10分以内で読める青空文庫の短編作品
青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「10分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
51-100件 / 全2,481件
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
|---|---|---|---|
| 魏志倭人伝 | 陳寿 | 10分以内 | |
倭人在帶方東南大海之中、依山島爲國邑。 | |||
| インチキ鮎 | 北大路魯山人 | 10分以内 | |
前に村井弦斎のわた抜きあゆの愚を述べたが、あゆは名が立派だけにずいぶんいかがわしいものを食わせるところがある。 | |||
| ビール会社征伐 | 夢野久作 | 10分以内 | |
毎度、酒のお話で申訳ないが、今思い出しても腹の皮がピクピクして来る左党の傑作として記録して置く必要があると思う。 | |||
| ああ東京は食い倒れ | 古川緑波 | 10分以内 | |
戦争に負けてから、もう十年になる。 | |||
| 反スタイルの記 | 坂口安吾 | 10分以内 | |
(上) 私がヒロポンという薬の名をきいたのは六七年前で、東京新聞のY君がきかせてくれたのである。 | |||
| 桜さく島 | 竹久夢二 | 10分以内 | |
路 青い野原のなかを、白い路がながく/\つヾいた。 | |||
| 山椒魚 | 北大路魯山人 | 10分以内 | |
ひとつ変ったたべものの話をしよう。 | |||
| 魚河岸 | 芥川竜之介 | 10分以内 | |
去年の春の夜、――と云ってもまだ風の寒い、月の冴えた夜の九時ごろ、保吉は三人の友だちと、魚河岸の往来を歩いていた。 | |||
| 小説家たらんとする青年に与う | 菊池寛 | 10分以内 | |
僕は先ず、「二十五歳未満の者、小説を書くべからず」という規則を拵えたい。 | |||
| 鴉片 | 芥川竜之介 | 10分以内 | |
クロオド・フアレエルの作品を始めて日本に紹介したのは多分堀口大学氏であらう。 | |||
| すき焼きと鴨料理――洋食雑感―― | 北大路魯山人 | 10分以内 | |
かねて日本を出発する前から、フランスの鴨料理について、やかましく聞かされていた。 | |||
| 河豚食わぬ非常識 | 北大路魯山人 | 10分以内 | |
ふぐを恐ろしがって食わぬ者は、「ふぐは食いたし命は惜しし」の古諺に引っかかって味覚上とんだ損失をしている。 | |||
| 鍋料理の話 | 北大路魯山人 | 10分以内 | |
冬、家庭で最も歓迎される料理は、なべ料理であろう。 | |||
| 個性 | 北大路魯山人 | 10分以内 | |
ある晴れた日の午後であった。 | |||
| 箱の中のあなた | 山川方夫 | 10分以内 | |
「あの、失礼ですが」 なめらかな都会ふうの男の声がいった。 | |||
| うらむらさき | 樋口一葉 | 10分以内 | |
上 夕暮の店先に郵便脚夫が投込んで行きし女文字の書状一通、炬燵の間の洋燈のかげに讀んで、くる/\と帶の間へ卷收むれば起居に心の配られて物案じなる事一通りならず、おのづと色に見えて、結構人の旦那どの、何うぞしたかとお問ひのかゝるに、いえ、格別の事でも御座りますまいけれど、仲町の姉が何やら心配の事が有るほどに、此方から行けば宜いのなれど、やかましやの良人が暇といふては毛筋ほども明けさせて呉れぬ五月 | |||
| 家庭料理の話 | 北大路魯山人 | 10分以内 | |
世間の人は、自分の身近にある有価値な、美味いものを利用することに無頓着のようだ。 | |||
