青空文庫の全作品
青空文庫で公開されているすべての著者の全作品を、おすすめ人気順で表示しています。
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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| ひとの不幸をともにかなしむ | 吉野秀雄 | 5分以内 | |
いまわたしの胸の奥にあることばは、 ひとの幸福をともによろこび ひとの不幸をともにかなしむ といふものだ。 | |||
| 日記 | 宮本百合子 | 10分以内 | |
五月 あわれアンポンの密輸出。 | |||
| 詩に関する話 | 中原中也 | 30分以内 | |
一、序 近頃芸術は世界全般に亙つて衰へ、その帰趨を知らない。 | |||
| 松本たかし句集 | 松本たかし | 60分以内 | |
序 雨音のかむさりにけり虫の宿 作者が虫の音を静に聞いて居つた。 | |||
| 続銀鼎 | 泉鏡花 | 60分以内 | |
一 不思議なる光景である。 | |||
| 孤座 | 相馬御風 | 5分以内 | |
今年は雪が珍らしく少なかつたので、二月末からもうヂカに土を踏んで歩くことが出來、三月になつてから東京で雪が積つたといふやうなことを新聞で讀んで、何だか東京の方が反對に雪國になつたのではないか、といふやうな氣がした位である。 | |||
| カストリ社事件 | 坂口安吾 | 30分以内 | |
カストリ雑誌などゝ云って、天下は挙げて軽蔑するけれども、これを一冊つくるんだって、容易じゃないよ。 | |||
| モウタアの輪 | 田山花袋 | 30分以内 | |
一 モウタアの音がけたゝましくあたりにひゞいて聞えたので、仕度をして待つてゐた二人はそのまゝ裏の石垣になつてゐるところへと出て行つた。 | |||
| 白河の関 | 大町桂月 | 10分以内 | |
思へば夢に似たる哉。 | |||
| 抜髪 | 小川未明 | 5分以内 | |
ブリキ屋根の上に、糠のような雨が降っている。 | |||
| 雨 | 織田作之助 | 1時間〜 | |
歳月が流れ、お君は植物のように成長した。 | |||
| 素人図書館人の手記 | 金森徳次郎 | 5分以内 | |
生れるときに自分の將來の仕事を考えるものは無いが、それでも若いときから一生の目的を考えるものだ。 | |||
| 小浅間 | 寺田寅彦 | 30分以内 | |
峰の茶屋から第一の鳥居をくぐってしばらくこんもりした落葉樹林のトンネルを登って行くと、やがて急に樹木がなくなって、天地が明るくなる。 | |||
| 草相撲の話 | 折口信夫 | 5分以内 | |
我々には、相撲と言へば、春場所・夏場所の感じだけしかなくなつたが、誹諧の季題では、これが秋の部に這入つて居る。 | |||
| 踏査 | 田山花袋 | 5分以内 | |
街道がある。 | |||
| 一ノ倉沢正面の登攀 | 小川登喜男 | 30分以内 | |
一行 小川、田名部、高木(力) 一九三〇年七月十七日(曇・午後夕立) 一ノ倉沢出合(六、〇〇)―雪渓下部(七、〇五)―雪渓の裂け目(七、三五)―雪渓上部(八、二五)―一枚岩の岩場中の台地(九、二〇―九、四〇)―水のあるリンネ上の台地(一、〇〇―一、二〇)―尾根上の岩塊下(三、〇〇)―同岩塊のチムニー上の広い台地(三、三〇)―国境線の尾根(六、五〇)―南ノ耳露営(七、四五)翌朝西黒沢の道を下る。 | |||
| 萩原朔太郎評論集 無からの抗争 | 中原中也 | 5分以内 | |
萩原氏の本はよく売れるさうである。 | |||
| 編集者今昔 | 正宗白鳥 | 30分以内 | |
この頃は回顧談が流行してゐる。 | |||
| 「麻布襍記」叙 | 永井荷風 | 5分以内 | |
麻布襍記収むるところの小説雑録随筆のたぐい皆そのおりおり月刊文学雑誌の嘱を受けて一時の責を塞ぎしものに過ぎず。 | |||
| 真劇シリーズ | フレッド・M・ホワイト | 30分以内 | |
