青空文庫の全作品
青空文庫で公開されているすべての著者の全作品を、おすすめ人気順で表示しています。
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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| 青年の新活動方面 | 大隈重信 | 5分以内 | |
元気は青年の生命なり 今日の青年は中学でも卒業してから少し筆が立つとか、文学上の事でも研究すると直ちに俺は文学者になろうの新聞記者雑誌記者になろうのという考えを起し、小説の一つも書いてみたり論文の一つも綴ってみて、いっぱし文学者になった気になる連中が多い。 | |||
| モンテーニュ随想録 | ミシェル・エケム・ド・モンテーニュ | 5分以内 | |
この序文は一五八〇年始めてエッセーが公刊されるに際して書かれたものであるから、全然自己描出の現われない初期のエッセーにもあてはまらないし、一五八八年以後の、自己を描きながら広く人間性を描くのだといった晩年のエッセーにもあてはまらない。 | |||
| 子猫 | 寺田寅彦 | 30分以内 | |
これまでかつて猫というもののいた事のない私の家庭に、去年の夏はじめ偶然の機会から急に二匹の猫がはいって来て、それが私の家族の日常生活の上にかなりに鮮明な存在の影を映しはじめた。 | |||
| 独断一束 | 岸田国士 | 5分以内 | |
思想 芸術としての思想の魅力は、芸術家が、その思想を、軽く掌の上にのせてゐる時にのみ、われわれの心を動かす。 | |||
| 十字架観音 | 野村胡堂 | 60分以内 | |
一 「あら松根様の若様」 「――――」 恐ろしい魅力のある声を浴せられて、黙って振り返ったのは、年の頃二十三四、色の浅黒い、少し沈鬱な感じですが、何となく深味のある男でした。 | |||
| 尾崎紅葉とその作品 | 田山花袋 | 30分以内 | |
一 『色懺悔』『夏痩』あたりから、私は紅葉の作物を手にした。 | |||
| 髪あかきダフウト | フィオナ・マクラウド | 30分以内 | |
グラッドロンがブリタニイを領していたアルモリカ人の王であった時、即ちアルヴォルの王であった時、彼の名にまさる名はなかった。 | |||
| チェーホフ序説 | 神西清 | 1時間〜 | |
1 チェーホフは自伝というものが嫌いだった。 | |||
| 山の魅力 | 木暮理太郎 | 10分以内 | |
一 夏の登山が今日のように盛になったのは、色々の原因があるにしても、山が何かしらん人の心をしっかりと捉えずには置かない、強い魅力を持っている為である。 | |||
| 半七捕物帳 | 岡本綺堂 | 60分以内 | |
一 「いつかは弁天娘のお話をしましたから、きょうは鬼むすめのお話をしましょうか」と、半七老人は云った。 | |||
| 退歩主義者 | 坂口安吾 | 30分以内 | |
馬吉の思想は退歩主義というのである。 | |||
| LE URINE | 李箱 | 5分以内 | |
焔の様な風が吹いたけれどもけれども氷の様な水晶体はある。 | |||
| 衢にて | 森川義信 | 5分以内 | |
翳に埋れ 翳に支へられ その階段はどこへ果ててゐるのか はかなさに立ちあがり いくたび踏んでみたことだらう ものいはず濡れた肩や 失はれたいのちの群をこえ けんめいに あふれる時間をたどりたかつた あてもない歩みの 遅速のままに どぶどろの秩序をすぎ もはや 美しいままに欺かれ うつくしいままに奪はれてゐた しかし最後の 膝に耐え こみあげる背をふせ はげしく若さをうちくだいて 未完の忘却のなかか | |||
| 続先生を囲る話 | 中谷宇吉郎 | 30分以内 | |
○ Rationalist の論 先生は書かれるものには、「とも考えられる」とか、「かも知れない」というような表現を始終用いておられるが、話をされる時には、特に少数の集りの場合には少し熱がはいってくると、随分はっきりと物をいわれたものであった。 | |||
| 川端茅舎句集 | 高浜虚子 | 5分以内 | |
