60分以内で読める折口信夫の中編作品

青空文庫で公開されている折口信夫の作品の中で、おおよその読了目安時間が「60分以内」の中編作品を、おすすめ人気順で表示しています。

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作品名著者読了時間文字数人気書き出し
「とこよ」と「まれびと」と折口信夫60分以内15,215

稀に来る人と言ふ意義から、珍客をまれびと[#「まれびと」は罫囲み]と言ひ、其屈折がまらひと[#「まらひと」は罫囲み]・まらうど[#「まらうど」は罫囲み]となると言ふ風に考へて居るのが、従来の語原説である。

稀に来る人と言ふ意義から、珍客をまれびと[#「まれびと」は罫囲み]と言ひ、其屈折がまらひと[#「まらひと」は罫囲み]・まらうど[#「まらうど」は罫囲み]となると言ふ風に考へて居るのが、従来の語原説である。

河童の話折口信夫60分以内15,415

私はふた夏、壱岐の国へ渡つた。

私はふた夏、壱岐の国へ渡つた。

夏芝居折口信夫60分以内13,221

真夏の天地は、昼も夜も、まことに澄みきつた寂しさである。

真夏の天地は、昼も夜も、まことに澄みきつた寂しさである。

ごろつきの話折口信夫60分以内13,539

一 ごろつきの意味 無頼漢などゝいへば、社会の瘤のやうなものとしか考へて居られぬ。

一 ごろつきの意味 無頼漢などゝいへば、社会の瘤のやうなものとしか考へて居られぬ。

手習鑑雑談折口信夫60分以内14,006

私どもの、青年時代には、歌舞妓芝居を見ると言ふ事は、恥しい事であつた。

私どもの、青年時代には、歌舞妓芝居を見ると言ふ事は、恥しい事であつた。

「さうや さかいに」折口信夫60分以内18,830

柳田国男先生が「さうやさかいに」を論ぜられて後、相当の年月が立つた。

柳田国男先生が「さうやさかいに」を論ぜられて後、相当の年月が立つた。

神道に現れた民族論理折口信夫60分以内17,796

一 今日の演題に定めた「神道に現れた民族論理」と云ふ題は、不熟でもあり、亦、抽象的で、私の言はうとする内容を尽してゐないかも知れぬが、私としては、神道の根本に於て、如何なる特異な物の考へ方をしてるかを、検討して見たいと思ふのである。

一 今日の演題に定めた「神道に現れた民族論理」と云ふ題は、不熟でもあり、亦、抽象的で、私の言はうとする内容を尽してゐないかも知れぬが、私としては、神道の根本に於て、如何なる特異な物の考へ方をしてるかを、検討して見たいと思ふのである。

