたものです。 | |||
学校劇 其の他 | 岸田国士 | 5分以内 | |
文部大臣が学生の芝居を禁じたことは、その動機に於いて僕は大賛成である。 | |||
『同志の人々』 | 岸田国士 | 5分以内 | |
僕は近頃、芝居はどこが面白いかといふ問題について頭を捻つてゐる。 | |||
「不可解」の魅力 | 岸田国士 | 5分以内 | |
解らない、然し、何だか、かうふわつと来るものがある。 | |||
公開状 | 岸田国士 | 5分以内 | |
畑中さん。 | |||
上演目録 | 岸田国士 | 5分以内 | |
僕は嘗て、築地小劇場の上演目録について希望を述べたことがある。 | |||
脚本難 | 岸田国士 | 5分以内 | |
僕は嘗て本欄(時事新報)で、『上演目録』と題し、新劇団体存立の主要条件として、上演脚本選定に払ふべき注意の、忽せにすべからざるを説いたが、そして、「芸術的に」といふ信条以外に、「寛いだ興味」によつて、好意ある見物を惹き之を囚へる工夫をしなければならないことに言及して置いた。 | |||
「文壇波動調」欄記事 | 岸田国士 | 5分以内 | |
□鏡に顔を映して見て――へえ、おれはこんな面をしてゐるのか――と、今更らしく、変な気持ちになることがある。 | |||
あの顔あの声 | 岸田国士 | 5分以内 | |
門司から基隆まで勿論船の上である。 | |||
棣棠の心 | 岸田国士 | 5分以内 | |
ファルギエール通りの貸本屋で、「マリイへの御告」を借りて来て、それをモンパルナスの墓地で読んだ――クロオデルを初めて知つたのはその時である。 | |||
新劇協会の舞台稽古 | 岸田国士 | 5分以内 | |
初日の予定を変更して舞台稽古を見せた新劇協会――これはいろいろの意味で問題になる。 | |||
一言二言三言 | 岸田国士 | 5分以内 | |
誇大妄想狂幕末の志士は佳し。 | |||
過渡時代 | 岸田国士 | 5分以内 | |
此の問に答へる為めには、先づ、日本現代劇――さう名づけらるべき個々の作品並にその作家の傾向、作風等に対し、一通りの研究ができてゐなければならない。 | |||
女七歳 | 岸田国士 | 5分以内 | |
彼は彼女を愛してゐるやうに見えた。 | |||
自問自答 | 岸田国士 | 5分以内 | |
僕は未だ嘗て「余は新感覚派なり」と自称した覚えはない。 | |||
ファンテジイ | 岸田国士 | 5分以内 | |
写実主義者たるべく余りに詩人であり、浪漫主義者たるべく余りに哲学者である芸術家――その一部は、彼らが若し自己の生活を肯定するならば、恐らくファンテジストたる路を撰ぶであらう。 | |||
芸術賞 | 岸田国士 | 5分以内 | |
国民文芸会が昨年度の演劇賞金を土方与志君に贈つたことは正に当を得た措置である。 | |||
ポオル・エルヴィユウ | 岸田国士 | 5分以内 | |
千八百九十五年、「鋏(やつとこ)」(Les Tenailles)を発表して一躍劇壇の注目を惹いたポオル・エルヴィユウ(Paul Hervieu)は、千八百九十七年「人の掟」(La Loi de l'Homme)三幕が国立劇場の上演目録中に加へられる幸運(?)を担ひ、次で千九百一年、ヴォオトヴィル座に於ける「炬火おくり」(La Course du Flambeau)四幕の素晴らしい舞台的成功によつて、遂に劃時代的劇作家の名を肆にした。 | |||
遅くはない | 岸田国士 | 5分以内 | |
畑中蓼坡君、遂に「黒幕万歳」を唱ふ。 | |||
「文壇波動調」欄記事 | 岸田国士 | 5分以内 | |
×加宮貴一君、「光明の文学の序曲」を拝見しました。 | |||
