職場の歌――遠き地にいったるあいつにおくる――
大江鉄麿
『職場の歌』は青空文庫で公開されている大江鉄麿の短編作品。794文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
文字数 | 5分以内 794文字 |
人気 | 0PV |
書き出し書出 | ダンダンダンダン……歯車がかちかちとわめいているモートルの野郎はブーンとうなっていやがらあベルトが二百五十の回転速力できざむ様に……ダンダンダンダン……源兄いお前そのベルトの奴に右手を半分取られたな近所の義もそのベルトの奴に指を三本喰われちまったぞダンダンダンダン……畜生ベルトの奴貴様まで俺達の血をしぼると云うのか源兄いが右手を取られた時の姿近所の義が指を喰われた時の姿血潮をしたたらせ歯をくいし... |
初出 | |
底本 | 日本プロレタリア文学集・39 プロレタリア詩集(二) |
表記 | 新字新仮名 |
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