大江鉄麿の全作品
青空文庫で公開されている大江鉄麿の全作品を、おすすめ人気順で表示しています。
1-4件 / 全4件
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
|---|---|---|---|
| 市立共同宿泊所 | 大江鉄麿 | 5分以内 | |
とさつ場のようにむんむんとしたいきれ、悪臭がふんと鼻したにたれてくる。 | |||
| 懐 | 大江鉄麿 | 5分以内 | |
白樺の梢に冬眠は 引き裂くような雪肌を蒙古颪に冷めたくとぎすましている どんよりな雪雲に包まれた部落 彼方へずうと永く続き切っている地面 房々と綿の実ったような雪ころ 蹴ちらされた足跡が いとなけき者の 生活をしのぶ様に…… 「おっ母よ」 寒さに冷えきった体に 飯の空っぽにすいた胃袋をたたきのめしながら まるで木乃伊のように滑走った おっ母の乳下へかけずりよった つるし柿の様にしなびたおっ母の乳 | |||
| 河の上の職場 | 大江鉄麿 | 5分以内 | |
黒い水面が時々石炭の切れ口のように、ギラギラと河波の照りかえし、 中ひざまでせきとめられ、八本のミキサコンクリトがけの鉄骨に、 歯をむきだし、 カプリと、 背筋をひきちぎる音波をうって、揺れてゆく河―― 脳味噌をぶち砕くような、のたうつ肚の底までピリピリと震動さす響。 | |||
| 職場の歌 | 大江鉄麿 | 5分以内 | |
ダンダンダンダン…… 歯車がかちかちとわめいている モートルの野郎はブーンとうなっていやがらあ ベルトが二百五十の回転速力できざむ様に…… ダンダンダンダン…… 源兄いお前そのベルトの奴に右手を半分取られたな 近所の義もそのベルトの奴に指を三本喰われちまったぞ ダンダンダンダン…… 畜生ベルトの奴 貴様まで俺達の血をしぼると云うのか 源兄いが右手を取られた時の姿 近所の義が指を喰われた時の姿 血潮 | |||
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