作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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青空文庫で公開されている折口信夫の全作品を、おすすめ人気順で表示しています。
作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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古代人の思考の基礎 | 折口信夫 | 1時間〜 | |
尊貴族と神道との関係尊貴族には、おほきみと仮名を振りたい。 | |||
古代に於ける言語伝承の推移 | 折口信夫 | 30分以内 | |
所謂民間伝承といふ言葉を、初めて公に使はれたのは、たしか松村武雄さんであつたと思ふ。 | |||
嫉みの話 | 折口信夫 | 30分以内 | |
憎しみは人間の根本的な感情とされているが、時代の推移とともに変わってきている。 | |||
まといの話 | 折口信夫 | 30分以内 | |
のぼりといふもの中頃文事にふつゝかであつた武家は、黙つて色々な為事をして置いた。 | |||
だいがくの研究 | 折口信夫 | 10分以内 | |
夏祭浪花鑑の長町裏の場で、院本には「折から聞える太鼓鉦」とあるばかりなのを、芝居では、酸鼻な舅殺しの最中に、背景の町屋の屋根の上を、幾つかの祭礼の立て物の末が列つて通る。 | |||
信太妻の話 | 折口信夫 | 1時間〜 | |
今から二十年も前、特に青年らしい感傷に耽りがちであつた当時、私の通つて居た学校が、靖国神社の近くにあつた。 | |||
愛護若 | 折口信夫 | 60分以内 | |
若の字、又稚とも書く。 | |||
餓鬼阿弥蘇生譚 | 折口信夫 | 30分以内 | |
餓鬼世の中は推し移つて、小栗とも、照手とも、耳にすることがなくなつた。 | |||
小栗外伝 | 折口信夫 | 30分以内 | |
餓鬼身を解脱すること餓鬼阿弥蘇生を説くには、前章「餓鬼阿弥蘇生譚」に述べたゞけでは、尚手順が濃やかでない。 | |||
翁の発生 | 折口信夫 | 1時間〜 | |
おきなと翁舞ひと翁の発生から、形式方面を主として、其展開を考へて見たいと思ひます。 | |||
はちまきの話 | 折口信夫 | 30分以内 | |
現在の事物の用途が、昔から全く変らなかつた、と考へるのは、大きな間違ひである。 | |||
ごろつきの話 | 折口信夫 | 60分以内 | |
ごろつきの意味無頼漢などゝいへば、社会の瘤のやうなものとしか考へて居られぬ。 | |||
雪の島 | 折口信夫 | 60分以内 | |
志賀の鼻を出離れても、内海とかはらぬ静かな凪ぎであつた。 | |||
神道に現れた民族論理 | 折口信夫 | 60分以内 | |
今日の演題に定めた「神道に現れた民族論理」と云ふ題は、不熟でもあり、亦、抽象的で、私の言はうとする内容を尽してゐないかも知れぬが、私としては、神道の根本に於て、如何なる特異な物の考へ方をしてるかを、検討して見たいと思ふのである。 | |||
霊魂の話 | 折口信夫 | 30分以内 | |
たまとたましひとたまとたましひとは、近世的には、此二つが混乱して使はれ、大ざつぱに、同じものだと思はれて居る。 | |||
山のことぶれ | 折口信夫 | 30分以内 | |
山を訪れる人々明ければ、去年の正月である。 | |||
貴種誕生と産湯の信仰と | 折口信夫 | 30分以内 | |
貴人の御出生といふ事について述べる前に、貴人の誕生、即「みあれ」といふ語の持つ意味から、先づ考へ直して見たいと思ふ。 | |||
神道の史的価値 | 折口信夫 | 30分以内 | |
長い旅から戻つて顧ると、随分、色んな人に逢うた。 | |||
高御座 | 折口信夫 | 10分以内 | |
〔一〕明神御宇日本天皇詔書……云々咸聞。 | |||
鏡花との一夕 | 折口信夫 | 10分以内 | |
他人にはないことか知らん。 | |||
人間悪の創造 | 折口信夫 | 10分以内 | |
若い頃、よく衆生の恩など言ふ語を教はつたものだが、その用語例に包含させては、ちよつと冷淡過ぎる氣もする。 | |||
茂吉への返事 | 折口信夫 | 30分以内 | |
わたしはこゝで、駁論を書くのが、本意ではありません。 | |||
『絵はがき』評 | 折口信夫 | 5分以内 | |
堀辰雄氏の創作集が七冊本になつて、叢刊せられる。 | |||
『かげろふの日記』解説 | 折口信夫 | 30分以内 | |
堀君唐松の遅き芽ぶきの上を夏時雨はるかに過ぎて――黄にけぶる山の入り日堀君二冬いまだ寝雪いたらずしづかに澄む水音。 | |||
国文学の発生(第三稿) | 折口信夫 | 1時間〜 | |
客とまれびとと客をまれびとと訓ずることは、我が國に文獻の始まつた最初からの事である。 | |||
