10分以内で読める上村松園の短編作品

青空文庫で公開されている上村松園の作品の中で、おおよその読了目安時間が「10分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。

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青空文庫の作品を人気順に表示
作品名著者読了時間文字数人気書き出し
花筐と岩倉村上村松園10分以内3,192

「花がたみ」は第九回文展出品作で、大正四年の制作である。

「花がたみ」は第九回文展出品作で、大正四年の制作である。

母への追慕上村松園10分以内2,154

父の顔を知らない私には、母は「母と父をかねた両親」であった。

父の顔を知らない私には、母は「母と父をかねた両親」であった。

最初の出品画上村松園10分以内2,875

今でこそ洋画にしろ日本画にしろ、モデルというものが大きな問題となっているが、今から四、五十年も前の我が画壇をふり返ってみると、そんなものはまるでなかった。

今でこそ洋画にしろ日本画にしろ、モデルというものが大きな問題となっているが、今から四、五十年も前の我が画壇をふり返ってみると、そんなものはまるでなかった。

髷上村松園10分以内3,718

ちいさい頃から、いろいろの髷を考案して近所の幼友達にそれを結ってあげ、ともにたのしんだのがこうじて、年がつもるにしたがって女の髷というものに興味を深くもつようになった。

ちいさい頃から、いろいろの髷を考案して近所の幼友達にそれを結ってあげ、ともにたのしんだのがこうじて、年がつもるにしたがって女の髷というものに興味を深くもつようになった。

昔尊く上村松園10分以内2,721

もう丁度、五十年の昔になりましょうかしら、たしか、私の十九歳の頃のことでした。

もう丁度、五十年の昔になりましょうかしら、たしか、私の十九歳の頃のことでした。

今日になるまで上村松園10分以内2,013

私は明治八年四月二十三日四条通り御幸町西へ行った所に生まれました。

私は明治八年四月二十三日四条通り御幸町西へ行った所に生まれました。

画学校時代上村松園10分以内2,499

十三年の年に小学校を卒業し、翌年十四歳の春、京都府立画学校へ入学しました。

十三年の年に小学校を卒業し、翌年十四歳の春、京都府立画学校へ入学しました。

眉の記上村松園10分以内2,494

眉目秀麗にしてとか、眉ひいでたる若うどとか、怒りの柳眉を逆だててとか、三日月のような愁いの眉をひそめてとか、ほっと愁眉をひらいてとか……  古人は目を心の窓と言ったと同時に眉を感情の警報旗にたとえて、眉についていろいろの言いかたをして来たものである。

眉目秀麗にしてとか、眉ひいでたる若うどとか、怒りの柳眉を逆だててとか、三日月のような愁いの眉をひそめてとか、ほっと愁眉をひらいてとか……  古人は目を心の窓と言ったと同時に眉を感情の警報旗にたとえて、眉についていろいろの言いかたをして来たものである。

