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折口信夫の全作品

青空文庫で公開されている折口信夫の全作品を、おすすめ人気順で表示しています。

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作品名著者読了時間人気
折口といふ名字折口信夫
30分以内
折口といふ名字は、摂津国西成郡木津村の百姓の家の通り名とも、名字ともつかずのびて来た称へである。
古代生活に見えた恋愛折口信夫
30分以内
今日伺ひまして、お話を聴かして頂かうと思ひました処が、かへつて私がお話をせなければならない事になりました。
古代民謡の研究折口信夫
60分以内
おもしろき野をば勿(ナ)焼きそ。
呪詞及び祝詞折口信夫
30分以内
延喜式の祝詞を、世間では、非常に古いものだと考へて居る。
叙景詩の発生折口信夫
60分以内
私の此短い論文は、日本人の自然美観の発生から、ある固定を示す時期までを、とり扱ふのであるから、自然同行の諸前輩の文章の序説とも、概論ともなる順序である。
相聞の発達折口信夫
30分以内
木梨軽ノ太子の古い情史風のばらっどの外に、新しい時代に宣伝せられたと思はれる悲しい恋語りが、やはり巡遊伶人の口から世間へちらばり、其が輯録せられて万葉にある。
短歌本質成立の時代折口信夫
1時間〜
短歌の創作まで短歌の形式の固定したのは、さまで久しい「万葉集以前」ではなかつた。
日本書と日本紀と折口信夫
30分以内
紀といふことばの意義今後、機会のある毎に、釈いて行つて見たいと思ふ、日本書紀と言ふ書物に絡んだ、いろんな疑念の中、第一にほぐしてかゝらねばならぬのは、名義とその用法とである。
日本文章の発想法の起り折口信夫
30分以内
古代の文章の特徴と云ふと、誰しも対句・畳句・枕詞・譬喩などを挙げる。
女房文学から隠者文学へ折口信夫
1時間〜
女房歌合せ数ある歌合せのうちに、時々、左の一の座其他に、女房とばかり名告つた読人が据ゑられてゐる。
能楽に於ける「わき」の意義折口信夫
30分以内
二つの問題日本の民俗芸術を観察するにあたつて、我々は二つの大きな問題に、注意を向けなければならぬ。
漂著石神論計画折口信夫
10分以内
柳田先生の民俗学的研究上、一大体系をなす石信仰。
方言折口信夫
30分以内
○くびだけ今は方言と言はれぬ語であるが、くびだけは首ばかりが水面に出てゐる様子で、沈湎・惑溺の甚しい事を言ふのだ、と思うてゐた処、大阪天満女夫池に、妻を追うて入つた夫の歌と言ふのに「水洩らぬ契りの末は首たけに思ひしづみし女夫池かな」極めて要領を得ぬ物であるが、首長とは着長に対した語で、頭をもこめた長の義であらう、と思ひあたつた。
万葉集の解題折口信夫
30分以内
まづ万葉集の歌が如何にしてあらはれて来たか、更に日本の歌がどういふ処から生れて来たか、といふこと即、万葉集に到る日本の歌の文学史を述べ、万葉集の書物の歴史を述べたいと思ふ。
万葉集のなり立ち折口信夫
30分以内
奈良の宮の御代万葉集一部の、大体出来上つたのは何時か。
万葉びとの生活折口信夫
30分以内
飛鳥の都以後奈良朝以前の、感情生活の記録が、万葉集である。
桃の伝説折口信夫
10分以内
「桃・栗三年、柿八年、柚は九年の花盛り」といふ諺唄がある。
国文学の発生(第二稿)折口信夫
1時間〜
呪言の展開神の嫁国家意識の現れた頃は既に、日本の巫女道では大体に於て、神主は高級巫女の近親であつた。
国文学の発生(第四稿)折口信夫
1時間〜
呪言から寿詞へ呪言の神たゞ今、文学の信仰起原説を最頑なに把つて居るのは、恐らくは私であらう。
「しゞま」から「ことゝひ」へ折口信夫
30分以内
われ/\の国の宗教の歴史を辿つて、溯(ノボ)りつめた極点は、物言はぬ神の時代である。
「とこよ」と「まれびと」と折口信夫
60分以内
稀に来る人と言ふ意義から、珍客をまれびと[#「まれびと」は罫囲み]と言ひ、其屈折がまらひと[#「まらひと」は罫囲み]・まらうど[#「まらうど」は罫囲み]となると言ふ風に考へて居るのが、従来の語原説である。
「ほ」・「うら」から「ほがひ」へ折口信夫
60分以内
ほぐ[#「ほぐ」は罫囲み]・ほがふ[#「ほがふ」は罫囲み]など言ふ語は、我々の国の文献時代には、既に固定して居たものであつた。
語部と叙事詩と折口信夫
10分以内
私は、語部の職掌及び、其伝承した叙事詩の存在した事を、十数年以来主張して来た。
古歌新釈折口信夫