[#ページの左右中央] 今は亡き俳優手配師の備忘録より [#改ページ] ウィルビイ・ハーコートがとうとうと語る銀鈴のような声は、得も言われぬほど魅力的だ。 | |||
| 遺書 | 尾崎秀実 | 10分以内 | |
拝啓 昨日はおいそがしいところを貴重な時間を割き御引見下され有難う存じました。 | |||
| 鳴雪自叙伝 | 内藤鳴雪 | 1時間〜 | |
緒言 一 この自叙伝は、最初沼波瓊音氏の「俳味」に連載されしが、同誌の廃止後、織田枯山楼氏の「俳諧文学」にその「俳味」に載りしものと共に終結までを連載された所のもので、今般それを一冊子として岡村書店より発行せらるることとなったのである。 | |||
| 青い焔 | 北条民雄 | 30分以内 | |
第一章 霧の深い夜が毎晩のやうに続いた。 | |||
| 小説 円朝 | 正岡容 | 1時間〜 | |
序 夕月淡く柳がくれの招き行燈に飛ぶ禽落とす三遊亭圓朝が一枚看板、八丁荒しの大御所とて、焉んぞ沙弥より長老たり得べけむや。 | |||
| かいつぶり | 三好達治 | 5分以内 | |
かいつぶり かいつぶり そうれ頭に火がついた 私たちの歌に應へて かいつぶりは水に沈む それは旱魃の夏だつた ただそれだけのことだつた かいつぶり かいつぶり かいつぶりのゐない日もあつた | |||
| 鵠が音 | 折口信夫 | 30分以内 | |
鵠が音 追ひ書き その一 釋 迢空 『……今はひたすらに、皇軍の、勝ちさびとよむ日が待たれることです。 | |||
| 地なる響 | 岩野泡鳴 | 5分以内 | |
暗き 浜辺 を たどり来たり、 水際 真近く 砂 を 握る。 | |||
| 墓地展望亭 | 久生十蘭 | 1時間〜 | |
巴里の山の手に、ペール・ラシェーズという広い墓地があって、そのうしろの小高い岡の上に、≪Belle-vue de Tombeau≫という、一風変った名の喫茶店がある。 | |||
| 日記 | 宮本百合子 | 30分以内 | |
一月一日 日 ことしは、12月29日のおかしな会以来、一つの転期に入っている。 | |||
| 手習鑑雑談 | 折口信夫 | 60分以内 | |
私どもの、青年時代には、歌舞妓芝居を見ると言ふ事は、恥しい事であつた。 | |||
| 山吹 | 泉鏡花 | 60分以内 | |
序 山吹の花の、わけて白く咲きたる、小雨の葉の色も、ゆあみしたる美しき女の、眉あおき風情に似ずやとて、―― 時 現代。 | |||
| 七福神詣 | 三遊亭円朝 | 5分以内 | |
「元日や神代のことも思はるゝ」と守武の発句を見まして、演題を、七福神詣りとつけましたので御座ります。 | |||
| 落語の濫觴 | 三遊亭円朝 | 10分以内 | |
落語の濫觴は、昔時狂歌師が狂歌の開の時に、互に手を束ねてツクネンと考込んで居つては気が屈します、乃で其合間に世の中の雑談を互に語り合うて、一時の鬱を遣つたのが濫觴でござります。 | |||
| 蘭学事始再版序 | 福沢諭吉 | 5分以内 | |
蘭学事始の原稿は素より杉田家に存して一本を秘蔵せしに、安政二年江戸大地震の火災に焼失して、医友又門下生の中にも曾て之を謄写せし者なく、千載の遺憾として唯不幸を嘆ずるのみなりしが、旧幕府の末年に神田孝平氏が府下本郷通を散歩の折節、偶ま聖堂裏の露店に最と古びたる写本のあるを認め、手に取りて見れば紛れもなき蘭学事始にして、然かも※斎先生の親筆に係り、門人大槻磐水先生に贈りたるものなり。 | |||
| 朧夜 | 犬養健 | 60分以内 | |
春に近い夕方だ。 | |||
| 冬の夜の歌 | 森川義信 | 5分以内 | |
私は墜ちて行くのだ 破れた手風琴の挽歌におくられて 古びた天鵞絨の匂ひに噎び 黝い霧に深く包まれて ゆふぐれの向ふへと私は墜ちて行くのだ 今はこの掌に触れた蒼空もなく 胸近く海のやうに揺れた歌声も―― どうしたのだ私の愛した小さくて美しかつたものよ 小鳥たちよ 草花たちよ 新月よ 青い林檎よ しきりに眩暈がおしよせる心には 悔恨が一本の太い水脈となり―― 陰鬱な不協和音が青く戦き 狂つたヴイオ | |||
| 勾配 | 森川義信 | 5分以内 | |
