10分以内で読める折口信夫の短編作品

青空文庫で公開されている折口信夫の作品の中で、おおよその読了目安時間が「10分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。

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作品名著者読了時間文字数人気書き出し
涼み芝居と怪談折口信夫10分以内2,371

東京の年中行事は、すべて太陽暦ですることになつてゐる。

東京の年中行事は、すべて太陽暦ですることになつてゐる。

桃の伝説折口信夫10分以内3,771

「桃・栗三年、柿八年、柚は九年の花盛り」といふ諺唄がある。

「桃・栗三年、柿八年、柚は九年の花盛り」といふ諺唄がある。

巫女と遊女と折口信夫10分以内2,539

大尽と末社 我々は遊郭の生活は穢いものと思つてゐるが、江戸時代の小説・随筆等を読むと、江戸時代の町人は遊郭生活を尊敬してゐる。

大尽と末社 我々は遊郭の生活は穢いものと思つてゐるが、江戸時代の小説・随筆等を読むと、江戸時代の町人は遊郭生活を尊敬してゐる。

菊五郎の科学性折口信夫10分以内3,494

ことしの盂蘭盆には、思ひがけなく、ぎり/\と言ふところで、菊五郎が新仏となつた。

ことしの盂蘭盆には、思ひがけなく、ぎり/\と言ふところで、菊五郎が新仏となつた。

橘曙覧折口信夫10分以内2,452

曙覧は文化九年、福井市内屈指の紙商、井手正玄の長男として生れたが、父祖の余沢に浴することをせず、豊かな家産と名跡、家業を悉く異母弟に譲つて、郷里を離れた山里や町はづれに、さゝやかな藁家を構へ、学究歌道に専念した。

曙覧は文化九年、福井市内屈指の紙商、井手正玄の長男として生れたが、父祖の余沢に浴することをせず、豊かな家産と名跡、家業を悉く異母弟に譲つて、郷里を離れた山里や町はづれに、さゝやかな藁家を構へ、学究歌道に専念した。

文芸の力 時代の力折口信夫10分以内2,135

あゝ言ふ時代別けは、実はおもしろく思はぬのだが、一往は、世間に従うておいてよい。

あゝ言ふ時代別けは、実はおもしろく思はぬのだが、一往は、世間に従うておいてよい。

寄席の夕立折口信夫10分以内2,776

寄席なんかに出入りするのは、あまりよい趣味ではない。

寄席なんかに出入りするのは、あまりよい趣味ではない。

神楽(その一)折口信夫10分以内3,964

こんなに立派な本が出来たのですから、私の序文など必要がない訣です。

こんなに立派な本が出来たのですから、私の序文など必要がない訣です。

芝居見の芝居知らず折口信夫10分以内3,209

月々、多かれ少かれ芝居は見る。

月々、多かれ少かれ芝居は見る。

手習鑑評判記折口信夫10分以内2,475

その写実主義が、意外に強靭であり、理論的に徹したところのあるものだといふことを、こんどの幸四郎の舞台に見て、しみ/″\快く感じた。

その写実主義が、意外に強靭であり、理論的に徹したところのあるものだといふことを、こんどの幸四郎の舞台に見て、しみ/″\快く感じた。

鵠が音折口信夫10分以内2,963

硫黄を発掘する人々の外に、古加乙涅を栽培する数家族が、棲んでゐた。

硫黄を発掘する人々の外に、古加乙涅を栽培する数家族が、棲んでゐた。

合邦と新三折口信夫10分以内3,131

昼の部四時間夜興行四時間半、其に狂言が三つ宛。

昼の部四時間夜興行四時間半、其に狂言が三つ宛。

信州新野の雪祭り折口信夫10分以内3,549

前代文明の残溜地 東海道の奥から、信州伊那谷へ通じてゐる道が、大体三通りあります。

前代文明の残溜地 東海道の奥から、信州伊那谷へ通じてゐる道が、大体三通りあります。

芝居の話折口信夫10分以内2,736

○此頃いくらか、芝居が嫌ひになれた様な気がする。

○此頃いくらか、芝居が嫌ひになれた様な気がする。

民俗芸能の春折口信夫10分以内2,769

日本青年館の長い履歴の間に、人は、その多くのよい成績をあげるであらう。

日本青年館の長い履歴の間に、人は、その多くのよい成績をあげるであらう。

古語復活論折口信夫10分以内2,756

記紀の死語・万葉の古語を復活させて、其に新なる生命を託しようとする、我々の努力を目して、骨董趣味・憬古癖とよりほかに考へることの出来ない人が、まだ/\随分とあるやうである。