戞々たり 車上の優人折口信夫60分以内14,558

まことに、人間の遭遇ほど、味なものはない。

まことに、人間の遭遇ほど、味なものはない。

用言の発展折口信夫60分以内22,287

われ/\は常につくろふとかたゝかふとかいふ所謂延言の一種を使うて居つて何の疑をもおこさぬ。

われ/\は常につくろふとかたゝかふとかいふ所謂延言の一種を使うて居つて何の疑をもおこさぬ。

実川延若讃折口信夫60分以内19,871

「女殺油ノ地獄」の芝居を、見て戻つた私である。

「女殺油ノ地獄」の芝居を、見て戻つた私である。

古代研究 追ひ書き折口信夫60分以内17,302

この書物、第一巻の校正が、やがてあがる今になつて、ぽっくりと、大阪の長兄が、亡くなつて行つた。

この書物、第一巻の校正が、やがてあがる今になつて、ぽっくりと、大阪の長兄が、亡くなつて行つた。

日本文学の発生折口信夫60分以内17,303

私は、日本文学の発生について、既に屡※書いて居る。

私は、日本文学の発生について、既に屡※書いて居る。

琉球の宗教折口信夫60分以内22,605

一 はしがき 袋中大徳以来の慣用によつて、琉球神道の名で、話を進めて行かうと思ふ。

一 はしがき 袋中大徳以来の慣用によつて、琉球神道の名で、話を進めて行かうと思ふ。

古代生活の研究折口信夫60分以内15,102

一 生活の古典 明治中葉の「開化」の生活が後ずさりをして、今のあり様に落ちついたのには、訣がある。

一 生活の古典 明治中葉の「開化」の生活が後ずさりをして、今のあり様に落ちついたのには、訣がある。

偶人信仰の民俗化並びに伝説化せる道折口信夫60分以内17,127

一 祝言の演劇化 万葉巻十六の「乞食者詠」とある二首の長歌は、ほかひゞとの祝言が、早く演劇化した証拠の、貴重な例と見られる。

一 祝言の演劇化 万葉巻十六の「乞食者詠」とある二首の長歌は、ほかひゞとの祝言が、早く演劇化した証拠の、貴重な例と見られる。

形容詞の論折口信夫60分以内22,779

文法上に於ける文章論は、非常に輝かしい為事の様に見られてゐる。

文法上に於ける文章論は、非常に輝かしい為事の様に見られてゐる。

ほうとする話折口信夫60分以内15,114

一 ほうとする程長い白浜の先は、また、目も届かぬ海が揺れてゐる。

一 ほうとする程長い白浜の先は、また、目も届かぬ海が揺れてゐる。

水の女折口信夫60分以内18,707

一 古代詞章の上の用語例の問題  口頭伝承の古代詞章の上の、語句や、表現の癖が、特殊な――ある詞章限りの――ものほど、早く固定するはずである。

一 古代詞章の上の用語例の問題  口頭伝承の古代詞章の上の、語句や、表現の癖が、特殊な――ある詞章限りの――ものほど、早く固定するはずである。

若水の話折口信夫60分以内16,899

一 ほうっとする程長い白浜の先は、また目も届かぬ海が揺れてゐる。

一 ほうっとする程長い白浜の先は、また目も届かぬ海が揺れてゐる。

髯籠の話折口信夫60分以内17,760

一 十三四年前、友人等と葛城山の方への旅行した時、牛滝から犬鳴山へ尾根伝ひの路に迷うて、紀州西河原と言ふ山村に下りて了ひ、はからずも一夜の宿を取つたことがある。

一 十三四年前、友人等と葛城山の方への旅行した時、牛滝から犬鳴山へ尾根伝ひの路に迷うて、紀州西河原と言ふ山村に下りて了ひ、はからずも一夜の宿を取つたことがある。

愛護若折口信夫60分以内15,054

一 若の字、又稚とも書く。

一 若の字、又稚とも書く。

雪の島折口信夫60分以内20,480

一 志賀の鼻を出離れても、内海とかはらぬ静かな凪ぎであつた。

一 志賀の鼻を出離れても、内海とかはらぬ静かな凪ぎであつた。

山越しの弥陀折口信夫60分以内15,163

極樂の東門に 向ふ難波の西の海 入り日の影も 舞ふとかや 渡來文化が、渡來當時の姿をさながら持ち傳へてゐると思はれながら、いつか内容は、我が國生得のものと入りかはつてゐる。

極樂の東門に 向ふ難波の西の海 入り日の影も 舞ふとかや 渡來文化が、渡來當時の姿をさながら持ち傳へてゐると思はれながら、いつか内容は、我が國生得のものと入りかはつてゐる。

花の話折口信夫60分以内15,124

一 茲には主として、神事に使はれた花の事を概括して、話して見たいと思ふ。

一 茲には主として、神事に使はれた花の事を概括して、話して見たいと思ふ。

組踊り以前折口信夫60分以内12,564

一 親友としての感情が、どうかすれば、先輩といふ敬意を凌ぎがちになつてゐる程睦しい、私の友伊波さんの「組み踊り」の研究に、口状役を勤めろ、勤めようと約束してから、やがて、足かけ三年になる。

一 親友としての感情が、どうかすれば、先輩といふ敬意を凌ぎがちになつてゐる程睦しい、私の友伊波さんの「組み踊り」の研究に、口状役を勤めろ、勤めようと約束してから、やがて、足かけ三年になる。

歌の円寂する時折口信夫60分以内13,713

われさへや 竟に来ざらむ。

われさへや 竟に来ざらむ。

詩語としての日本語折口信夫60分以内13,470

銘酊船 さてわれらこの日より星を注ぎて乳汁色の 海原の詩に浴しつゝ緑なす瑠璃を啖ひ行けば こゝ吃水線は恍惚として蒼ぐもり 折から水死人のたゞ一人想ひに沈み降り行く 見よその蒼色忽然として色を染め 金紅色の日の下にわれを忘れし揺蕩は 酒精よりもなほ強く汝が立琴も歌ひえぬ 愛執の苦き赤痣を醸すなり アルチュル・ランボオ 小林秀雄 この援用文は、幸福な美しい引例として、短い私の論文の最初にかか