| 余と万年筆 | 夏目漱石 | 10分以内 | |
此間魯庵君に会った時、丸善の店で一日に万年筆が何本位売れるだろうと尋ねたら、魯庵君は多い時は百本位出るそうだと答えた。 | |||
| 鮪の茶漬け | 北大路魯山人 | 10分以内 | |
たい茶漬けは世間に流布され、その看板をかけている料理屋さえ出来てきた。 | |||
| 死後 | 芥川竜之介 | 10分以内 | |
……僕は床へはいっても、何か本を読まないと、寝つかれない習慣を持っている。 | |||
| ベートーヴェンの生涯 | ロマン・ロラン | 10分以内 | |
[#ページの左右中央] ハイリゲンシュタットの遺書* わが弟カルルおよび(ヨーハン**)に。 | |||
| 「菊池寛全集」の序 | 芥川竜之介 | 10分以内 | |
スタンダアルとメリメとを比較した場合、スタンダアルはメリメよりも偉大であるが、メリメよりも芸術家ではないと云う。 | |||
| 孤独地獄 | 芥川竜之介 | 10分以内 | |
この話を自分は母から聞いた。 | |||
| 流言蜚語 | 寺田寅彦 | 10分以内 | |
長い管の中へ、水素と酸素とを適当な割合に混合したものを入れておく、そうしてその管の一端に近いところで、小さな電気の火花を瓦斯の中で飛ばせる、するとその火花のところで始まった燃焼が、次へ次へと伝播して行く、伝播の速度が急激に増加し、遂にいわゆる爆発の波となって、驚くべき速度で進行して行く。 | |||
| 笑われた子 | 横光利一 | 10分以内 | |
吉をどのような人間に仕立てるかということについて、吉の家では晩餐後毎夜のように論議せられた。 | |||
| 桜 | 岡本かの子 | 10分以内 | |
桜ばないのち一ぱいに咲くからに生命をかけてわが眺めたり さくら花咲きに咲きたり諸立ちの棕梠春光にかがやくかたへ この山の樹樹のことごと芽ぐみたり桜のつぼみ稍ややにゆるむ ひつそりと欅大門とざしありひつそりと桜咲きてあるかも 丘の上の桜さく家の日あたりに啼きむつみ居る親豚子豚 ひともとの桜の幹につながれし若駒の瞳のうるめる愛し 淋しげに今年の春も咲くものか一樹は枯れしその傍の桜 春され | |||
| 京都日記 | 芥川竜之介 | 10分以内 | |
光悦寺 光悦寺へ行つたら、本堂の横手の松の中に小さな家が二軒立つてゐる。 | |||
| 一人の芭蕉の問題 | 江戸川乱歩 | 10分以内 | |
木々高太郎君の「新泉録」に對し成可く無遠慮な感想を書けといつて雜誌ロックの山崎君が新泉録の原稿を見せてくれた。 | |||
| 一日の労苦 | 太宰治 | 10分以内 | |
一月二十二日。 | |||
| 恋愛と夫婦愛とを混同しては不可ぬ | 芥川竜之介 | 10分以内 | |
媒酌結婚で結構です 媒酌結婚と自由結婚との得失といふことは、結局、この二種の結婚様式が結婚後の生活の上に、如何なる幸福を導き出し、如何なる不幸を齎すかといふことのやうに解せられる。 | |||
| 奴隷根性論 | 大杉栄 | 10分以内 | |
一 斬り殺されるか、焼き殺されるか、あるいはまた食い殺されるか、いずれにしても必ずその身を失うべき筈の捕虜が、生命だけは助けられて苦役につかせられる。 | |||
| 青年と死 | 芥川竜之介 | 10分以内 | |
× すべて背景を用いない。 | |||
| 茶碗の中 | 小泉八雲 | 10分以内 | |
読者はどこか古い塔の階段を上って、真黒の中をまったてに上って行って、さてその真黒の真中に、蜘蛛の巣のかかった処が終りで外には何もないことを見出したことがありませんか。 | |||
| 一灯 | 太宰治 | 10分以内 | |
