青空文庫の全作品
青空文庫で公開されているすべての著者の全作品を、おすすめ人気順で表示しています。
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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| 大井川奥山の話 | 木暮理太郎 | 30分以内 | |
赤石山系の二大山脈即ち白峰山脈と赤石山脈とは、其北端に位する鳳凰山塊と共に、日本南アルプスと呼ばれている。 | |||
| 『辞苑』跋 | 新村出 | 5分以内 | |
『辞苑』のここに完成を告ぐるに当つて一言述べたいと思ふ。 | |||
| 狐狗狸の話 | 田中貢太郎 | 5分以内 | |
コクリと云う遊戯は、海外から渡来したものであって、渡来期は正確には判らないが、明治十六年比、米国船が伊豆の下田へ寄港した時、水夫の一人がそれを伝えたと云われている。 | |||
| 白い小犬を抱いた女 | 田中貢太郎 | 5分以内 | |
某夜、某運転手が護国寺の墓地を通っていると、白い小犬を抱いた女が来て車を停めた。 | |||
| 海異志 | 田中貢太郎 | 30分以内 | |
一 源吉は薄青い月の光を沿びて砂利の交つた砂路を歩いてゐた。 | |||
| 鼻に基く殺人 | 小酒井不木 | 30分以内 | |
「もうじき、弘ちゃんが帰ってくるから、そうしたら、病院へつれて行って貰いなさい」 由紀子は庭のベンチに腰かけて、愛犬ビリーの眼や鼻をガーゼで拭ってやりながら、人の子に物言うように話すのであった。 | |||
| 白峰の麓 | 大下藤次郎 | 60分以内 | |
一 小島烏水氏は甲斐の白峰を世に紹介した率先者である。 | |||
| 生きること作ること | 和辻哲郎 | 30分以内 | |
一 私は近ごろ、「やっとわかった」という心持ちにしばしば襲われる。 | |||
| 停車場で感じたこと | 和辻哲郎 | 30分以内 | |
一 ある雨の降る日、私は友人を郊外の家に訪ねて昼前から夜まで話し込んだ。 | |||
| 手紙 | 坂本竜馬 | 5分以内 | |
かの小野小町が名哥よみても、よくひでりの順のよき時ハうけあい、雨がふり不レ申。 | |||
| 手紙 | 坂本竜馬 | 5分以内 | |
此一品ハきみへにおつかハし被レ成度、あれハ今どこにおるかしらん、たゞきづかい候。 | |||
| 遠州の墨蹟 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
小堀遠州といえば、先ず第一に京都の桂離宮を思い出す人も多いことであろう。 | |||
| たたかいの中に | 今野大力 | 5分以内 | |
母を飢えさせ 妻子を飢えさせ 幼き弟を稼がせて どうやら俺のいない家が保たれている 「飢死の自由」は九尺二間の長屋を占領し 共同井戸の水さえくさってまずい 芋を煮て 仏壇に捧げようとも 心から、真に生命の極から 諦めぬうらみをこめて手向けとなり 俺が死なないように むざむざとうらみの手に殺されないように 無言のいのりがひそんでいる 平和な家庭――生活、 平和な生存、 おしゃべりなしの真剣な愛、 | |||
| 詩と詩人 | 中原中也 | 5分以内 | |
一 詩といふものが、人生を打算して生きてゐる根性からは、決して生れるものではない! 一見、その根性は人をして屡々知慧ある態度を採らせるやうに見える。 | |||
| 月は中天に | 中野鈴子 | 5分以内 | |
土も凍る夜 友と二人 炭のない部屋にねむろうとしている われらの「戦旗」がいま 二三の女の手にカギが渡され 必死のこぶしを 彼らの靴先が踏みくだこうとしている 友の夫 わたしの兄たち いく百の前衛は牢や いく千の兵士は満洲の戦場に狩り出され 友と二人 破れた雨戸の部屋にねむろうとしている ガラスの窓に月が冴えて光る 月は中天に輝々として | |||
| 娘の生霊 | 田中貢太郎 | 5分以内 | |
某相場師の娘が、父親にねだって買ってもらった衣服を、知りあいの裁縫師の処へ縫わしにやった。 | |||
