青空文庫の全作品
青空文庫で公開されているすべての著者の全作品を、おすすめ人気順で表示しています。
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
|---|
青空文庫で公開されているすべての著者の全作品を、おすすめ人気順で表示しています。
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
|---|
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
|---|---|---|---|
| 『猿面冠者』あとがき | 太宰治 | 5分以内 | |
所收――「猿面冠者」「ダス・ゲマイネ」「二十世紀旗手」「新ハムレツト」 このたびの選集には、大戰中に再版できなかつた作品だけを收録した。 | |||
| 『女性』あとがき | 太宰治 | 5分以内 | |
所收――「十二月八日」「女生徒」「葉櫻と魔笛」「きりぎりす」「燈籠」「誰も知らぬ」「皮膚と心」「恥」「待つ」 昭和十二年頃から、時々、女の獨り言の形式で小説を書いてみて、もう十篇くらゐ發表した。 | |||
| 『女神』あとがき | 太宰治 | 5分以内 | |
所收――「美少女」「春の盜賊」「誰も知らぬ」「善藏を思ふ」「盲人獨笑」「服裝について」「令孃アユ」「女神」 久しく絶版になつてゐた創作集の中から、割に輕いタツチの小説を集めてみた。 | |||
| 『ろまん灯籠』序 | 太宰治 | 5分以内 | |
所收――「懶惰の歌留多」「古典風」「ろまん燈籠」「貨幣」「隨筆―海・津輕地方とチエホフ・返事」 この集には、あまい、ロマンチツクとでもいつたやうな匂ひの作品を選んでみた。 | |||
| 『老ハイデルベルヒ』序 | 太宰治 | 5分以内 | |
所收――「兄たち」「愛と美について」「新樹の言葉」「老ハイデルベルヒ」「おしやれ童子」「八十八夜」「秋風記」「短篇集―ア、秋・女人訓戒・座興に非ず・デカダン抗議」「俗天使」「花燭」 昭和十四年五月に「愛と美について」さうして、昭和十五年四月には「皮膚と心」が共に竹村書房より出版せられ、おのおの初版二千部くらゐを市場に送り、間もなく品切れとなつた樣子であるが、用紙不足の爲、竹村書房に於いても再版 | |||
| 『パンドラの匣』あとがき | 太宰治 | 5分以内 | |
この小説は、終戰後に仙臺の河北新報社から出版せられたものであるが、河北新報社が或る印刷技術の支障に依り、再版に手まどる樣子で、讀者の要望もある樣子だし、河北新報社出版部の宮崎泰二郎氏の好意ある了承のもとに、その再版を、岩月英男君にゆだねた。 | |||
| 新・平家物語 | 吉川英治 | 1時間〜 | |
貧乏草 『平太よ。 | |||
| 文庫版「芸術の円光」覚書 | 北原白秋 | 5分以内 | |
「芸術の円光」は昭和二年三月、アルスより刊行された。 | |||
| 板垣先生の銅像を拝して | 槙村浩 | 5分以内 | |
(一)たそがれ告ぐる鐘の音に 誘はれて散る木々の葉の 雪は夕日に照りはへて げに厳めしの銅像や (二)自由の祖先高知市の 偉人を偲ぶ銅像の 其の勇ましき姿こそ 永き偉人のかたみなれ (大正十三・一・六) | |||
| 季節 | 森川義信 | 5分以内 | |
葉ざくらの蔭が青い硝子の花になり アメシストの鏡から水も流れてゐたな 若い従妹たちの髪を歌のやうに洗つてゐたな | |||
| 貧農のうたえる詩 | 長沢佑 | 5分以内 | |
春―― 三月―― 薄氷をくだいて おらあ田んぼを打った めっぽー冷こい水だ 足が紫色に死んで居やがる 今日は初田打 晩には一杯飲めるべーと気付いたので おらあ勇気を出した ベッー※ 手に唾をひっかけて鍬の柄をにぎった だがやっぱりだめ 手がかじかんで動かない ちきしょう おらあやっぱり小作人なんだ それから夏が来た 煮えかかるような田の中で 俺達は除草機の役をする 十日も続く 指の先から血が滲む | |||
