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半七捕物帳11 朝顔屋敷

岡本綺堂

『半七捕物帳』は青空文庫で公開されている岡本綺堂の中編作品。15,429文字で、おおよそ60分以内で読むことができます。
文字数
60分以内
15,429文字
人気
451PV
書出

一 「安政三年……十一月の十六日と覚えています。朝の七ツ(午前四時)頃に神田の柳原堤の近所に火事がありましてね。なに、四、五軒焼けで済んだのですが、その辺に知っている家があったもんですから、薄っ暗いうちに見舞に行って、ちっとばかりおしゃべりをして家へ帰って、あさ湯へ飛び込んで、それからあさ飯を食っていると、もうかれこれ五ツ(午前八時)近くになりましたろう。そこへ八丁堀の槇原という旦那(同心)から

初出
底本時代推理小説 半七捕物帳(一)
表記
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