| 「五階の窓」執筆に就いて | 国枝史郎 | 5分以内 | |
二回目平林氏の作中、舟木新太郎と想像される人間が、貼紙をして立ち去った件は、どうにも解釈に苦しみました。 | |||
| 下谷練塀小路 | 正岡容 | 30分以内 | |
私は下谷練塀小路河内山宗俊屋敷に誕生した故であらう、かの市井無頼の遊侠徒たる河内山に対して平常並々ならぬ好意と親愛の情をおぼえないわけには行かない。 | |||
| 新案探偵法 | 小酒井不木 | 30分以内 | |
一 鯉坂嗣三君は生理学者であります。 | |||
| 『水野仙子集』と其他 | 田山花袋 | 10分以内 | |
× 水野仙子の集が、今度叢文閣から公にせられることゝなつた。 | |||
| 皇帝の使者 | フランツ・カフカ | 5分以内 | |
皇帝が――そう呼ばれているのだ――君という単独者、みすぼらしい臣下、皇帝という太陽から貧弱な姿で遠い遠いところへ逃がれていく影、そういう君に皇帝が臨終のベッドから伝言を送った。 | |||
| 検疫と荷物検査 | 杉村楚人冠 | 5分以内 | |
午後三時十五分にゴールデンゲートを過ぎてから、今迄にもう何時間経つたと思ふぞ。 | |||
| 泡鳴五部作 | 岩野泡鳴 | 1時間〜 | |
一 樺太で自分の力に餘る不慣れな事業をして、その着手前に友人どもから危ぶまれた通り、まんまと失敗し、殆ど文なしの身になつて、逃げるが如くこそ/\と北海道まで歸つて來た田村義雄だ。 | |||
| 船中八策 | 坂本竜馬 | 5分以内 | |
一、天下ノ政権ヲ朝廷ニ奉還セシメ、政令宜シク朝廷ヨリ出ヅベキ事。 | |||
| 草藪の中 | 田中貢太郎 | 30分以内 | |
夕月が射して虫が鳴いていた。 | |||
| 茴香 | 末吉安持 | 5分以内 | |
なが月下浣の日のゆふべ、 山下岩根垂る水の 玉のしづくに核ぐみて、 かつ熟みこぼし斎ひつゝ、 風に額づく茴香の あゝ姉妹の二人もとよ。 | |||
| 小林虐殺一周忌 二月二十日 | 今野大力 | 5分以内 | |
小樽から来た小林が 殺されたんだと 親に教えた俺だった やられたか やりやがったか 一日も二日も三日もねむられぬ 憎っくい下手人 ××の手先 小林が元気な頃は 又逢えるつもりでいたのに 殺されて 二度と逢いない 二度と逢いない 小林をとらえた刑事 抜けがけをやろうとしたか 全身の皮下溢血が無残な姿 犬や猫や豚を 殴って殺しても こんなに無惨に 殺せるものか 残忍、野蕃 鬼畜の如く 同志を | |||
| 書簡 大杉栄宛 | 伊藤野枝 | 5分以内 | |
宛先 東京市麹町区三番町六四 第一福四萬館 発信地 千葉県夷隅郡御宿 上野屋旅館 停車場を出ると、前の支店でしばらく休んで、それから宿に帰へりました。 | |||
| 凍上の話 | 中谷宇吉郎 | 30分以内 | |
もう十年余りも昔の話になるが、私が寺田先生の助手をつとめて理研で働いていた頃のことである。 | |||
| 方向 | 中野鈴子 | 5分以内 | |
わたしはこの頃しきりに考える 自分というものについて わたしは下宿の二階に兄のくれる金で暮らしている それはわずかな金だ けれども兄の彼が夜ヒル書きつづける血のしたたりなのだ わたしはそれで米や炭をととのえ腹を満たしている わたしの仕事は詩を書くこと、文学の途をゆくことになっている わたしは机に向かって本を読む あるいは書こうとする けれども書けない わたしはうっ伏して足りない才能をかなしむ 心 | |||
| あやしき楽の音 | 漢那浪笛 | 5分以内 | |
かつて、きゝし折りなき楽の音! 今宵、心にしのび入る。 | |||
| 日本史上の奥州 | 原勝郎 | 60分以内 | |
抑も奧州地方は、多くの場合に於て出羽と併稱し、奧羽と云ひならされて居るのであるけれど、しかし日本海を負ふ所の出羽と、太平洋に面して居る奧州とは、歴史上必ずしも一概に論じ難い點が多いのである。 | |||
| 大切な雰囲気 | 石井柏亭 | 5分以内 | |
