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神道に現れた民族論理

折口信夫

『神道に現れた民族論理』は青空文庫で公開されている折口信夫の中編作品。18,731文字で、おおよそ60分以内で読むことができます。
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書出

今日の演題に定めた「神道に現れた民族論理」と云ふ題は、不熟でもあり、亦、抽象的で、私の言はうとする内容を尽してゐないかも知れぬが、私としては、神道の根本に於て、如何なる特異な物の考へ方をしてるかを、検討して見たいと思ふのである。

初出「神道学雑誌 第五号」1928(昭和3)年10月
底本折口信夫全集 3
表記
新字旧仮名
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