10分以内で読める立原道造の短編作品
青空文庫で公開されている立原道造の作品の中で、おおよその読了目安時間が「10分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
1-4件 / 全4件
作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
---|---|---|---|
暁と夕の詩 | 立原道造 | 10分以内 | |
※或る風に寄せておまへのことでいつぱいだつた西風よたるんだ唄のうたひやまない雨の昼にとざした窗のうすあかりにさびしい思ひを噛みながらおぼえてゐたおののきも顫へもあれは見知らないものたちだ……夕ぐれごとにかがやいた方から吹いて来てあれはもうたたまれて心にかかつてゐるおまへのうたつたとほい調べだ――誰がそれを引き出すのだらう誰がそれを忘れるのだらう……さうして... | |||
萱草に寄す | 立原道造 | 10分以内 | |
SONATINENo.[#改ページ]はじめてのものにささやかな地異はそのかたみに灰を降らしたこの村にひとしきり灰はかなしい追憶のやうに音立てて樹木の梢に家々の屋根に降りしきつたその夜月は明かつたが私はひとと窓に凭れて語りあつた(その窓からは山の姿が見えた)部屋の隅々に峡谷のやうに光とよくひびく笑ひ声が溢れてゐた――人の心を知ることは……人の心とは... | |||
白紙 | 立原道造 | 10分以内 | |
突然が僕を驚かす。 | |||
夜に就て | 立原道造 | 10分以内 | |
※凡そ人は夢のなかに氣ままにしのびいることの出來ないたちのものである。 |
※©マークのついた作品は著作権が存続しています。 詳細は青空文庫公式サイトの取り扱い基準をご確認のうえ、取り扱いの際は十分注意してください。