記紀の死語・万葉の古語を復活させて、其に新なる生命を託しようとする、我々の努力を目して、骨董趣味・憬古癖とよりほかに考へることの出来ない人が、まだ/\随分とあるやうである。

地唄折口信夫10分以内3,991

地唄とは、ろおかるの唄と言ふこと。

地唄とは、ろおかるの唄と言ふこと。

草双紙と講釈の世界折口信夫10分以内2,028

飜案物と言へば、少し茫漠とするが「書き直し物」で通つてゐる種類の脚本がある。

飜案物と言へば、少し茫漠とするが「書き直し物」で通つてゐる種類の脚本がある。

鷹狩りと操り芝居と折口信夫10分以内3,390

今度計画せられた此書物は、類変りの随筆集といふだけに、識り合ひの方がたが、どんな計画で、思ひもかけぬ事を書かうとして居られるかといふ事が、かうして居る今でもまざ/\と胸に泛んで来る。

今度計画せられた此書物は、類変りの随筆集といふだけに、識り合ひの方がたが、どんな計画で、思ひもかけぬ事を書かうとして居られるかといふ事が、かうして居る今でもまざ/\と胸に泛んで来る。

沖縄を憶ふ折口信夫10分以内3,627

一 秋の日は、沖縄島を憶ふ。

一 秋の日は、沖縄島を憶ふ。

自然女人とかぶき女折口信夫10分以内2,996

いよ/\芝翫が歌右衛門を襲ぐさうである。

いよ/\芝翫が歌右衛門を襲ぐさうである。

鶴が音折口信夫10分以内3,585

いかに、奏聞まをすべき事の候。

いかに、奏聞まをすべき事の候。

組踊りの話折口信夫10分以内2,768

組踊りは、また冠船踊りとも言うた。

組踊りは、また冠船踊りとも言うた。

日本品詞論折口信夫10分以内2,259

(一)語根 日本品詞組織の考察は動詞の解体からのを便利とする。

(一)語根 日本品詞組織の考察は動詞の解体からのを便利とする。

筬の音折口信夫10分以内2,083

わが車は、とある村に入りぬ。

わが車は、とある村に入りぬ。

詩と散文との間を行く発想法折口信夫10分以内3,454

かう言ふ憎々しい物言ひをして、大變な勞作を積んで入らつしやる作家諸氏に失禮に當つたら、御免下さい。

かう言ふ憎々しい物言ひをして、大變な勞作を積んで入らつしやる作家諸氏に失禮に當つたら、御免下さい。

文学を愛づる心折口信夫10分以内3,011

文學を愛でゝめで痴れて、やがて一生を終へようとして居る一人の、追憶談に過ぎぬかも知れない。

文學を愛でゝめで痴れて、やがて一生を終へようとして居る一人の、追憶談に過ぎぬかも知れない。

好悪の論折口信夫10分以内3,217

鴎外と逍遙と、どちらが嗜きで、どちらが嫌ひだ。

鴎外と逍遙と、どちらが嗜きで、どちらが嫌ひだ。

水中の友折口信夫10分以内3,659

いつまでも ものを言はなくなつた友人――。

いつまでも ものを言はなくなつた友人――。

山の音を聴きながら折口信夫10分以内3,545

ようべは初めて、澄んだ空を見た。

ようべは初めて、澄んだ空を見た。

春永話折口信夫10分以内3,279

むら/\と見えて たなびく顔見世の幟のほどを 過ぎて来にけり 昭和十年三月、私の作る所である。

むら/\と見えて たなびく顔見世の幟のほどを 過ぎて来にけり 昭和十年三月、私の作る所である。

雛祭りの話折口信夫10分以内3,650

一 淡島様 黙阿弥の脚本の「松竹梅湯島掛額」は八百屋お七をしくんだものであるが、其お七の言葉に、内裏びなを羨んで、男を住吉様女を淡島様といふ条りが出てくる。

一 淡島様 黙阿弥の脚本の「松竹梅湯島掛額」は八百屋お七をしくんだものであるが、其お七の言葉に、内裏びなを羨んで、男を住吉様女を淡島様といふ条りが出てくる。

だいがくの研究折口信夫10分以内3,635

夏祭浪花鑑の長町裏の場で、院本には「折から聞える太鼓鉦」とあるばかりなのを、芝居では、酸鼻な舅殺しの最中に、背景の町屋の屋根の上を、幾つかの祭礼の立て物の末が列つて通る。

