青空文庫の全作品
青空文庫で公開されているすべての著者の全作品を、おすすめ人気順で表示しています。
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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| あきまろに答ふ | 正岡子規 | 5分以内 | |
「も」の字につきて質問に御答申候。 | |||
| 悪の帝王 | フレッド・M・ホワイト | 30分以内 | |
第一章 ちょっと生々しい騒動が昨年早々起り、当時アンジェラ・ラブ事件と呼ばれた。 | |||
| 本因坊と私 | 関根金次郎 | 30分以内 | |
本因坊もたうとういけなかつたネ。 | |||
| 棺桶の花嫁 | 海野十三 | 1時間〜 | |
1 春だった。 | |||
| 雨 | 織田作之助 | 60分以内 | |
一 子供のときから何かといえば跣足になりたがった。 | |||
| 青春の天刑病者達 | 北条民雄 | 30分以内 | |
霧の夜 一 黒ぐろとうちつづいた雑木林の間から流れ出る夜霧が、月光を浴びて乳色に白みながら見るまに濃度を加へて視野遠く広がつた農園の上を音もなく這ひ寄つて来る。 | |||
| 「さうや さかいに」 | 折口信夫 | 60分以内 | |
柳田国男先生が「さうやさかいに」を論ぜられて後、相当の年月が立つた。 | |||
| 胎内 | 三好十郎 | 1時間〜 | |
一 暗い。 | |||
| 支那史学史概要 | 内藤湖南 | 60分以内 | |
史記が出來てから、その次の代に、史記の後を繼いで出來たものは漢書であるが、この兩者の間に出來た差異の一つは、史記が通史であるのに對して漢書が斷代史であるといふことである。 | |||
| その一週間 | 中原中也 | 10分以内 | |
「御暇でしたら、一寸御相談したい事等御座居ますので、私の動く事についての事ですが、岩山さんともいろいろ考へたのですが、で、考へをおかし下さいませんでせうか、お待ちします、御目文字の上、」 かういふ、女からの葉書が舞ひ込んだのは、水曜日の正午であつた。 | |||
| 大戦脱出記 | 野上豊一郎 | 1時間〜 | |
一 パリとの通話 エスパーニャに居る間に中歐の形勢はどんどん惡化して行つた。 | |||
| 動的芸術 | 田山花袋 | 10分以内 | |
静かな芸術から動いた芸術に進んで行つた。 | |||
| 妾宅 | 永井荷風 | 60分以内 | |
一 どうしても心から満足して世間一般の趨勢に伴って行くことが出来ないと知ったその日から、彼はとある堀割のほとりなる妾宅にのみ、一人倦みがちなる空想の日を送る事が多くなった。 | |||
| 乗用車発表に際して | 豊田喜一郎 | 10分以内 | |
トヨダ乘用車の發表は既に五月頃から屡々噂に上り各方面から非常な期待を以て觀られてゐたがその後愛知縣刈谷の同工場ではボデーの製作を順調に進め先月[六月]中旬新組立工場完成移轉を機として愈々生産能力も擴充された。 | |||
| (ツツケンドンに) | 中原中也 | 5分以内 | |
ツツケンドンに 女は言ひつぱなして出て行つた 襖の上に灰がみえる 眼窩の顛倒 鳥の羽斜に空へ!…… 対象の知れぬ寂しみ 神様はつまらぬものゝみをつくつた 盥の底の残り水 古いゴムマリ 十能が棄てられました 雀の声は何といふ生唾液だ! 雨はまだ降るだらうか インキ壺をのぞいてニブリ加減をみよう | |||
| 秋の岐蘇路 | 田山花袋 | 30分以内 | |
一 大井、中津川の諸驛を過ぎて、次第に木曾の翠微に近けるは、九月も早盡きんとして、秋風客衣に遍ねく、虫聲路傍に喞々たるの頃なりき。 | |||
| 自然の恵み | 中谷宇吉郎 | 30分以内 | |
われわれは大きい自然の中で生きている。 | |||
| 半七捕物帳 | 岡本綺堂 | 60分以内 | |
一 ある年の正月、門松のまだ取れないうちに赤坂の家をたずねると、半七老人は格子の前に突っ立って、初春の巷のゆきかいを眺めているらしかった。 | |||
| 国分一太郎君の仕事 | 村山俊太郎 | 5分以内 | |
国分一太郎君が、私と親しくなったのは、昭和二年、同君が師範の三年で、私が師範の専攻科時代に始まる。 | |||
