ポオル・エルヴィユウ
岸田国士
『ポオル・エルヴィユウ』は青空文庫で公開されている岸田国士の短編作品。1,288文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
文字数 | 5分以内 1,288文字 |
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書き出し書出 | 千八百九十五年、「鋏(やつとこ)」(Les Tenailles)を発表して一躍劇壇の注目を惹いたポオル・エルヴィユウ(Paul Hervieu)は、千八百九十七年「人の掟」(La Loi de l'Homme)三幕が国立劇場の上演目録中に加へられる幸運(?)を担ひ、次で千九百一年、ヴォオトヴィル座に於ける「炬火おくり」(La Course du Flambeau)四幕の素晴らしい舞台的成功によつて、遂に劃時代的劇作家の名を肆にした。 |
初出 | 「炬火おくり」春陽堂、1925(大正14)年5月15日 |
底本 | 岸田國士全集20 |
表記 | 新字旧仮名 |
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