青空文庫の全作品
青空文庫で公開されているすべての著者の全作品を、おすすめ人気順で表示しています。
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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| 大正文化概論 | 竹内浩三 | 5分以内 | |
序論 G線の下で アリアをうたっていた てるてる坊主が 雨にぬれていた 本論 交通が便利になって 文化はランジュクした 戦争に勝って リキュウルをのんだ はだかおどりの女のパンツは 日章旗であった タケヒサ・ユメジが みみかくしの詩をかいた 人は死ぬことを考えて 女とあそんだ 女とあそんで 昇天した 震災が起って いく人もやけ死んだ やけ死ななかったものは たち上った たち上った たち上った | |||
| (酒は誰でも酔はす) | 中原中也 | 5分以内 | |
酒は誰でも酔はす だがどんな傑れた詩も 字の読めない人は酔はさない ――だからといつて 酒が詩の上だなんて考へる奴あ 「生活第一芸術第二」なんて言つてろい 自然が美しいといふことは 自然がカンヴァスの上でも美しいといふことかい―― そりや経験を否定したら インタレスチングな詩は出来まいがね ――だが 「それを以てそれを現すべからず」つて言葉を覚えとけえ 科学が個々ばかりを考へて 文学が関係ばか | |||
| 記憶ちがい | 辰野隆 | 5分以内 | |
「久しぶりだな、全く。」 「久しぶりどころじゃないね、五十年ぶりだもの。」 こう云って、声を揃えて笑ったのは、何れも老人で、二人とも今年は算え歳の六十三である。 | |||
| 叛骨・中野正剛 | 尾崎士郎 | 60分以内 | |
年譜によると、中野正剛が、衆議院議員に初当選したのは大正九年五月だった。 | |||
| クリスマス | ワシントン・アーヴィング | 30分以内 | |
だが、あのなつかしい、思い出ふかいクリスマスのお爺さんはもう逝ってしまったのだろうか。 | |||
| 「屍の街」序 | 大田洋子 | 10分以内 | |
私は一九四五年の八月から十一月にかけて、生と死の紙一重のあいだにおり、いつ死の方に引き摺つて行かれるかわからぬ瞬間を生きて、「屍の街」を書いた。 | |||
| 西洋画のやうな日本画 | 芥川竜之介 | 5分以内 | |
中央美術社の展覧会へ行つた。 | |||
| ウサギ | 新美南吉 | 5分以内 | |
ヒトリノ アキナヒガ ヤツテ キマシタ。 | |||
| 間木老人 | 北条民雄 | 60分以内 | |
この病院に入院してから三ヶ月程過ぎたある日、宇津は、この病院が実験用に飼育してゐる動物達の番人になつてはくれまいかと頼まれた。 | |||
| 狂言『食道楽』 | 北大路魯山人 | 30分以内 | |
登場人物 大名 目 鼻 口 手 心 耳 大名 「まかり出でたるは、このあたりの大名でござる。われ日頃より、美食をなしてござれば、当年とって百一歳でござるが、これごらんあれ、栄養は満々点、ヒフの色はツヤツヤと、あの方の心臓もことの外つようござる。なんと方々うらやましうはござらぬか。老いてますます盛んとは、まことにそれがしのことでござる。ハハハハハ ただいま、食事も了ったれば、まず、ゆるりと | |||
| 悪の帝王 | フレッド・M・ホワイト | 30分以内 | |
第一章 クレタ島の騒動が大きくなった。 | |||
| 滝しぶき | 吉野秀雄 | 5分以内 | |
病臥して二度目の夏を迎えた。 | |||
| ペンクラブと芸術院 | 正宗白鳥 | 30分以内 | |
今秋ペンクラブの世界的大会が日本で開催されるのである。 | |||
| ドレントン・デン特派員の冒険 | フレッド・M・ホワイト | 60分以内 | |
一 「獲物の山分けには間に合ったが、銃撃戦には遅すぎたな」 とデンが言った。 | |||
| 半七捕物帳 | 岡本綺堂 | 60分以内 | |