| 天狗外伝 斬られの仙太 | 三好十郎 | 1時間〜 | |
■登場人物 真壁村の仙太郎 その兄仙右衛門 段六 加多源次郎 兵藤治之 利根の甚伍左 その娘お妙 くらやみの長五郎 芸者お蔦 真壁村の女房/百姓たち 植木村の子供たち/お咲/吉坊/その他 植木村の女たち 暴徒六人 下妻の瀧次郎 その息子瀧三 天狗党の今井/早田/井上/水木/その他 男一、二 士一、二 吉村軍之進 鳥追 行商人 馬方 検分の刑吏 代官所役人/手先 上林の弥造 北条の喜平/ | |||
| 吝嗇家 | 三遊亭円朝 | 5分以内 | |
極吝嗇い仁が御座いまして、旦「小僧や。小「へえ。旦「お隣へ往てノ蚊帳の釣手を打つんだから鉄槌を貸して下さいと然う云つて借りて来い。小「へえ……往て参りました。旦「貸して呉れたか。小「アノお隣で、何の釘を打つんだと申しますから、蚊帳の釣手を打つんですから鉄釘で御座いませうと申しましたら、鉄と鉄との摺れ合ひで金槌が減るから貸せないと申しました。旦「ムーン然う吝嗇な奴だ……ぢやア宅のを出して使へ。 | |||
| 破壊 | 加藤一夫 | 5分以内 | |
未来に 黄金世界を 望むのではない ただ 現在の不合理を、破壊しようとするのだ 私はユートピアンではない ただ 衝動に聴く男だ 社会制度が 人間の意識を支配するが そして その故に 今の社会制度を 破壊するが さりとて 更に善き社会制度を 立てるのが 私の 唯一の そして究極の目的ではない まず 破壊するのだ すると新しい制度はおのずから生れるだろう 生命は流れる水 制度は 流れゆく水の路―溝 | |||
| 日まはり | 三好達治 | 5分以内 | |
橋の袂の日まはり 床屋の裏の日まはり 水車小屋の日まはり 交番の陰の日まはり 頽れた築地の上に聳える 路ばたの墓地の日まはり 丘の上の洒落た一つ家 そのまた上の 女學校の 寄宿舍の 庭の日まはり ああ日まはり 日まはり それは旺んな季節の洪水 七月 この海邊の町を不意打して この小さな町をとりかこみ 占領し 彼らの眞晝の凱歌をうたふ 日まはり 日まはり 彼方町はづれの踏切にも 此方天守の崩れた城址 | |||
| 醜面女人 | 今野大力 | 5分以内 | |
人間美学の深奥に いときらびやかなる女人の像は久遠である されど 醜面 白日のうちにさらけし 卑しき女人の相を見る こはこれけもののみにくさにあらず みにくしとも 蛇の如き呪いも見えず 人間のみの具有せる 暗愚なるものの像である | |||
| (ダダイストが大砲だのに) | 中原中也 | 5分以内 | |
ダダイストが大砲だのに 女が電柱にもたれて泣いてゐました リゾール石鹸を用意なさい それでも遂に私は愛されません 女はダダイストを 普通の形式で愛し得ません 私は如何せ恋なんかの上では 概念の愛で結構だと思つてゐますに 白状します―― だけど余りに多面体のダダイストは 言葉が一面的なのでだから女に警戒されます 理解は悲哀です 概念形式を齎しません | |||
| 寅彦の遺跡 | 中谷宇吉郎 | 5分以内 | |
高知へ着いた日に、すぐ寺田紀念館で、御親戚の方や、寅彦を敬愛する人たちと、座談会の準備がしてあった。 | |||
| 我らの哲学 | 丘浅次郎 | 1時間〜 | |
一 はしがき このたび本書の新版を出すにあたって、書肆からなるべく多く追加原稿をそろえてつけるようにとの要求を受けたが、前版以後におりおり雑誌上にかかげた文は別に「煩悶と自由」と題して、最近に出版したゆえ、本書に追加すべきものはほとんど一つも残っていない。 | |||
| 社日桜 | 河井寛次郎 | 5分以内 | |
社日桜というのは、町の西端れの田圃の中に突出している丘の突端の、社日さんの石碑の傍にあった。 | |||
| 文壇一夕話 | 田山花袋 | 10分以内 | |
現実といふ意味 現実に接触したところに今の新興文芸は生れたのだと言はれる。 | |||
| 奥羽北部の石器時代文化における古代シナ文化の影響について | 喜田貞吉 | 30分以内 | |
昨年〔(大正一五年)〕一月発行の本誌〔(『民族』)〕第一巻第二号において、自分は柳田〔(国男)〕君の促しによって、「奥羽地方のアイヌ族の大陸交通はすでに先秦時代にあるか」という標題のはなはだ長たらしい、しかも内容のきわめて貧弱な一小篇〔(前章)〕を掲載して戴いたことであった。 | |||
