副詞表情の発生
折口信夫
『副詞表情の発生』は青空文庫で公開されている折口信夫の中編作品。15,552文字で、おおよそ60分以内で読むことができます。
文字数 | 60分以内 15,552文字 |
人気 | 0PV |
書き出し書出 | ――けなばけぬかに道に逢ひてゑますがからに、零雪乃消者消香二恋云わぎも(万葉巻四)……まつろはず立ち対ひしも、露霜之消者消倍久、ゆく鳥のあらそふはしに、(同巻二)一云ふ、朝露之消者消言(香かと云ふ)爾うつそみとあらそふはしに私は、今の場合、「けなばけぬかに」を主題としようとするのではない。 |
初出 | 「国文学論究」1934(昭和9)年7月 |
底本 | 折口信夫全集 12 |
表記 | 新字旧仮名 |
※「人気」は青空文庫の過去10年分のアクセスランキングを集計した累計アクセス数から算出しています。