| 蕗のとうを摘む子供等 | 長沢佑 | 5分以内 | |
三月の午後 雪解けの土堤っ原で 子供らが蕗のとうを摘んでいる やせこけたくびすじ 血の気のない頬の色 ざるの中を覗き込んで 淋しそうに微笑んだ少女の横顔のいたいたしさ おお、飢えと寒さの中に 今も凶作地の子供達は 熱心に蕗のとうを摘んでいる 子供等よ! お前らの兄んちゃんは 何をして警官に縛られたのか 何の為に満洲へ送られて行ったのか 姉さん達はどうして都会から帰って来たのか お前らは知って | |||
| レポーター | 長沢佑 | 5分以内 | |
夜の十一月 北国はもう冬の寒さだ 硝子屑のような鋭い空ッ風が 日本海を越えて吹いて来る 荒涼とした夜の越後平野に 点々とみえるにぶい灯 あれはみんな仲間の住家だ 革命記念日の闘争を前に ヨビ検の魔の手を逃れ 移動事務所を此処に持った二人の書記 今日で四日の穴居生活だ 沈黙の中に一切の準備は終り 武装された兵士は 現在―― 戦いの野に旅たたんとしている そとは夜更けだ 野末を渡る夜烏の声 全神経 | |||
| 新・平家物語 | 吉川英治 | 5分以内 | |
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり。 | |||
| 食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820) | フレデリック・アークム | 1時間〜 | |
著者 フレデリック・アークム 専門化学者、ヨーロッパの主な芸術・科学アカデミーおよび学会の会員 緒言. この本は表題が示すように、テーブル上で必須または贅沢な品物に分類される食べ物などへの不正な混ぜ物処理(adulteration)を簡単に見つけ出せるようにし、不注意な人たちでも健康に有害物が混じった商品に気づくようにしている。 | |||
| 都の話 | 渡久山水鳴 | 5分以内 | |
浪笛兄のふるさとを読み同じ趣向を例の小曲にて試みたるが「都の話」一篇 母は問ふ都の話 馬車、電車、宮城門の 楠公の御像の雄姿 又問ひぬ、上野パノラマ、 動物園浅草菩薩。 | |||
| 室内 | 渡久山水鳴 | 5分以内 | |
垣間見ぬ君が室内 明日来むと云いし其の日に 待てど君姿は見ゑず 我心苛苛しさに 垣間見ぬ君が室内 | |||
| 馬車 | 渡久山水鳴 | 5分以内 | |
炭俵載せたる馬車は やや高き坂にかかりぬ、 そを馭する人は肝やみ くるしげにむちをば振ふ。 | |||
| 蠅 | 渡久山水鳴 | 5分以内 | |
真黒なす蠅の一とむれ あざれたる肉あさり 夜昼のけちめもわかず 己が身しかてをもとめぬ、 はづかなる命つがんと。 | |||
| 雨の出発 | 森川義信 | 5分以内 | |
背中の寒暖計に泪がたまる 影もないドアをすぎて 古びた時間はまだ叩いてゐる あれは樹液の言葉でもない 背中の川を声だけで帰つてゆくものたち | |||
| 断章 | 森川義信 | 5分以内 | |
おほくの予感に充ち おまへの皮膚にはとどかず はるかに高い所を わたつた あの鋭い動きさへ 速かに把へたのに 精神よ 季節は錆だ 新しい時へ 歩みを移すこともできず 灰は灰に 石は石に還つた しかし それらの冷やかさを 身をもつて感じてゐることは もつと不幸だつた | |||
| 春 | 森川義信 | 5分以内 | |
風船にひつぱられて 小鳥は中空たかくのぼつていつた 風船はくるめく日傘をまはし あたたかな銀の雨を降らした 小鳥はむしやうにうれしくなり 力いつぱいそのすずを鳴らした それにしても風船にのれない重たい心――ぼくは丘のクツサンの中でじたばたする あばらに生えた青麦の芽をむしりながら | |||