| 赤い鳥 | 鈴木三重吉 | 1時間〜 | |
冷吉は自分には考へる女がなかつたものだから、讀んだ物の中の、赤い鳥を遁がして出て行く女を、自分の女にして考へてゐた。 | |||
| 芭蕉と歯朶 | 徳田秋声 | 30分以内 | |
深い雑木林のなかに建てられたバンガロー風の其の別荘へ著いたのは午後の何時頃であつたらうか。 | |||
| 白妖 | 大阪圭吉 | 60分以内 | |
一 むし暑い闇夜のことだった。 | |||
| 悶悶日記 | 太宰治 | 5分以内 | |
月 日。 | |||
| 佳日 | 太宰治 | 60分以内 | |
これは、いま、大日本帝国の自存自衛のため、内地から遠く離れて、お働きになっている人たちに対して、お留守の事は全く御安心下さい、という朗報にもなりはせぬかと思って、愚かな作者が、どもりながら物語るささやかな一挿話である。 | |||
| 接吻 | アントン・チェーホフ | 60分以内 | |
五月二十日の晩の八時のこと、N予備砲兵旅団の六個中隊が全部、野営地へ赴く途中で、メステーチキという村に一泊すべく停止した。 | |||
| 最低の古典 | 折口信夫 | 5分以内 | |
現代かなづかひがきまつたのはともかくめでたいことと思ふ。 | |||
| 獅子舞と石橋 | 折口信夫 | 5分以内 | |
能楽の獅子舞には、本式に、赤頭に獅子口の面をつけて出る石橋と、望月や内外詣のやうに、仮面の代りに扇をかづき、赤頭をつけるのとがある。 | |||
| 見ものは合邦辻 | 折口信夫 | 5分以内 | |
東京劇場の七月興行のよさは「合邦辻」のよさである。 | |||
| 充実した文章 | 田山花袋 | 5分以内 | |
私は思ふ、調子の惡い文章は書いても、無駄の多い文章は書き度くない、と。 | |||
| 針の木のいけにえ | 石川欣一 | 30分以内 | |
松本から信濃鉄道に乗って北へ向かうこと一時間六分、西に鹿島槍の連峰、東には東山の山々を持つ大町は安曇高原の中心として昔から静かに、ちんまりと栄えて来た町である。 | |||
| 新アラビヤ夜話 序 | 佐藤緑葉 | 5分以内 | |
スティーヴンスンは近代の英文學者中で最もよく吾が國に紹介された者の一人であるから、恐らく茲に其傳記などを詳説する必要はあるまい。 | |||
| 近日所感 | 萩原朔太郎 | 5分以内 | |
朝鮮人あまた殺され その血百里の間に連なれり われ怒りて視る、何の慘虐ぞ | |||
| 若鮎の気品を食う | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
ぜいたくにと、ひと口に言っても、上には上、下には下の段々がある。 | |||
| (古る摺れた) | 中原中也 | 5分以内 | |
古る摺れた 外国の絵端書―― 唾液が余りに中性だ 雨あがりの街道を 歩いたが歩いたが 飴屋がめつからない 唯のセンチメントと思ひますか? ――額をみ給へ―― 一度は神も客観してやりました ――不合理にも存在価値はありませうよ だが不合理は僕につらい―― こんなに先端に速度のある 自棄 々々 々々 下駄の歯は 僕の重力を何といつて土に訴へます 「空は興味だが役に立たないことが淋しい ――精神の除 | |||
| Schreibe wie du sprichst | 中谷宇吉郎 | 5分以内 | |
いつか小宮さんと同車した時、科学者などいわゆる文章の素人の人が書いたものの中には非常に面白いものがあるから、何か書いてみてはどうかと勧められたことがある。 | |||
| 「科学的」方法の適用されぬ場合 | 中谷宇吉郎 | 5分以内 | |
お茶のうまい出し方のような問題は、「科学的」方法を用いるとまことに簡単なことのように一寸思われる。 | |||
| 曲者 | 原民喜 | 10分以内 | |
☆その男が私の前に坐って何か話しているのだが、私は妙に脇腹のあたりが生温かくなって、だんだん視野が呆けてゆくのを覚える。 | |||
| 芝居に出た名残星月夜 | 折口信夫 | 1時間〜 | |
あなたは確か、芝居の噂などは、あまりお嗜きでなかつた様に思ひます。 | |||
| 正宗君について | 田山花袋 | 10分以内 | |
一 『徒然草』の作者を正宗君はよく持ち出すが、何処かそこに似たところがある。 | |||