国文学の発生(第一稿) | 折口信夫 | 30分以内 | |
日本文學が、出發點からして既に、今ある儘の本質と目的とを持つて居たと考へるのは、單純な空想である。 | |||
死者の書 | 折口信夫 | 1時間〜 | |
死者の書戊寅、天子東狃二于沢中一。 | |||
山越しの弥陀 | 折口信夫 | 60分以内 | |
極樂の東門に向ふ難波の西の海入り日の影も舞ふとかや渡來文化が、渡來當時の姿をさながら持ち傳へてゐると思はれながら、いつか内容は、我が國生得のものと入りかはつてゐる。 | |||
鸚鵡小町 | 折口信夫 | 10分以内 | |
謡曲小町物の一で、卒都婆小町などゝ共に、小町の末路を伝へたものである。 | |||
鶏鳴と神楽と | 折口信夫 | 30分以内 | |
には鳥はかけろと鳴きぬなり。 | |||
花の話 | 折口信夫 | 60分以内 | |
茲には主として、神事に使はれた花の事を概括して、話して見たいと思ふ。 | |||
盆踊りと祭屋台と | 折口信夫 | 30分以内 | |
盂蘭盆と魂祭りと盆の月夜はやがて近づく。 | |||
盆踊りの話 | 折口信夫 | 30分以内 | |
盆の祭り(仮りに祭りと言うて置く)は、世間では、死んだ聖霊を迎へて祭るものであると言うて居るが、古代に於て、死霊・生魂に区別がない日本では、盆の祭りは、謂はゞ魂を切り替へる時期であつた。 | |||
「琉球の宗教」の中の一つの正誤 | 折口信夫 | 5分以内 | |
沖縄に於ける私の最信頼する友人は、学問や人格や、いろ/\な点から別々であるが、第一は、伊波普猷さんであり、その余にはまづ四人が浮ぶ。 | |||
稲むらの蔭にて | 折口信夫 | 10分以内 | |
河内瓢箪山へ辻占問ひに往く人は、堤の下や稲むらの蔭に潜んで、道行く人の言ひ棄てる言草に籠る、百千の言霊を読まうとする。 | |||
狐の田舎わたらひ | 折口信夫 | 5分以内 | |
藤の森が男で、稲荷が女であると言ふ事は、よく聞いた話である。 | |||
組踊り以前 | 折口信夫 | 60分以内 | |
親友としての感情が、どうかすれば、先輩といふ敬意を凌ぎがちになつてゐる程睦しい、私の友伊波さんの「組み踊り」の研究に、口状役を勤めろ、勤めようと約束してから、やがて、足かけ三年になる。 | |||
桟敷の古い形 | 折口信夫 | 5分以内 | |
此字は、室町の頃から見え出したと思ふが、語がずつと大昔からあつたことは、記紀の註釈書の全部が、挙つて可決した処である。 | |||
三郷巷談 | 折口信夫 | 30分以内 | |
もおずしやうじん泉北郡百舌鳥村大字百舌鳥では、色々よそ村と違つた風習を伝へてゐた。 | |||
田遊び祭りの概念 | 折口信夫 | 30分以内 | |
田遊び・田※ひ・田楽日本には、田に関する演芸が、略三種類ある。 | |||
まじなひの一方面 | 折口信夫 | 5分以内 | |
まじなひ殊に、民間療法と言はれてゐるものゝ中には、一種讐討ち療法とでも、命くべきものがある様である。 | |||
雪まつりの面 | 折口信夫 | 5分以内 | |
一昨々年の初春には、苦しい目を見た。 | |||
歌の円寂する時 | 折口信夫 | 60分以内 | |
われさへや竟(つひ)に来ざらむ。 | |||
詩語としての日本語 | 折口信夫 | 60分以内 | |
銘酊船さてわれらこの日より星を注ぎて乳汁色の海原の詩に浴しつゝ緑なす瑠璃を啖(くら)ひ行けばこゝ吃水線は恍惚として蒼ぐもり折から水死人のたゞ一人想ひに沈み降り行く見よその蒼色忽然として色を染め金紅色の日の下にわれを忘れし揺蕩は酒精よりもなほ強く汝(なれ)が立琴も歌ひえぬ愛執の苦き赤痣を醸すなりアルチュル・ランボオ小林秀雄この援用文は、幸福な美しい引例として、短い私の論文の最初にかかげ... | |||
反省の文学源氏物語 | 折口信夫 | 30分以内 | |
源氏物語は、一口に言えば、光源氏を主人公として書かれた物語である。 | |||
役者の一生 | 折口信夫 | 60分以内 | |
沢村源之助の亡くなったのは昭和十一年の四月であったと思う。 | |||
山越しの阿弥陀像の画因 | 折口信夫 | 60分以内 | |
極楽の東門に向ふ難波の西の海入り日の影も舞ふとかや渡来文化が、渡来当時の姿をさながら持ち伝えていると思われながら、いつか内容は、我が国生得のものと入りかわっている。 | |||
お伽草子の一考察 | 折口信夫 | 10分以内 | |
室町時代の末に出来たと思はれる職人歌合せの中、勧進聖訓職人歌合せといふのがあつて「絵解き」の姿が画かれてゐる。 | |||
小栗判官論の計画 | 折口信夫 | 30分以内 | |
神道集の諏訪本地。 | |||
古代研究 追ひ書き | 折口信夫 | 60分以内 | |
この書物、第一巻の校正が、やがてあがる今になつて、ぽっくりと、大阪の長兄が、亡くなつて行つた。 |