コロボックル北海道に住みしなるべし
坪井正五郎
『コロボックル北海道に住みしなるべし』は青空文庫で公開されている坪井正五郎の短編作品。3,336文字で、おおよそ10分以内で読むことができます。
文字数 | 10分以内 3,336文字 |
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書き出し書出 | (明治二十年二月十三日[#改行]本會第二十七會ニテ述ブ)坪井正五郎MS君は報告第十一号に「コロボックル果シテ北海道ニ住ミシヤ」と題する一編を載せて「此疑問ヲ决定討究スルハ我邦人類學上重要ノ事ト信ズレバ」云々と記されましたが私も左樣に考へますから此事に付いて思ふ所を述べやうと存じますMS君は北海道の諸地方から出る土器や石器をコロボックルのものとするなら之々の個條をも併せて信じなければならぬだろうとて六個條を連ねられましが直に一致し難い所が有りまする第一即ち「コロボック... |
初出 | 「東京人類学会報告 二―一二号」1887(明治20)年2月 |
底本 | 日本考古学選集 2 坪井正五郎集―上巻 |
表記 | 旧字旧仮名 |
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