芸術家というものは、つくづく困った種族である。 | |||
| 往生絵巻 | 芥川竜之介 | 10分以内 | |
童 やあ、あそこへ妙な法師が来た。 | |||
| 散歩生活 | 中原中也 | 10分以内 | |
「女房でも貰つて、はやくシヤツキリしろよ、シヤツキリ」と、従兄みたいな奴が従弟みたいな奴に、浅草のと或るカフエーで言つてゐた。 | |||
| 軒もる月 | 樋口一葉 | 10分以内 | |
「我が良人は今宵も帰りのおそくおはしますよ。我が子は早く睡りしに、帰らせ給はゞ興なくや思さん。大路の霜に月氷りて、踏む足いかに冷たからん。炬燵の火もいとよし、酒もあたゝめんばかりなるを。時は今何時にか、あれ、空に聞ゆるは上野の鐘ならん。二ツ三ツ四ツ、八時か、否、九時になりけり。さても遅くおはします事かな、いつも九時のかねは膳の上にて聞き給ふを。それよ、今宵よりは一時づゝの仕事を延ばして、この子が為 | |||
| 酒のあとさき | 坂口安吾 | 10分以内 | |
私は日本酒の味はきらひで、ビールの味もきらひだ。 | |||
| 食器は料理のきもの | 北大路魯山人 | 10分以内 | |
私はどうして陶磁器ならびに漆器などをつくるようになったか――みなさま大方はご存じのことと思いますが、私は料理を始めてから、ここにこうして窯を築き、陶磁器ならびに漆器類を、みずからつくっています。 | |||
| 思案の敗北 | 太宰治 | 10分以内 | |
ほんとうのことは、あの世で言え、という言葉がある。 | |||
| 学校友だち | 芥川竜之介 | 10分以内 | |
これは学校友だちのことと言ふも、学校友だちの全部のことにあらず。 | |||
| 常識 | 小泉八雲 | 10分以内 | |
昔、京都に近い愛宕山に、黙想と読経に余念のない高僧があった。 | |||
| 「細雪」回顧 | 谷崎潤一郎 | 10分以内 | |
私が「細雪」の稿を起したのは太平洋戦争が勃発した翌年、即ち昭和十七年のことである。 | |||
| おばけの声 | 柳田国男 | 10分以内 | |
一 オバケ研究の専門雑誌が、最近に盛岡から出ようとしている。 | |||
| 覚海上人天狗になる事 | 谷崎潤一郎 | 10分以内 | |
○ 南勝房法語にいう、「南ガ云ハク十界ニ於テ執心ナキガ故ニ九界ノ間ニアソビアルクホドニ念々ノ改変ニ依テ依身ヲ受クル也、サヤウニナリヌレバ十界住不住自在也、………密号名字ヲ知レバ鬼畜修羅ノ棲メルモ密厳浄土也、フタリ枕ヲナラベテネタルニヒトリハ悪夢ヲ見独リハ善夢ヲ見ルガ如シ、………凡心ヲ転ズレバ業縛ノ依身即チ所依住ノ正報ノ淨土也、其ノ住処モ亦此クノ如シ、三僧祇ノ間ハ此ノ理ヲ知ランガタメニ修行シテ時節 | |||
| 金将軍 | 芥川竜之介 | 10分以内 | |
ある夏の日、笠をかぶった僧が二人、朝鮮平安南道竜岡郡桐隅里の田舎道を歩いていた。 | |||
| 文部省の仮名遣改定案について | 芥川竜之介 | 10分以内 | |
我文部省の仮名遣改定案は既に山田孝雄氏の痛撃を加へたる所なり。 | |||
| 猥褻独問答 | 永井荷風 | 10分以内 | |
○猥※[#「褒」の「保」に代えて「執」、U+465D、245-2]なる文学絵画の世を害する事元より論なし。 | |||
| 蛇くひ | 泉鏡花 | 10分以内 | |
西は神通川の堤防を以て劃とし、東は町盡の樹林境を爲し、南は海に到りて盡き、北は立山の麓に終る。 | |||
| 梅にうぐいす | 北大路魯山人 | 10分以内 | |
ある日……なんでもわたしの話はある日である。 | |||
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