一 「安政三年……十一月の十六日と覚えています。朝の七ツ(午前四時)頃に神田の柳原堤の近所に火事がありましてね。なに、四、五軒焼けで済んだのですが、その辺に知っている家があったもんですから、薄っ暗いうちに見舞に行って、ちっとばかりおしゃべりをして家へ帰って、あさ湯へ飛び込んで、それからあさ飯を食っていると、もうかれこれ五ツ(午前八時)近くになりましたろう。そこへ八丁堀の槇原という旦那(同心)から | |||
| 又復与太話 | 国枝史郎 | 5分以内 | |
日本の新興探偵小説界、宝石などは扱わないと云われる。 | |||
| 女と情と愛と | 田山花袋 | 5分以内 | |
創造的気分 男女の争闘のその一歩先にある創造的気分に達しなければ、女は男を理解したといふことは出来ないし、男も亦女を理解したといふことは出来ない。 | |||
| 愛のごとく | 山川方夫 | 1時間〜 | |
私はいつも自分にだけ関心をもって生きてきたのだ。 | |||
| 石碑 | 中谷宇吉郎 | 5分以内 | |
学制頒布七十年の記念式の新聞記事をよみながら、ふと思いついた話である。 | |||
| 雪の夜の怪 | 田中貢太郎 | 10分以内 | |
昼間のうちは石ばりをしたようであった寒さが、夕方からみょうにゆるんでいる日であった。 | |||
| 真劇シリーズ | フレッド・M・ホワイト | 30分以内 | |
[#ページの左右中央] 今は亡き俳優手配師の備忘録より [#改ページ] サットン・バスコム歌劇団ほどの一流歌劇団が出直すことになった。 | |||
| 認識論とは何か | 戸坂潤 | 1時間〜 | |
第一章 認識について 認識という言葉は今日では、殆んど完全に日常語となっている。 | |||
| 俳優倫理 | 岸田国士 | 1時間〜 | |
1 俳優とは何か 講義の題目は俳優倫理というのですが、俳優倫理という言葉は今日までどこでも使われた例はないと思います。 | |||
| 寄席風流 | 正岡容 | 60分以内 | |
寄席の庭 町中や庭持つ寄席の畳替龍雨 かうしたいまは絶えて見られなくなつてしまつた寄席の庭のおもかげ。 | |||
| アラスカの氷河 | 中谷宇吉郎 | 10分以内 | |
アラスカ氷河の特徴 アラスカの氷河は、景観の美しさという点では、世界第一といわれている。 | |||
| 最後の手紙 | 仲村渠 | 5分以内 | |
氷になつて 午后一時 A広場のまんなかで消えてしまう。 | |||
| 墓場が用意された! | 今野大力 | 5分以内 | |
歴史! 「歴史がこうであったから これはこうであるべきだ」 てめい等はまるでブルジョア学者と同じように そこからどんな論理や哲学を引ずり出そうというのだ 歴史がたとえどうあろうと 俺達の現実にとって 俺達がこれから築いて行こうとしている 仕事のために 役になんか立ちそうもない 役に立つどころか、てめい等も御存知のない位 立派に反動を働こうなんて おお、そんなぐちッぽい歴史の講義なんて持ち出しては | |||
| 廃める | 伊藤左千夫 | 60分以内 | |
一 「や、矢野君だな、君、きょう来たのか、あそうか僕の手紙とどいて。」 主人はなつかしげに無造作にこういって玄関の上がりはなに立った。 | |||
| 咢堂小論 | 坂口安吾 | 30分以内 | |
毎日新聞所載、尾崎咢堂の世界浪人論は終戦後現れた異色ある読物の一つであったに相違ない。 | |||
| 赤倉 | 中谷宇吉郎 | 5分以内 | |
白樺の一本見えて妙高の 野ははろばろと雲につづけり 妙高のふもと三里の高原 赤倉の野は雲につづく 夕べ静かなるおもいを抱いて わたしは野におり立って見る 茅の間に踏みわけられた径が いつ迄も続いて 所々が灌木の叢にかくされている 風にそよぐ二本の白樺 そのたよやかな幹によれば 「肌は真白にわがおもいに似たり」と 北信の山に育った 友の言葉も浮ばれてくる 昨年の夏の初め その友と妙高に登ろうと 径 | |||
| 安い頭 | 小山清 | 60分以内 | |
下谷の竜泉寺町という町の名は、直接その土地に馴染のない人にも、まんざら親しみのないものでもなかろう。 | |||
| 市立共同宿泊所 | 大江鉄麿 | 5分以内 | |
とさつ場のようにむんむんとしたいきれ、悪臭がふんと鼻したにたれてくる。 | |||
| 安吾の新日本地理 | 坂口安吾 | 60分以内 | |