非望のきはみ 非望のいのち はげしく一つのものに向つて 誰がこの階段をおりていつたか 時空をこえて屹立する地平をのぞんで そこに立てば かきむしるやうに悲風はつんざき 季節はすでに終りであつた たかだかと欲望の精神に はたして時は 噴水や花を象眼し 光彩の地平をもちあげたか 清純なものばかりを打ちくだいて なにゆえにここまで来たのか だがみよ きびしく勾配に根をささへ ふとした流れの凹みから雑草の | |||
| 基督信徒のなぐさめ | 内村鑑三 | 1時間〜 | |
[#ページの左右中央] 明治二十四年四月十九日いわゆる『第一高等中学校不敬事件』ののちに、余のためにその生命を捨し余の先愛内村加寿子に謹んでこの著を献ず、願くは彼女の霊天に在りて主と偕に安かれ。 | |||
| 青年の元気で奮闘する我輩の一日 | 大隈重信 | 10分以内 | |
境遇に応じ規律ある生活を必要とする 一日の生活をするにしても何時に起き、何時に食事をなし、何時に訪問者に接し何時から人を訪問するという様に規律正しくしている人もあるが、我輩の様に幕末時代から明治にかけての、非常な場合に於て働かねばならなかった者は、朝の予定と夕の実際とまるで変る様な生活をして来たので、そういう習慣が第二の天性となって、今日でもあまり予定を立てた生活をすることは遣らないのである。 | |||
| 帝室論 | 福沢諭吉 | 1時間〜 | |
帝室論緒言 我日本の政治に關して至大至重のものは帝室の外にある可らずと雖ども、世の政談家にして之を論ずる者甚だ稀なり。 | |||
| 「珊瑚集」解説 | 佐藤春夫 | 10分以内 | |
荷風先生は毅然たる現実主義精神を抱いた散文作家であると同時に、一面には嫋々たる抒情詩人である。 | |||
| 死後 | 正岡子規 | 30分以内 | |
人間は皆一度ずつ死ぬるのであるという事は、人間皆知って居るわけであるが、それを強く感ずる人とそれ程感じない人とがあるようだ。 | |||
| 夢鬼 | 蘭郁二郎 | 1時間〜 | |
一 辺鄙な、村はずれの丘には、いつの間にか、華やかな幕を沢山吊るした急拵えの小屋掛が出来て、極東曲馬団の名がかけられ、狂燥なジンタと、ヒョロヒョロと空気を伝わるフリュートの音に、村人は、老も若きも、しばし、強烈な色彩と音楽とスリルを享楽し、又、いつの間にか曲馬団が他へ流れて行っても、しばらくは、フト白い流れ雲の中に、少年や少女の縊れた肢体を思い出すのである。 | |||
| 東京湾怪物譚 | 佐藤垢石 | 10分以内 | |
一 観音崎と富津岬とが相抱いた東京湾口は、魚の楽園らしい。 | |||
| 其中日記 | 種田山頭火 | 1時間〜 | |
九月廿一日 庵居第一日(昨日から今日へかけて)。 | |||
| 仲々死なぬ彼奴 | 海野十三 | 30分以内 | |
一 大熊老人にとって、凡そ不思議な存在は、少年喜助であった。 | |||
| 帰来 | 阿部次郎 | 30分以内 | |
1 千九百二十三年の七月、私は、独逸を出てから、和蘭・白耳義を経て再びパリにはひつた。 | |||
| アイヌ族の俚謡 | 知里真志保 | 5分以内 | |
【小引】 アイヌの俚謡等にて代表的なるものとの御註文である。 | |||
| 「エタ」名義考 | 喜田貞吉 | 30分以内 | |
1 「穢多」という文字の使用 同じ日本の国土に生を営む一部の人民に対して、「穢多」という極めて同情のない文字を用い始めたのは、いつの頃、何人の仕業であるか、思えば罪の深い事をしたものである。 | |||
| 女絵師毒絵具を仰ぐ | 伊藤野枝 | 5分以内 | |
利欲一点張りの父と思想上の衝突からと云ふ註をつけて女子美術学校を中途でやめた松尾松子と云ふ婦人が将来画家としてたつゝもりで自宅で退学後も研究中の処父は彼女を歯科医として教育することにし度々意見の衝突をしたあげく不本意ながら父の意に従ふことになり近々専門校に入学して研究する筈になつてゐたが矢張り画を描くことを思ひ切ることが出来ずに煩悶し近き頃は家人ともろく/\口もきかず一室にとぢこもつて絵をのみかき | |||