青空文庫の全作品
青空文庫で公開されているすべての著者の全作品を、おすすめ人気順で表示しています。
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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| 泣きながら眠った子 | 今野大力 | 5分以内 | |
何て騒々しい声だろう この場合の人間の泣声は決して同情に価しない あれはちいちゃい四つの女の子の泣声だが可愛そうにも考えられない ただうるさい 騒々しい 泣かないでくれればいい もう沢山だ 心の中でいくら 願ってみたって何にもならぬ 子供は少し熱があって からだがだるくって 消化不良のせいでもあるし 気分が悪いんだ、 どれを見てもきいてもいまいましいのだ、 よっぽどよっぽど 気分が変らない限り | |||
| ある時刻 | 原民喜 | 5分以内 | |
昼 わたしは熱があつて睡つてゐた。 | |||
| 第二芸術論について | 坂口安吾 | 5分以内 | |
近ごろ青年諸君からよく質問をうけることは俳句や短歌は芸術ですかといふことだ。 | |||
| 正月の思い出 | 岡本綺堂 | 10分以内 | |
ある雑誌から「正月の思い出」という質問を受けた。 | |||
| 百花園 | 永井荷風 | 10分以内 | |
友の来って誘うものあれば、わたくしは今猶向島の百花園に遊ぶことを辞さない。 | |||
| 町中の月 | 永井荷風 | 10分以内 | |
灯火のつきはじめるころ、銀座尾張町の四辻で電車を降ると、夕方の澄みわたつた空は、真直な広い道路に遮られるものがないので、時々まんまるな月が見渡す建物の上に、少し黄ばんだ色をして、大きく浮んでゐるのを見ることがある。 | |||
| 女の決闘 | ヘルベルト・オイレンベルク | 30分以内 | |
古来例のない、非常な、この出来事には、左の通りの短い行掛りがある。 | |||
| 市川の桃花 | 伊藤左千夫 | 5分以内 | |
停車場で釣錢と往復切符と一所に市川桃林案内と云ふ紙を貰つて汽車へのツタ、ポカ/\暖い日であつたから三等車はこみ合つて暑かつたが二等車では謠本を廣げて首をふつて居る髯を見うけた。 | |||
| 和人わ舟お食う | 知里真志保 | 30分以内 | |
一 chiep と chep ――魚のことおアイヌわ「チえ※」chiep と言い、また詰めて「ちェ※」chep と言う。 | |||
| 哀歌 | 森川義信 | 5分以内 | |
枝を折るのは誰だらう あはただしく飛びたつ影は何であらう ふかい吃水のほとりから そこここの傷痕から ながれるものは流れつくし かつてあつたままに暮れていつた いちどゆけばもはや帰れない 歩みゆくものの遅速に 思ひをひそめ 想ひのかぎりをこめ いくたびこの頂に立つたことか しづかな推移に照り翳り 風影はどこまで暮れてゆくのか みづから哀しみを捉へて佇むと ふと こころの佗しい断面から わたしのな | |||
| 利根川水源地の山々 | 木暮理太郎 | 1時間〜 | |
水源地の記文 ここに利根川水源地というのは、大略西は宝川笠ヶ岳の支脈と、東は武尊山の支脈とに依りて限られた利根川上流の地域を指したものである。 | |||
| 落第と退校 | 丘浅次郎 | 30分以内 | |
一 先達て京阪地方へ旅行した際に、或る人から「貴君は、何故、理科大学の正科を修めずに撰科を出たか」と尋ねられた。 | |||
| 二つの序文 | 中谷宇吉郎 | 30分以内 | |
この二つの序文は、私が前から心がけていた『雪華研究の記録』につけるために書いたものである。 | |||
| 新憲法の解説 | 金森徳次郎 | 5分以内 | |
私は世にも珍らしい幸運者であつた。 | |||
| 烈婦 | 高田保 | 5分以内 | |
「世界情勢吟」と題して川柳一句をお取次ぎする。 | |||
| 早春 | 田山花袋 | 10分以内 | |
△ 風邪を惹いた床の中で『蜻蛉日記』を読む。 | |||
| こんにゃく売り | 徳永直 | 30分以内 | |