茅舎句集が出るといふ話をきいた時分に、私は非常に嬉しく思つた。 | |||
| 初秋の一日 | 夏目漱石 | 5分以内 | |
汽車の窓から怪しい空を覗いていると降り出して来た。 | |||
| 獄中への手紙 | 宮本百合子 | 1時間〜 | |
一月二日 〔巣鴨拘置所の顕治宛 目白より(封書)〕 一月二日 第一信 さて、あけましておめでとう。 | |||
| 帰らぬ春 | 森川義信 | 5分以内 | |
雲のたゆたう丘の上に ほろり散つたはべに椿 呼べども逝つた春の日の 悲しい私のゆめかしら 柳の新芽もほの匂ひ 燕も来たに口づけて 水に流した木れんは どこへ流れて行つたやら | |||
| 河井寛次郎近作展の感想 | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
河井寛次郎氏の製陶もとうとう世の末になってしまった。 | |||
| 「先生を囲る話」について | 中谷宇吉郎 | 5分以内 | |
前に「先生を囲る話」を書いた時、その中に所々御弟子達の言動を点景人物の意味で入れておいた。 | |||
| さらわれた兄よ | 槙本楠郎 | 5分以内 | |
まるで野中の鶏小舎を襲う野犬のように 奴等は一言も吠えず踏込んで来た 寝ていた兄はガバとはね起き 突嗟に雨戸を押倒して奴等を踏みつけた けれど奴等は一人ではなかった すぐ躍りかかる奴があった 兄は組み敷かれた 兄は引っ立てられた 奴等は遂に兄をかっぱらって行ってしまったのだ それは今朝の五時頃だった うす明りの今 藁屋根に下る牙のような氷柱は しずかにとけて唇を指ではじくような しめっぽいやわら | |||
| 季節抄 | 森川義信 | 5分以内 | |
※ 梢が 空にとどいてゐる 美しい樹々よ 花の咲かない………… 花はなくとも ああ せめてものわが願い ※ 樹々の編む 光りのハンモツクに 僕はつつましく腰をおろす 風が静かにひかるとき ゆれないハンモツクで 僕はそつと時間をみ失ふ ※ 小さな口をあけて ぽくぽくと駆けてくる 波頭よ さうして 何も彼も洗ふがいい………… 貝殻の中の小さな海にも 冷い空が 匂ふやうに光る ※ 青い塔の半円形も | |||
| 三つの痣 | 小酒井不木 | 60分以内 | |
一 法医学者B氏は語る。 | |||
| 舟夫 | 渡久山水鳴 | 5分以内 | |
名護がよひ薪積む舟 午後六時入江に来る 舟の中みだらなる歌 三味線のざれ弾き聞ゆ おもしろき舟夫のなりはひ | |||
| 舳 | 仲村渠 | 5分以内 | |
帆柱は美しい雲をあげてゐた 帆は裂かれて。 | |||
| 氷島の漁夫 | 吉江喬松 | 10分以内 | |
Pierre Loti の本名は、Louis Marie Julien Viaud といつて、生れたのは、佛蘭西の西南サントンヂュ地方の有名な海港、ロシュフォールであつた。 | |||
| 幼年 | 金鍾漢 | 5分以内 | |
ひるさがり とある大門のそとで ひとりの坊やが グライダアを飛ばしてゐた それが 五月の八日であり この半島に 徴兵のきまつた日であることを 知らないらしかつた ひたすら エルロンの糸をまいてゐた やがて 十ねんが流れるだらう すると かれは戦闘機に乗組むにちがひない 空のきざはしを 坊やは ゆんべの夢のなかで 昇つていつた 絵本で見たよりも美しかつたので あんまり高く飛びすぎたので 青空のなか | |||
| 争われない事実 | 小林多喜二 | 5分以内 | |
誰よりも一番親孝行で、一番おとなしくて、何時でも学校のよく出来た健吉がこの世の中で一番恐ろしいことをやったという――だが、どうしても母親には納得がいかなかった。 | |||
| 諦めている子供たち | 坂口安吾 | 10分以内 | |
雪の晩げに道を歩くと雪ジョロがでるすけオッカネぞとおらとこのオトトもオカカもオラたちに云うてオッカナがらすろも、オラそんげのこと信用しねわい。 | |||
| 小生のあけくれ | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