海を見たことがないという山奥の子供でも汽車や自動車は見なれているという文化交通時代であるが、紀伊半島を一周する汽車線はいまだに完成していない。 | |||
| 幸田文さんと神仙道 | 中谷宇吉郎 | 5分以内 | |
私は、小林勇君につれられて、二回ばかり小石川のお宅へ伺い、露伴先生にお目にかかったことがある。 | |||
| 諜報部秘話 | フレッド・M・ホワイト | 30分以内 | |
[#改ページ] ニュートン・ムーアが暗号電報で陸軍省に駆けつけた。 | |||
| 欧洲紀行 | 横光利一 | 1時間〜 | |
二月二十二日[注・昭和十一年]家人への手紙 一 今さき門司を出た。 | |||
| 古代東洋への郷愁 | 中谷宇吉郎 | 60分以内 | |
一 露伴と神仙道 『東と西』の問題は、人類にとって、最大の課題といわれる。 | |||
| 師を失いたる吾々 | 伊藤左千夫 | 5分以内 | |
貴墨拝見仕候、新に師を失いたる吾々が今日に処するの心得いかんとの御尋、御念入の御問同憾の至に候、それにつき野生も深く考慮を費したる際なれば、腹臓なく愚存陳じ申べく候 正岡先生の御逝去が吾々のために悲哀の極みなることは申までもなく候えども、その実先生の御命が明治三十五年の九月まで長延び候はほとんど天の賜とも申すべきほどにて、一年か一年半は全く人の予想よりも御長生ありしことと存じ候、しかるを先生御生 | |||
| 夜の黒鯛 | 佐藤垢石 | 5分以内 | |
品川沖道了杭夜の黒鯛釣は、夏の暑熱を凌ぐにこれほど興味豊かな遊びはない。 | |||
| 一九三二・二・二六 | 槙村浩 | 5分以内 | |
営舎の高窓ががた/\と揺れる ばったのやうに塀の下にくつゝいてゐる俺達の上を 風は横なぐりに吹き 芝草は頬を、背筋を、針のやうに刺す 兵営の窓に往き来する黒い影と 時どき営庭の燈に反射する銃剣を見詰めながら おれは思ふ、斃されたふたりの同志を 同志よ おれは君を知らない 君の経歴も、兵営へもぐり込んで君が何をしたかも 兵営の高塀と歩哨の銃剣とはお互の連絡を断ってしまった おれは君たちが おれが | |||
| 回想 | 正宗白鳥 | 5分以内 | |
私は日露開戰の前年、讀賣新聞社に入社して、滿七年間の勤務を續けたのであつたが受け持ちは、主として美術、文學方面の消息を傳へることと、作品の批評をすることで、演劇の批評もしてゐた。 | |||
| 「大導寺信輔の半生」跋 | 菊池寛 | 5分以内 | |
芥川が死んでから、はやくも二年半近くになる。 | |||
| 井の中の正月の感想 | 北条民雄 | 5分以内 | |
諸君は井戸の中の蛙だと、癩者に向つて断定した男が近頃現れた。 | |||
| 粉雪 | 中谷宇吉郎 | 10分以内 | |
われわれが日常ちゃんと決まった意味があるように思って使っている言葉の中には、科学的にはその意味が極めて漠然としたものがかなり沢山ある。 | |||
| 室生犀星の印象 | 萩原朔太郎 | 10分以内 | |
室生とはあまり知りすぎて居るので、却つて印象といふやうな者がない。 | |||
| 安吾人生案内 | 坂口安吾 | 60分以内 | |
妻を忘れた夫の話 山口静江(廿四歳) 『これが僕のワイフか? 違うなア』行方不明になって以来三ヶ月ぶりでやっと三鷹町井ノ頭病院の一室に尋ねあてた夫は取り縋ろうとする私をはね返すように冷く見据えて言い切るのでした。 | |||
| 泉鏡花先生のこと | 小村雪岱 | 10分以内 | |
私が泉鏡花先生に初めてお眼にかかったのは、今から三十二、三年前の二十一歳の時でした。 | |||
| 二つの作品 | 国枝史郎 | 5分以内 | |
小酒井さんの「肉腫」という作(新青年掲載)依然として結構な作品です。 | |||
| 悪の帝王 | フレッド・M・ホワイト | 30分以内 | |
第一章 「ムッシュ、この書類ですが、この眼の前の書類で、私が嘘つきか分かります。ああ、出来れば自分で使いたかった」 「つまりそうしないということか」 とフィリックス・グライドが訊いた。 | |||
| フランス哲学についての感想 | 西田幾多郎 | 10分以内 | |
私はフランス哲学にはドイツ哲学やイギリス哲学と異なった独得な物の見方考え方があると思う。 | |||