一 私は今年四十二才になる。 | |||
| 目に見えない怪物 | 加藤道夫 | 5分以内 | |
戰後になつてから餘り見なくなつてしまつたが、學生時代には僕も隨分足繁く能樂堂に通つたものだ。 | |||
| 畦道 | 永井荷風 | 30分以内 | |
国府台から中山を過ぎて船橋の方へと松林に蔽はれた一脈の丘陵が延長してゐる。 | |||
| 後の日の童子 | 室生犀星 | 60分以内 | |
一 夕方になると、一人の童子が門の前の、表札の剥げ落ちた文字を読み上げていた。 | |||
| 月原橙一郎 | 李箱 | 5分以内 | |
章魚ヲ始メテ食ベタ ノハ誰カ 鶏卵ヲ始メテ食ベタノハ誰カ 向シロ十分腹ガ空テイルニ違ヒナイ 石ト石トガ摺合イヲシ 長イ***ハ ヤハリ子供ガ出来ルラシイ 石ハ好キナ石ノトコロヘハ行ケナイ 私ノ路ノ前方ニ 一本ノ標杭ガ打ツテアル 私ノ不道徳ガ行刑サレテイル証據デアル 私ノ心ガ死ンデイル ト思ツテ私ノ肉体ハ動ク必要モアルマイト思ツタ 月ガ私ノ丸クナル背中ヲ恰モ 墓墳ヲ照ラス気持デアル コレガ | |||
| 進化論と衛生 | 丘浅次郎 | 30分以内 | |
進化論と衛生という表題を掲げたが、実は生物進化の一大原因なる自然淘汰と衛生との関係について述べたいとおもう。 | |||
| 花枕 | 正岡子規 | 30分以内 | |
上 神の工が削りなしけん千仞の絶壁、上平に草生ひ茂りて、三方は奇しき木の林に包まれ、東に向ひて開く一方、遙の下に群れたる人家、屈曲したる川の流を見るべし。 | |||
| 京都人の夜景色 | 村山槐多 | 5分以内 | |
ま、綺麗やおへんかどうえ このたそがれの明るさや暗さや どうどつしやろ紫の空のいろ 空中に女の毛がからまる ま、見とみやすなよろしゆおすえな 西空がうつすらと薄紅い玻璃みたいに どうどつしやろえええなあ ほんまに綺麗えな、きらきらしてまぶしい 灯がとぼる、アーク燈も電気も提灯も ホイツスラーの薄ら明かりに あては立つて居る四条大橋 じつと北を見つめながら 虹の様に五色に霞んでるえ北山が 河原の | |||
| 青年 | 北条民雄 | 30分以内 | |
第一章 朝のうちに神戸港を出帆した汽船浪花丸がひどくたどたどしい足どりで四国のこの小さな港町に着いたのは、もうその日の夕暮であつた。 | |||
| 真珠の首飾り | ニコライ・セミョーノヴィチ・レスコーフ | 60分以内 | |
※ さる教養ある家庭で、友人たちがお茶のテーブルをかこみながら、文学談をやっていた。 | |||
| 佐々木高綱 | 岡本綺堂 | 30分以内 | |
登場人物 佐々木四郎高綱 その娘薄衣 佐々木小太郎定重 馬飼子之介 その姉おみの 高野の僧智山 鹿島與一 甲賀六郎 侍女小萬 佐々木の家來など。 | |||
| 骨 | 有島武郎 | 60分以内 | |
たうとう勃凸は四年を終へない中に中学を退学した。 | |||
| 南半球五万哩 | 井上円了 | 1時間〜 | |
南球五万哩余程、沐雨梳風嘆独行、帰入旧廬有相識、一窓梅月照寒更。 | |||
| 平仮名の説 | 清水卯三郎 | 10分以内 | |
維新の際、論者文字を改めて通用に便せんと欲し、あるいは平仮名を用いんと云い、あるいは片仮名を用いんと云い、あるいは洋字に改めんと云い、あるいは新字を作らんと云い、また邦語を廃して英語に改めんと云う者あり。 | |||
| 手習鑑見物記 | 折口信夫 | 5分以内 | |
歌舞妓の春を謳歌するには、稍物寂しいが、其でも尚最後の花盛りに見呆けて愉しむことの出来る「手習鑑」昼夜通しの興行である。 | |||
| 〔気品の泉源、智徳の模範〕 | 福沢諭吉 | 10分以内 | |
左の一編は十一月一日、慶應義塾先進の故老生が懐旧会とて芝紅葉館に集会のとき、福澤先生の演説したるものなり。 | |||
| 蘭学事始再版之序 | 福沢諭吉 | 5分以内 | |