劇壇漫評 | 岸田国士 | 5分以内 | |
×新時代の演劇熱が、いよいよ通過すべき処を通過しつゝあるやうである。 | |||
『落伍者の群』を聴け | 岸田国士 | 5分以内 | |
新劇団「心」座が来る廿八日、廿九両日、邦楽座に於て、ルノルマンの、「落伍者の群」を上場するさうだ。 | |||
「文壇波動調」欄記事 | 岸田国士 | 5分以内 | |
文芸時代から創作をとの命を受けたこと、五六回、其の都度何かしら身辺に事故がおこつたりさもなければ時日が足らなかつたりして、とうとう一度も責を果すことが出来なかつた。 | |||
衣食住雑感 | 岸田国士 | 5分以内 | |
どんな着物を着たいなどゝ思つたことは勿論ないが、こんなものを何時まで着てゐるのかなあと思つたことは度々ある。 | |||
仮面座の宣言 | 岸田国士 | 5分以内 | |
仮面座創設について、同座創立同人諸君がわれわれに提示された宣言の内容は、可なり注目に値すべきものである。 | |||
心平かなり | 岸田国士 | 5分以内 | |
不平があるなら云へといふことだが、不平を不平の形にして表はすのは如何にも芸のない話だと思ふから、近頃愉快なことだけを挙げて置かう。 | |||
或る批評 | 岸田国士 | 5分以内 | |
「わたしは、ヴイルドラツクが、海水服を着てゐるところを見たことがない」と、サヴイツキイ夫人は云ふ――「わたしは、また、『休んでゐる彼』を見たことがない。 | |||
大正風俗考 | 岸田国士 | 5分以内 | |
和洋折衷といふやうなことがどこまでうまく行くか、わたしは知らないが、わが国の新しい生活様式が、どうせさういふ処へ落ちつくのだらうと思つてゐる。 | |||
「文壇波動調」欄記事 | 岸田国士 | 5分以内 | |
四月号の諸雑誌の戯曲を二十五篇読んでその印象を朝日に書いたが、その後寄贈された雑誌の中にも戯曲が一二篇づゝ載つてゐるので、これも読まなければわるいやうな気がする。 | |||
用捨なき観客 | 岸田国士 | 5分以内 | |
今日我が新劇の観客といへばどういふ人達であるか――。 | |||
「文壇波動調」欄記事 | 岸田国士 | 5分以内 | |
今月は、同人としての責(?)を果し得た(?)ことになつた。 | |||
「ゼンマイの戯れ」に就て | 岸田国士 | 5分以内 | |
映画脚本は純粋に文学の一様式たり得るかどうか。 | |||
「ゼンマイの戯れ」に就いて | 岸田国士 | 5分以内 | |
僕は元来活動写真といふものを、それほど研究的に観てはゐなかつた。 | |||
映画素人談義 | 岸田国士 | 5分以内 | |
最近偶然の機会から、ある映画運動に関係しかけたのだが、今の処、自分一個として、別にその方面にこれといふ抱負があるわけではない。 | |||
新劇協会の更生について | 岸田国士 | 5分以内 | |
私が今度、菊池寛氏並に畑中蓼坡氏の勧誘によつて、新劇協会の更生運動にたづさはり、他の諸君とともに応分の力を藉さうとした動機について、一言、世間の諒解を得て置きたいと思ふ。 | |||
新劇協会公演に先だつて | 岸田国士 | 5分以内 | |
新劇協会が、今度、文芸春秋社の手で経営されることになり、われわれは、微力ながら、将来、同劇団の上演脚本選定並に舞台指揮に関して、共同の責任を負はなければならないことになつた。 | |||
芸術と金銭 | 岸田国士 | 5分以内 | |
芸術によつて「名」のみを得たものが一番多い。 |
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