10分以内で読める会津八一の短編作品

青空文庫で公開されている会津八一の作品の中で、おおよその読了目安時間が「10分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。

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作品名	著者	読了時間	文字数	書き出し
一片の石	会津八一	10分以内	3,272	人間が石にたよるやうになつて、もうよほど久しいことであるのに、まだ根気よくそれをやつてゐる。
人間が石にたよるやうになつて、もうよほど久しいことであるのに、まだ根気よくそれをやつてゐる。
菊の根分をしながら	会津八一	10分以内	2,967	昨日が所謂彼岸の中日でした。
昨日が所謂彼岸の中日でした。
支那の明器	会津八一	10分以内	3,184	私ほど名実の副はない蒐集家は無い。
私ほど名実の副はない蒐集家は無い。
音楽に就いて	会津八一	10分以内	2,669	既に美育部を持つてゐる早稻田中學校が新に音樂會を興してその發會式をやらうとする其の日から、又病氣で暫く引き籠る事になつた。
既に美育部を持つてゐる早稻田中學校が新に音樂會を興してその發會式をやらうとする其の日から、又病氣で暫く引き籠る事になつた。
趣味の向上	会津八一	10分以内	2,965	「それは意見の相違だ」と互に頑張りあつて、相下らない。
「それは意見の相違だ」と互に頑張りあつて、相下らない。
綜合大学の図書	会津八一	10分以内	2,035	小泉八雲といへば、日本人の名であるし、日本人として東京の宅で死んでその全集は日本語で出版されてゐるが、父は英國のアイルランドの軍醫、母はギリシャのリウカヂアの娘、子供の時はフランスの叔母の手で育てられ、青年時代にアメリカへ渡つて文學者となり、日本へ來て出雲松江の中學教師となり、小泉といふ士族の家へ婿入りして、日本人になり、熊本の高校、東京帝大に轉任して英文學の講義をし、おしまひは早稻田へ來て亡くなつた。
小泉八雲といへば、日本人の名であるし、日本人として東京の宅で死んでその全集は日本語で出版されてゐるが、父は英國のアイルランドの軍醫、母はギリシャのリウカヂアの娘、子供の時はフランスの叔母の手で育てられ、青年時代にアメリカへ渡つて文學者となり、日本へ來て出雲松江の中學教師となり、小泉といふ士族の家へ婿入りして、日本人になり、熊本の高校、東京帝大に轉任して英文學の講義をし、おしまひは早稻田へ來て亡くなつた。