銘酊船 さてわれらこの日より星を注ぎて乳汁色の 海原の詩に浴しつゝ緑なす瑠璃を啖ひ行けば こゝ吃水線は恍惚として蒼ぐもり 折から水死人のたゞ一人想ひに沈み降り行く 見よその蒼色忽然として色を染め 金紅色の日の下にわれを忘れし揺蕩は 酒精よりもなほ強く汝が立琴も歌ひえぬ 愛執の苦き赤痣を醸すなり アルチュル・ランボオ 小林秀雄 この援用文は、幸福な美しい引例として、短い私の論文の最初にかか

役者の一生折口信夫60分以内15,425

一 沢村源之助の亡くなったのは昭和十一年の四月であったと思う。

一 沢村源之助の亡くなったのは昭和十一年の四月であったと思う。

山越しの阿弥陀像の画因折口信夫60分以内15,167

極楽の東門に 向ふ難波の西の海 入り日の影も 舞ふとかや 渡来文化が、渡来当時の姿をさながら持ち伝えていると思われながら、いつか内容は、我が国生得のものと入りかわっている。

極楽の東門に 向ふ難波の西の海 入り日の影も 舞ふとかや 渡来文化が、渡来当時の姿をさながら持ち伝えていると思われながら、いつか内容は、我が国生得のものと入りかわっている。

古代民謡の研究折口信夫60分以内12,212

一 おもしろき野をば 勿焼きそ。

一 おもしろき野をば 勿焼きそ。

叙景詩の発生折口信夫60分以内20,652

一 私の此短い論文は、日本人の自然美観の発生から、ある固定を示す時期までを、とり扱ふのであるから、自然同行の諸前輩の文章の序説とも、概論ともなる順序である。

一 私の此短い論文は、日本人の自然美観の発生から、ある固定を示す時期までを、とり扱ふのであるから、自然同行の諸前輩の文章の序説とも、概論ともなる順序である。

「ほ」・「うら」から「ほがひ」へ折口信夫60分以内13,450

ほぐ[#「ほぐ」は罫囲み]・ほがふ[#「ほがふ」は罫囲み]など言ふ語は、我々の国の文献時代には、既に固定して居たものであつた。

ほぐ[#「ほぐ」は罫囲み]・ほがふ[#「ほがふ」は罫囲み]など言ふ語は、我々の国の文献時代には、既に固定して居たものであつた。

唱導文学折口信夫60分以内16,820

唱導文学といふ語は、単なる「唱導」の「文学」と言ふ事でなく、多少熟語としての偏傾を持つて居るのである。

唱導文学といふ語は、単なる「唱導」の「文学」と言ふ事でなく、多少熟語としての偏傾を持つて居るのである。

熟語構成法から観察した語根論の断簡折口信夫60分以内12,525

私が単語の組織を分解するのは、単語の研究が実の処、日本の詞章の本質を突きとめて行くことになると思つてゐるからである。

私が単語の組織を分解するのは、単語の研究が実の処、日本の詞章の本質を突きとめて行くことになると思つてゐるからである。

副詞表情の発生折口信夫60分以内14,488

一        ――けなばけぬかに 道に逢ひてゑますがからに、零雪乃消者消香二恋云わぎも(万葉巻四) ……まつろはず立ち対ひしも、露霜之消者消倍久、ゆく鳥のあらそふはしに、(同巻二) 一云ふ、朝露之消者消言(香かと云ふ)爾うつそみとあらそふはしに 私は、今の場合、「けなばけぬかに」を主題としようとするのではない。

一        ――けなばけぬかに 道に逢ひてゑますがからに、零雪乃消者消香二恋云わぎも(万葉巻四) ……まつろはず立ち対ひしも、露霜之消者消倍久、ゆく鳥のあらそふはしに、(同巻二) 一云ふ、朝露之消者消言(香かと云ふ)爾うつそみとあらそふはしに 私は、今の場合、「けなばけぬかに」を主題としようとするのではない。

真間・蘆屋の昔がたり折口信夫60分以内13,779

この国学院大学の前身の国学院、及び国学院大学で、私ども万葉集を習ひました。

この国学院大学の前身の国学院、及び国学院大学で、私ども万葉集を習ひました。