雨の出発
森川義信
『雨の出発』は青空文庫で公開されている森川義信の短編作品。89文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
文字数 | 5分以内 89文字 |
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書き出し書出 | 背中の寒暖計に泪がたまる影もないドアをすぎて古びた時間はまだ叩いてゐるあれは樹液の言葉でもない背中の川を声だけで帰つてゆくものたち。 |
初出 | 「荒地 2集」1939(昭和14)年5月 |
底本 | 増補 森川義信詩集 |
表記 | 新字旧仮名 |
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