日まはり
三好達治
『日まはり』は青空文庫で公開されている三好達治の短編作品。357文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
| 文字数 | 5分以内 357文字 |
| 人気 | 343PV |
| 書き出し書出 | 橋の袂の日まはり 床屋の裏の日まはり 水車小屋の日まはり 交番の陰の日まはり 頽れた築地の上に聳える 路ばたの墓地の日まはり 丘の上の洒落た一つ家 そのまた上の 女學校の 寄宿舍の 庭の日まはり ああ日まはり 日まはり それは旺んな季節の洪水 七月 この海邊の町を不意打して この小さな町をとりかこみ 占領し 彼らの眞晝の凱歌をうたふ 日まはり 日まはり 彼方町はづれの踏切にも 此方天守の崩れた城址 |
| 初出 | |
| 底本 | 三好達治全集第一卷 |
| 表記 |
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