夏祭浪花鑑の長町裏の場で、院本には「折から聞える太鼓鉦」とあるばかりなのを、芝居では、酸鼻な舅殺しの最中に、背景の町屋の屋根の上を、幾つかの祭礼の立て物の末が列つて通る。

貴種誕生と産湯の信仰と折口信夫10分以内3,911

一 貴人の御出生といふ事について述べる前に、貴人の誕生、即「みあれ」といふ語の持つ意味から、先づ考へ直して見たいと思ふ。

一 貴人の御出生といふ事について述べる前に、貴人の誕生、即「みあれ」といふ語の持つ意味から、先づ考へ直して見たいと思ふ。

神道の史的価値折口信夫10分以内3,924

長い旅から戻つて顧ると、随分、色んな人に逢うた。

長い旅から戻つて顧ると、随分、色んな人に逢うた。

高御座折口信夫10分以内2,980

〔一〕 明神御宇日本天皇詔書……云々咸聞。

〔一〕 明神御宇日本天皇詔書……云々咸聞。

鏡花との一夕折口信夫10分以内3,205

他人にはないことか知らん。

他人にはないことか知らん。

人間悪の創造折口信夫10分以内2,373

若い頃、よく衆生の恩など言ふ語を教はつたものだが、その用語例に包含させては、ちよつと冷淡過ぎる氣もする。

若い頃、よく衆生の恩など言ふ語を教はつたものだが、その用語例に包含させては、ちよつと冷淡過ぎる氣もする。

鸚鵡小町折口信夫10分以内2,331

謡曲小町物の一で、卒都婆小町などゝ共に、小町の末路を伝へたものである。

謡曲小町物の一で、卒都婆小町などゝ共に、小町の末路を伝へたものである。

稲むらの蔭にて折口信夫10分以内3,693

河内瓢箪山へ辻占問ひに往く人は、堤の下や稲むらの蔭に潜んで、道行く人の言ひ棄てる言草に籠る、百千の言霊を読まうとする。

河内瓢箪山へ辻占問ひに往く人は、堤の下や稲むらの蔭に潜んで、道行く人の言ひ棄てる言草に籠る、百千の言霊を読まうとする。

お伽草子の一考察折口信夫10分以内2,057

室町時代の末に出来たと思はれる職人歌合せの中、勧進聖訓職人歌合せといふのがあつて「絵解き」の姿が画かれてゐる。

室町時代の末に出来たと思はれる職人歌合せの中、勧進聖訓職人歌合せといふのがあつて「絵解き」の姿が画かれてゐる。

語部と叙事詩と折口信夫10分以内3,239

私は、語部の職掌及び、其伝承した叙事詩の存在した事を、十数年以来主張して来た。

私は、語部の職掌及び、其伝承した叙事詩の存在した事を、十数年以来主張して来た。

短歌の口語的発想折口信夫10分以内2,765

短歌に口語をとり入れることは、随分久しい問題である。

短歌に口語をとり入れることは、随分久しい問題である。

「なよたけ」の解釈折口信夫10分以内2,709

その頃、目に故障を持つてゐた戸板君が、戦争に出ることになつた。

その頃、目に故障を持つてゐた戸板君が、戦争に出ることになつた。

能舞台の解説折口信夫10分以内3,866

此会の此役は久しく、先輩山崎楽堂さんが続けられてゐましたが、今度は私が代つて申すことになりました。

此会の此役は久しく、先輩山崎楽堂さんが続けられてゐましたが、今度は私が代つて申すことになりました。

花幾年折口信夫10分以内2,459

東京の春があらかた過ぎてから、ことしの花はどうだったかと思い出した年があった。

東京の春があらかた過ぎてから、ことしの花はどうだったかと思い出した年があった。