| 季節抄 | 森川義信 | 5分以内 | |
葩束を編みながら美しく羞むひとよ 夕べバルコンの影の跫音の言葉なら はるかな愛情も匂ふでせう ★ 梢に鴉の喪章はゐない*** 新しいアアチの青貝路にペンキの響き 自転車で春の帽子がかけてくる ★ 樹樹の梯子を登りをりして歌ふものたち*** 花に飾られた日射しの緑のブランコの 優しい肩にのりあなたは空まで駈けあがる ★ 雲がじぶんでドアをあける 光りにまじつて小鳥の声もおちて | |||
| 衢 | 森川義信 | 5分以内 | |
よりそふ暇もなく こみあげる約束はうばはれていつた 疲れのやうに 吃つてゐる炎よ くづれる愛をさらに踏みしめ 時間のかげに身をこがしても じぶんの力で倒れかかり 義足よ 記憶は埋れ 虚しい体温から すべての言葉はかへらない いまは とざされた扉も消え 匂ひににた沈黙もなく 夜の静脉がかなしく映えてゐる | |||
| 習作 | 森川義信 | 5分以内 | |
1 テラアスにちかい海の日は アメシストの鏡から水もながれる だから 頬をみがけぼくのアリサ 葉ざくらのかげでお前は青い花だ 2 ハアプがながれてゐる月夜 葡萄の木蔭はフオルマリンの匂ひがいつぱい 歌のやうにぬれたこころを こほろぎがくすぐりはじめる | |||
| 巽軒先生喜寿の祝辞 | 中島徳蔵 | 5分以内 | |
私はまだ郷の中學に居た頃に、始めて先生の「心理新説」を讀んだ。 | |||
| 霙の中 | 森川義信 | 5分以内 | |
妹よ あの跫音は何であらう 喪はれた美しい日々の歌声ではない 今日も夕暮近い霙の中を通つてよ 怖ろしい鴉の黒い群であらうか 散薬の重いしめりに病み呆けた わたしの胸にやつて来て わたしの肋骨をこつこつとたたく 何であらう 妹よ お前さへ居ない此の部屋を こつこつとたたくのは いつたい何であらう 霙のやうに冷たい死の掌か―― 霙のふる夕暮は 霙のふる夕暮に似て さびしい私の若さ・いのちであるのだ 妹 | |||
| 高館 | 森川義信 | 5分以内 | |
高館に登りて見れば 小糠雨烟りて寒く 朽ちかけし家のほとりの 高き木に鳴く蝉かなし 苔かほる古き木に倚り その昔の人をしのべど 木々に吹く風も寂しく 消えて行く思ひ儚し 遠山の淡くけむりて 北上は北の果より その昔の夢を語らず うね/\とうねりて流る 故郷を遠くはなれて 旅に見る夢跡かなし 生ひ繁る草木の緑 高館に吹く風寒し | |||
| さびし | 山口芳光 | 5分以内 | |
吾は思ふ 淋しさを 吾は思ふ 愛の淋しきを 吾は思ふなり 母の愛を 吾は思ふなり 友の愛を ああ いかなる縁あればぞ 母、吾を生み いかなる縁あればぞ 君又吾と知り 今吾が為に かくも真心もて看護の氷嚢など取り返へゐるぞ 吾は思ふなり 愛の淋しきを 吾は思ふなり 大空の寂寥を ああ 淋し淋し いかなればぞ 母、吾を愛し いかなればぞ 友、吾を愛す | |||
| 小曲二十篇 | 漢那浪笛 | 10分以内 | |
落葉のなげき よする年波とゞめかねず、 われや落葉あわれ淋し。 | |||
| エタに対する圧迫の沿革 | 喜田貞吉 | 30分以内 | |
1 エタに対する甚だしい圧迫の事実 名称廃止以前のエタに対する幕府その他諸藩当路者の発した布告法令の文を見ると、その圧迫の甚だしかった状態は、実に悪寒戦慄を覚えしむるものがある。 | |||
| 特殊部落の成立沿革を略叙してその解放に及ぶ | 喜田貞吉 | 1時間〜 | |
1 緒言 私はただ今添田地方局長から御紹介になりました喜田貞吉でございます。 | |||
| 特殊部落と細民部落・密集部落 | 喜田貞吉 | 10分以内 | |