鬼才小出楢重が逝いてから早くも五年になろうとする。 | |||
| 大ヴォローヂャと小ヴォローヂャ | アントン・チェーホフ | 60分以内 | |
「ね、馭者をやって見てもいいでしょう。私、馭者のとこへ行くわ!」とソフィヤ・リヴォヴナが声高に言った、「馭者さん、待ってよ。私、あんたの隣へ行くから。」 彼女が橇の中で起ちあがると、夫のヴラヂーミル・ニキートイチと、幼な友だちのヴラヂーミル・ミハイルイチとは、倒れぬように彼女の腕を支えた。 | |||
| 手紙 | 坂本竜馬 | 5分以内 | |
此度の使者村新同行ニて参上可レ仕なれども、実ニ心ニ不レ任義在レ之、故ハ去月廿三日夜伏水ニ一宿仕候所、不レ斗も幕府より人数さし立、龍を打取るとて夜八ツ時頃二十人計寝所ニ押込ミ、皆手ごとニ鎗とり持、口々ニ上意/\と申候ニ付、少※論弁も致し候得ども、早も殺候勢相見へ候故、無二是非一彼高杉より被レ送候ビストールを以て打払、一人を打たをし候。 | |||
| 炭取り | 田中貢太郎 | 5分以内 | |
母親を無くした小供が、ある夜、ふと眼を覚ました。 | |||
| 抵抗のよりどころ | 三好十郎 | 60分以内 | |
1 私は妙なところからはじめます。 | |||
| 水面に浮んだ女 | 田中貢太郎 | 30分以内 | |
外から帰って来た平兵衛は、台所の方で何かやっていた妻を傍へ呼んだ。 | |||
| 黄灯 | 田中貢太郎 | 30分以内 | |
入口の障子をがたがたと開けて、学生マントを着た小兵な学生が、雨水の光る蛇目傘を半畳にして、微暗い土間へ入って来た。 | |||
| 静かな歩み | 酒井嘉七 | 30分以内 | |
1 「あすの朝迄に一人殺して下さい。いゝですか。九時に報告に来て下さい。私は今晩ここで徹夜しますから朝までずつとゐます。報酬は先に渡しておきます。」 と、札束を机の上へ投げる音がする。 | |||
| 井上正夫におくる手紙 | 久保田万太郎 | 30分以内 | |
井上さん。 | |||
| 忘春詩集 | 佐藤春夫 | 5分以内 | |
今朝、室生君からの手紙を枕頭に受け取つて、まだ起きもせずに開いて見ると、忘春詩集に序を書けといふのである。 | |||
| 野州の石屋根 | 柳宗悦 | 30分以内 | |
浜田が益子にいるので、年々幾度か東京との間を往復し、栃木県には親しみが出来た。 | |||
| 生物学的の見方 | 丘浅次郎 | 30分以内 | |
すべて物は見方によって種々異なって見えるもので、同一の物でも見方を変えると、全く別物かと思われるほどに違って見えることもある。 | |||
| 楞迦窟老大師の一年忌に当りて | 鈴木大拙 | 30分以内 | |
月日のたつのは誠に早い、楞伽窟の遷化せられてから、もう一年を経過した。 | |||
| 世に出る前後 | 菊池寛 | 30分以内 | |
「雄辯」から、僕の自叙伝を求められたが、僕には既に「文藝春秋」に半歳に亙つて連載され、其後、平凡社から出た、僕の全集の中に収録されてゐる「半自叙伝」がある。 | |||
| 中国怪奇小説集 | 岡本綺堂 | 60分以内 | |
第十四の男は語る。 | |||
| ほととぎす | 堀辰雄 | 1時間〜 | |
われぞげにとけて寐らめやほととぎす ものおもひまさりこゑとなるらん 蜻蛉日記 その一 「昔、殿のお通いになっていらしった源の宰相某とか申された殿の御女の腹に、お美しい女君が一人いらっしゃるそうでございます。その女君なんぞをお引き取りになられては、如何なものでございましょう? なんでも今は、お二人共、兄に当られる禅師の君の御世話になられ、志賀の麓に大層心細いお暮ら | |||
| 屋根の上の黒猫 | 田中貢太郎 | 5分以内 | |
昭和九年の夏、横井春野君が三田稲門戦の試合を見て帰って来たところで、その時千葉の市川にいた令弟の夫人から、 「病気危篤、すぐ来い」 と云う電報が来た。 | |||
| 自然女人とかぶき女 | 折口信夫 | 10分以内 | |
いよ/\芝翫が歌右衛門を襲ぐさうである。 | |||