山というほどの山ではないが、山中での朝夕起臥三十余年、ほとんど社交のない生活を営みながら、小生は時に快速船のように、何事をも進ませずにはいられないクセを持っている。 | |||
| 人のいない飛行機 | 田中貢太郎 | 5分以内 | |
航空兵少佐の某君が遭遇した実話である。 | |||
| 奉悼歌 | 芳賀矢一 | 5分以内 | |
一、地にひれふしてあめつちに いのりしまこといれられず 日出づる國のくにたみは あやめもわかぬやみぢゆく 二、御大喪の今日の日に 流るゝ涙はてもなし きさらぎの空はるあさみ 寒風いとゞ身にはしむ | |||
| 峠 | 木暮理太郎 | 30分以内 | |
一 峠は「たむけ」の音便であるといわれている。 | |||
| 半七捕物帳 | 岡本綺堂 | 60分以内 | |
一 神信心という話の出たときに、半七老人は云った。 | |||
| 夕 | 末吉安持 | 5分以内 | |
直らぬ病、身は痩せぬ。 | |||
| 想像力の悲歌 | 中原中也 | 5分以内 | |
恋を知らない 街上の 笑ひ者なる爺やんは 赤ちやけた 麦藁帽をアミダにかぶり ハツハツハツ 「夢魔」てえことがあるものか その日蝶々の落ちるのを 夕の風がみてゐました 思ひのほかでありました 恋だけは――恋だけは | |||
| 参宮がえり | 田中貢太郎 | 30分以内 | |
明治五年比の晩春の夕方、伊良湖岬の手前の磯に寄せて来た漁船があった。 | |||
| 春心 | 田中貢太郎 | 1時間〜 | |
※ 広巳は品川の方からふらふらと歩いて来た。 | |||
| 勇子 | 小泉八雲 | 30分以内 | |
明治二四年五月五日 一八九一年 誰か賢き女を見出すことを得んや――その値打ちはなはだ高貴なり ラテン語訳聖書 「天子様 御心配」天子様が畏れ多くも悲しんでおられる。 | |||
| AU RIMBAUD | 富永太郎 | 5分以内 | |
1 Kiosque au Rimbaud “Marila” ※ la main, Le ciel est beau, Eh ! tout le sang est Pain. 2 Ne voici le po※te, Mille familles dans le m※me toit Revoici le po※te : On ne fait que le droit. 3 Que Dieu | |||
| 高原 | 木暮理太郎 | 30分以内 | |
一 八ヶ岳の裾野ほど高原に富んでいる所は、火山の多い我国にも稀であろうと思う。 | |||
| 流儀の定め | 観世左近 二十四世 | 10分以内 | |
御承知のやうに能樂には觀世、寶生、金春、金剛、喜多の五流があつて、それ/″\獨特の流風を具へて、互に其の妍を競うて居る。 | |||
| “指揮権発動”を書かざるの記 | 犬養健 | 30分以内 | |
昨年の秋のある夜であった。 | |||
| 日記 | 宮本百合子 | 30分以内 | |
三月十日 ○晴れて、きつい西風。 | |||
| 家のあるじとして気になること | フランツ・カフカ | 5分以内 | |
第一の説。 | |||
| 河井寛次郎氏の個展を観る | 北大路魯山人 | 10分以内 | |
今年も高島屋であなたの陶器展を見せてもらいました。 | |||
| 日記 | 宮本百合子 | 30分以内 | |
一月一日(土曜)小雨。 | |||
| 漁師 | フィオナ・マクラウド | 30分以内 | |
シェーン婆さんは青々した草原の向うのほそい流れで馬鈴薯の皮むきに使う板を洗うとやがて自分の小舎に帰って来て泥炭の火の前に腰を下ろした。 | |||
| 水郷異聞 | 田中貢太郎 | 60分以内 | |
※ 山根省三は洋服を宿の浴衣に着更えて投げだすように疲れた体を横に寝かし、隻手で肱枕をしながら煙草を飲みだした。 | |||
| 歌の潤い | 伊藤左千夫 | 30分以内 | |
潤いのある歌と、味いのある歌と、そこにどういう差があるかと考えて見た。 | |||