手紙029 慶応二年二月六日 木戸孝允あて
坂本竜馬
『手紙』は青空文庫で公開されている坂本竜馬の短編作品。381文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
文字数 | 5分以内 381文字 |
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書き出し書出 | 此度の使者村新同行ニて参上可レ仕なれども、実ニ心ニ不レ任義在レ之、故ハ去月廿三日夜伏水ニ一宿仕候所、不レ斗も幕府より人数さし立、龍を打取るとて夜八ツ時頃二十人計寝所ニ押込ミ、皆手ごとニ鎗とり持、口々ニ上意/\と申候ニ付、少※論弁も致し候得ども、早も殺候勢相見へ候故、無二是非一彼高杉より被レ送候ビストールを以て打払、一人を打たをし候。 |
初出 | |
底本 | 龍馬の手紙、宮地佐一郎 |
表記 | 新字旧仮名 |
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