蘭学事始の原稿は素より杉田家に存して一本を秘蔵せしに、安政二年、江戸大地震の火災に焼失して、医友又門下生の中にも曾て之を謄写せし者なく、千載の遺憾として唯不幸を嘆ずるのみなりしが、旧幕府の末年に神田孝平氏が府下本郷通を散歩の折節、偶ま聖堂裏の露店に最と古びたる写本のあるを認め、手に取りて見れば紛れもなき蘭学事始にして、然かも※斎先生の親筆に係り門人大槻磐水先生に贈りたるものなり。 | |||
| 陶磁印六顆を紹介する | 北大路魯山人 | 5分以内 | |
磁印、陶印取り混ぜ六顆をご紹介する。 | |||
| 墨蹟より見たる明治大正の文士 | 北大路魯山人 | 10分以内 | |
銀座松屋に十月中、明治大正の文士の墨蹟及び遺品の展観が催された。 | |||
| 堺水族館の歌 | 安西冬衛 | 5分以内 | |
(一) 都の花に魁けて 春足日をけふこゝに 明粧成りし水族館 東洋一の水族館 堺水族館は開かれぬ (二) 明治の帝行幸して 叡覧ありしあとゞころ 由緒も深き水族館 東洋一の水族館 堺水族館は開かれぬ (三) 大魚小魚鰭の数 集めてこゝに海の幸 綾うるはしき水族館 東洋一の水族館 堺水族館は開かれぬ (四) 造りなしたる海の宮 竜宮城もよそならず 雅び床しの水族館 東洋一の水族館 堺水 | |||
| 墨色 | 中谷宇吉郎 | 30分以内 | |
私が初めて墨色というものに興味を惹かれたのは、友人金沢の日本画家N氏の家でのことであった。 | |||
| オリムピヤ選手予選 | 長瀬金平 | 5分以内 | |
明治四十四年十一月十九日! 我が大東の健児が近く世界の体育競争場裡に於て鉄脚の勁さを試すべく、東京府下羽根田の運動場に於て国際予選の大競走を行つた日である。 | |||
| 落語家たち | 武田麟太郎 | 30分以内 | |
金車亭が経営不振の果てに、浪花節に城を明け渡したといふ。 | |||
| まよわし | 漢那浪笛 | 5分以内 | |
わが思ふ女ありやなしや。 | |||
| 大使館の始末機関 | 海野十三 | 30分以内 | |
1 ずいぶんいい気持で、兵器発明王の金博士は、豆戦車の中に睡った。 | |||
| 久野さんの死 | 宮本百合子 | 5分以内 | |
最近私の心を大きく搏ったことは久野久子さんの死です。 | |||
| 幸福な家庭 | 魯迅 | 30分以内 | |
「……するもしないも全く自分の勝手だが、作品というからには、鉄と石とカチ合って出来た火花のようなものでは駄目だ。あの太陽の光のように無限の光源の中から湧き出して来たようなものが、これこそ真の芸術だ。その作者こそ初めて真の芸術家だ。そうして乃公は……それしきのことが何だ……」 彼はそこまで考えると、いきなりベッドから跳起きた。 | |||
| 曲亭馬琴 | 邦枝完二 | 30分以内 | |
一 きのう一日、江戸中のあらゆる雑音を掻き消していた近年稀れな大雪が、東叡山の九つの鐘を別れに止んで行った、その明けの日の七草の朝は、風もなく、空はびいどろ鏡のように澄んで、正月とは思われない暖かさが、万年青の鉢の土にまで吸い込まれていた。 | |||
| 花より雨に | 永井荷風 | 10分以内 | |
しづかな山の手の古庭に、春の花は支那の詩人が春風二十四番と数へたやう、梅、連翹、桃、木蘭、藤、山吹、牡丹、芍薬と順々に咲いては散つて行つた。 | |||
| 痴人と死と | フーゴー・フォン・ホーフマンスタール | 60分以内 | |
為事室。 | |||
| 春 | 森川義信 | 5分以内 | |
春の帽子を振らう。 | |||
| 「ザイルの三人」訳者あとがき | 妹尾アキ夫 | 30分以内 | |
十三篇の短かい山岳小説を訳して、「青春の氷河」と題して、朋文堂からだしたのは、昭和十七年三月のことだったが、こんどその十三篇のうちから五篇を除外し、あらたに五篇をくわえて、「ザイルの三人」としてだすことにした。 | |||
| 自然の復讐 | 丘浅次郎 | 30分以内 | |
一 自然を征服し得たことは人類の最も誇りとする所である。 | |||
| 浦添考 | 伊波普猷 | 30分以内 | |
一 沖縄の歴史をしらべた事のある人は、浦添という名称の沖縄の上古史から離す事の出来ない名称である事に気が付くであろう。 | |||