30分以内
自分は、かね/″\従来の文章の解釈法、殊に和歌に就いて、先達諸家のやりくちに甚だ慊らぬふしが多い様に思うて居る。
古語復活論折口信夫
10分以内
記紀の死語・万葉の古語を復活させて、其に新なる生命を託しようとする、我々の努力を目して、骨董趣味・憬古癖とよりほかに考へることの出来ない人が、まだ/\随分とあるやうである。
唱導文学折口信夫
60分以内
唱導文学といふ語は、単なる「唱導」の「文学」と言ふ事でなく、多少熟語としての偏傾を持つて居るのである。
唱導文芸序説折口信夫
30分以内
唱導といふのは、元、寺家の用語である。
熟語構成法から観察した語根論の断簡折口信夫
60分以内
私が単語の組織を分解するのは、単語の研究が実の処、日本の詞章の本質を突きとめて行くことになると思つてゐるからである。
短歌の口語的発想折口信夫
10分以内
短歌に口語をとり入れることは、随分久しい問題である。
短歌様式の発生に絡んだある疑念折口信夫
5分以内
今の世の学者が、あらゆる現象を、単純から複雑に展開してゆくものときめてかゝる考へ方は、多くの場合まちがつた結論に安住することになつてゐる。
副詞表情の発生折口信夫
60分以内
――けなばけぬかに道に逢ひてゑますがからに、零雪乃消者消香二恋云わぎも(万葉巻四)……まつろはず立ち対ひしも、露霜之消者消倍久、ゆく鳥のあらそふはしに、(同巻二)一云ふ、朝露之消者消言(香かと云ふ)爾うつそみとあらそふはしに私は、今の場合、「けなばけぬかに」を主題としようとするのではない。
わかしとおゆと折口信夫
30分以内
動詞形容詞一元論のたちばは、おもに、形式のうへにあるのだが、中には、意味のうへにまでも立入つて、其説を主張する人がある。
和歌批判の範疇折口信夫
30分以内
一「こゝろ」そのおよそ歌を見、歌を作る上において、必らず心得て置かねばならぬ、四つの段階的観察点がある。
橘曙覧折口信夫
10分以内
曙覧は文化九年、福井市内屈指の紙商、井手正玄の長男として生れたが、父祖の余沢に浴することをせず、豊かな家産と名跡、家業を悉く異母弟に譲つて、郷里を離れた山里や町はづれに、さゝやかな藁家を構へ、学究歌道に専念した。
橘曙覧評伝折口信夫
1時間〜
晩年の作物天皇[#「天皇」の左に「オホキミ(?)」のルビ]は神にしますぞ。
「なよたけ」の解釈折口信夫
10分以内
その頃、目に故障を持つてゐた戸板君が、戦争に出ることになつた。
「八島」語りの研究折口信夫
60分以内
春のはじめに、私は「八島」を語らうと思ひ立つた。
沖縄舞踊に見る三要素折口信夫
5分以内
沖縄の舞踊は、全体に、今常識的に、まひと称してゐるものと、をどりと称してゐるものとを兼ね備へてゐる。
沖縄を憶ふ折口信夫
10分以内
秋の日は、沖縄島を憶ふ。
神楽(その一)折口信夫
30分以内
こんなに立派な本が出来たのですから、私の序文など必要がない訣です。
神楽(その二)折口信夫
30分以内
日本の神道に、最重大な意味をもつてゐる呪法の鎮魂法が芸能化した第一歩が神楽だと思ひますから、どうしても、日本の芸能史に於ては此を第一に挙げるべきでせう。
神楽記折口信夫
5分以内
神楽と言ふ名は、近代では、神事に関した音楽舞踊の類を、漠然とさす語のやうに考へてゐる。
春日若宮御祭の研究折口信夫
30分以内
おん祭りの今と昔と春日のおん祭りに関しては、一番参考になるのは「嘉慶元年春日臨時祭記」のやうです。
神賑ひ一般折口信夫
5分以内
静かな秋冬が来る。
感謝すべき新東京年中行事折口信夫
30分以内
大体の感想は、日本青年館での合評会で申し述べたから、其機関雑誌「青年」に載る事と思ふ。
草相撲の話折口信夫
5分以内
我々には、相撲と言へば、春場所・夏場所の感じだけしかなくなつたが、誹諧の季題では、これが秋の部に這入つて居る。
組踊りの話折口信夫
10分以内
組踊りは、また冠船踊りとも言うた。
黒川能・観点の置き所折口信夫
5分以内
山形県には、秋田県へかけて、室町時代の芸能に関した民俗芸術が多く残つて居ります。
芸能民習折口信夫
30分以内
あまり世の中が変り過ぎて、ため息一つついたことのなかつた我々も、時々ほうとすることがある。
獅子舞と石橋折口信夫
5分以内
能楽の獅子舞には、本式に、赤頭に獅子口の面をつけて出る石橋と、望月や内外詣のやうに、仮面の代りに扇をかづき、赤頭をつけるのとがある。
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