従来普通に特殊部落と云っておった我が同胞中の或る部族のことを、近ごろ内務省あたりでは、細民部落といっている。 | |||
| 来り人の地位と職業 | 喜田貞吉 | 10分以内 | |
山の幸、海の幸にのみ活きておった太古の状態から、次第に進んで世の中の秩序も整頓し、住人にも一定の株が出来ては、他国者や風来人がやって来て、住み着こうとしても容易な事ではない。 | |||
| 遠州地方の足洗 | 喜田貞吉 | 5分以内 | |
徳川時代の法制では、エタは非人の上に立って、これを支配監督する地位にいたのではあるが、非人には通例足を洗うて素人に成ることが出来るという道が開いていたのに反して、エタには殆どこれが認められてないのが普通であった。 | |||
| 「特殊部落研究号」発行の辞 | 喜田貞吉 | 30分以内 | |
「特殊部落研究号」は何が為に発刊せらるるか。 | |||
| 編輯雑感 | 喜田貞吉 | 10分以内 | |
自分がこの特別号の発行を思い付いたのは、本年二月下旬、東京築地本願寺で催された同情融和会の折であった。 | |||
| なりひら小僧 | 山中貞雄 | 30分以内 | |
なりひら小僧 東亜時代映画 (サイレント) 原作並脚色 山中貞雄 監督 仁科熊彦 撮影 藤井春美 キャスト なりひら小僧 嵐寛寿郎 さんぴん山左衛門 市川寿三郎 二ツ目左膳 頭山桂之助 おさらばお小夜 原 駒子 ましらの半次 阪東太郎 ふんぞり七兵衛 尾上紋弥 大月玄蕃 東正次郎 居酒屋の亭主 嵐橘右衛門 娘お静 | |||
| 笛と太鼓 | 室生犀星 | 5分以内 | |
子供ができてから半年ほど経つと、国の母から小包がとどき、ひらいてみると、小さい太鼓と笛とが入つてあつた。 | |||
| 冬の庭 | 室生犀星 | 10分以内 | |
冬になると庭を眺める時がすくない。 | |||
| あの顔 | 大倉燁子 | 30分以内 | |
1 刑事弁護士の尾形博士は法廷から戻ると、久しぶりにゆっくりとした気分になって晩酌の膳にむかった。 | |||
| 蘭郁二郎氏の処女作 | 大倉燁子 | 5分以内 | |
「探偵文学」誌上で発表された時、非常な好評を博した蘭郁二郎氏の「夢鬼」がこの度上梓された。 | |||
| アンケート | 大倉燁子 | 5分以内 | |
ハガキ回答 ※☆読者、作家志望者に読ませたき本、一、二冊を御挙げ下さい。 | |||
| 和製椿姫 | 大倉燁子 | 30分以内 | |
1 私が玄関の格子を開けると、母が馳け出して来て、 「御殿山の東山さんからお使いが見えたよ、今朝っから、三度も」と急きこむように云った。 | |||
| むかでの跫音 | 大倉燁子 | 30分以内 | |
1 福知山から三田行に乗り換えた時には、もう汽車の中にまで夕闇が迫っていた。 | |||
| 耳香水 | 大倉燁子 | 60分以内 | |
1 五六人の有閑夫人からなりたった『猟奇と戦慄を求むるの会』にS夫人が招かれた。 | |||
| 梟の眼 | 大倉燁子 | 30分以内 | |
ポケットのダイヤ 陽子は珍らしく早起きして、朝のお化粧もすませ、ヴェランダの籐椅子にながながと両足を延ばし、ココアを飲みながら、頻りに腕時計を眺めていた。 | |||
| 素晴しい記念品 | 大倉燁子 | 5分以内 | |
フランスの片田舎に一人の科学者があった、年はもう五十に近いが独身で、兄弟もなく、友達もなく、淋しい孤独生活であった。 | |||
| 美人鷹匠 | 大倉燁子 | 60分以内 | |
九年前の出来事 小夜子は夫松波博士の出勤を見送って茶の間に戻ると、一通の封書を受取った。 | |||
| 鳩つかひ | 大倉燁子 | 60分以内 | |
悪魔の使者 「くそッ! また鳩だ。これで四度目か」 立松捜査課長は、苦り切った表情で受話機を切ると赤星刑事を顧みて、吐き出すようにそう言った。 | |||