無題抄上村松園10分以内2,150

私には、どうも絵以外のことですと、どうせ余技にすぎないからという気がして、打ち込んで熱中する気になれない性分があるようです。

私には、どうも絵以外のことですと、どうせ余技にすぎないからという気がして、打ち込んで熱中する気になれない性分があるようです。

車中有感上村松園10分以内2,403

汽車の旅をして、いちばん愉しいことは、窓にもたれて、ぼんやりと流れてゆく風景を眺めていることである。

汽車の旅をして、いちばん愉しいことは、窓にもたれて、ぼんやりと流れてゆく風景を眺めていることである。

好きな髷のことなど上村松園10分以内3,429

茶の袴  私が画学校に行っていた時、学校の古顔に前田玉英さんがいました。

茶の袴  私が画学校に行っていた時、学校の古顔に前田玉英さんがいました。

女の話・花の話上村松園10分以内2,693

○  責任のある画債を少しずつ果していっておりますが、なかなか埓があきません。

○  責任のある画債を少しずつ果していっておりますが、なかなか埓があきません。

画室談義上村松園10分以内2,626

いつだったか、ある東京の婦人雑誌の記者が数人見えて、私のいろいろな生活を写真に撮られたり記事にして行かれたことがあった。

いつだったか、ある東京の婦人雑誌の記者が数人見えて、私のいろいろな生活を写真に撮られたり記事にして行かれたことがあった。

絹と紙の話と師弟の間柄の話上村松園10分以内3,265

二、三年前竹杖会の研究会で年に二点は大小に拘わらず是非出品しなければいけないという規則が出来ましたので、いつぞや小品を一点持出したことがあります。

二、三年前竹杖会の研究会で年に二点は大小に拘わらず是非出品しなければいけないという規則が出来ましたので、いつぞや小品を一点持出したことがあります。

京のその頃上村松園10分以内3,456

私は京の四条通りの、今、万養軒という洋食屋になってるところにあった家で生まれた。

私は京の四条通りの、今、万養軒という洋食屋になってるところにあった家で生まれた。

謡曲と画題上村松園10分以内3,098

下手の横好きと言いますか、私は趣味のうちでは謡曲を第一としています。

下手の横好きと言いますか、私は趣味のうちでは謡曲を第一としています。

迷彩上村松園10分以内2,157

○  この間私はある方面から質のいい古い唐紙を手に入れましたので、戯れに興味描きを試みまして、知合いの人にも贈ったりしました。

○  この間私はある方面から質のいい古い唐紙を手に入れましたので、戯れに興味描きを試みまして、知合いの人にも贈ったりしました。

昔のことなど上村松園10分以内3,348

最近年の栖鳳先生はずっと湯河原にお出でになられたものですから滅多にお会いする機会もなくなり、何彼と先生のことを思い出そうとしますとどうしてもずっと古いことがあれこれと思い浮かばせられます。

最近年の栖鳳先生はずっと湯河原にお出でになられたものですから滅多にお会いする機会もなくなり、何彼と先生のことを思い出そうとしますとどうしてもずっと古いことがあれこれと思い浮かばせられます。

虹と感興上村松園10分以内2,478

私は今婦女風俗の屏風一双を描いておりますが、これは徳川末期の風俗によったもので、もうそろそろ仕上りに近づいております。

私は今婦女風俗の屏風一双を描いておりますが、これは徳川末期の風俗によったもので、もうそろそろ仕上りに近づいております。

楠公夫人上村松園10分以内2,291

自分の思う絵を、私は機運がくると、たちまちそれの鬼となって、火の如き熱情を注いで――これまでにずいぶんと数多くの制作をして来た。

自分の思う絵を、私は機運がくると、たちまちそれの鬼となって、火の如き熱情を注いで――これまでにずいぶんと数多くの制作をして来た。

座右第一品上村松園10分以内3,235

縮図の帳面  もう大分と前の話ですが、裏ン町で火事があって火の子がパッパッと飛んで来て、どうにも手のつけようがないと思ったことがありました。

縮図の帳面  もう大分と前の話ですが、裏ン町で火事があって火の子がパッパッと飛んで来て、どうにも手のつけようがないと思ったことがありました。

健康と仕事上村松園10分以内3,935

昨年の五月のこと所用のため上京して私は帝国ホテルにしばらく滞在した。

昨年の五月のこと所用のため上京して私は帝国ホテルにしばらく滞在した。

京の夏景色上村松園10分以内2,387

京都の街も古都というのはもう名ばかりで私の幼な頃と今とではまるで他処の国のように変ってしまってます。

京都の街も古都というのはもう名ばかりで私の幼な頃と今とではまるで他処の国のように変ってしまってます。

写生帖の思ひ出上村松園10分以内2,160

いつからとなく描きためかきためした写生帖が、今は何百冊と云ふ数に上つてゐる。

いつからとなく描きためかきためした写生帖が、今は何百冊と云ふ数に上つてゐる。

わが母を語る上村松園10分以内3,894

竹を割ったような性格  私の母は、一口にいうと男勝りな、しっかり者でしたな。

竹を割ったような性格  私の母は、一口にいうと男勝りな、しっかり者でしたな。

明治懐顧上村松園10分以内2,202

私が絵を習い始めた頃を想い出すと、まことに伸々として懐かしいものが、数々あります。

私が絵を習い始めた頃を想い出すと、まことに伸々として懐かしいものが、数々あります。

想い出上村松園10分以内3,381

土田麦僊さんが御在世の折、よく私の筆胼胝が笑い話になりましたものです。

土田麦僊さんが御在世の折、よく私の筆胼胝が笑い話になりましたものです。