青空文庫の全作品
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| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
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| 国語学と国語教育との交渉 | 時枝誠記 | 30分以内 | |
はしがき 橋本進吉博士は、昭和十二年九月、「岩波講座国語教育」に、「国語学と国語教育」を執筆せられ、国語学と国語教育との交渉、並びに、国語学の国語教育への寄与する点を明かにせられた。 | |||
| 山岳美観 | 藤原咲平 | 5分以内 | |
今度協和書院から吉江、武井兩氏の山岳美觀が出る事になつたと云ふ。 | |||
| 神埼歓迎会に於ける演説 | 大隈重信 | 5分以内 | |
[#ページの左右中央] 歸郷毎に櫛田神社參拜――平ヶ里は私の領地――仁比山山王社――九州の古社寺――私も諸君と兄弟格――神埼商工業の發展――名物の素麺饂飩――副産物としての藁製品――産業發達と學問の應用――諸君の多幸多福 [#改丁] 本日は斯く盛大に私の爲めに歡迎せらるゝは實に忘るゝ能はざる所である。 | |||
| 和紙 | 東野辺薫 | 1時間〜 | |
一 昨夜寝床に入ってからも、あれこれと思いめぐらしてみたのだが、別にこれという嘘言も浮かんでは来なかった。 | |||
| 蜜柑の皮 | 尾崎士郎 | 30分以内 | |
わざわざおいで下さいましてお目にかかるのは始めてのように思いましたが、こうやってはなしをしているうちにだんだんおもいだしてまいりました。 | |||
| 外交の後援 | 大石誠之助 | 10分以内 | |
●今日我国が外国に対して為すべき行動の内、最も重要なるものは軍事的と外交的の二つであつて、前者は唯露軍に勝つと云ふのみが目的であるが、後者に至つては汎く列国に対して我国民の公明正大なる事を表白し、以て平和克復の終を善くせねばならぬ。 | |||
| 画界漫言 | 菱田春草 | 5分以内 | |
現今洋画といはれてある油画も水彩画も又現に吾々が描いている日本画なるものも、共に将来に於ては――勿論近いことではあるまいが、兎に角日本人の頭で構想し、日本人の手で製作したものとして、凡て一様に日本画として見らるゝ時代が確に来ることゝ信じてゐる。 | |||
| 菖蒲湯 | 幸田露伴 | 5分以内 | |
五月といつても陽暦と陰暦とでは一月ほど差がある。 | |||
| ゆふすげびと | 立原道造 | 5分以内 | |
かなしみではなかつた日のながれる雲の下に 僕はあなたの口にする言葉をおぼえた、 それはひとつの花の名であつた それは黄いろの淡いあはい花だつた、 僕はなんにも知つてはゐなかつた なにかを知りたく うつとりしてゐた、 そしてときどき思ふのだが 一体なにを だれを待つてゐるのだらうかと。 | |||
| 「寺田寅彦の追想」後書 | 中谷宇吉郎 | 5分以内 | |
巻頭の一文でちょっと触れたように、我が国の現状は、寺田寅彦の再認識を必要とする時期に到達しているように思われる。 | |||
| 伝説と事実 鷹を飼つた話 | 佐藤春夫 | 30分以内 | |
鷲を飼つた話を書けといふ。 | |||
| ラクダイ横町 | 岡本良雄 | 30分以内 | |
ラクダイ横町という、へんなあだ名の横町が、大学の近くにあった。 | |||
| 今は亡しわが犀星 | 佐藤春夫 | 10分以内 | |
中野重治君が友人代表としてわたくしに弔辞を述べさせてくれるのは適当な人選かどうかは知らないが、思へば故人の東京での最もふるい友人には相違ないし、せつかくの指名は固辞すべき筋合ひのものでもなし、お引受けした。 | |||
| 最も早熟な一例 | 佐藤春夫 | 10分以内 | |
(一) いやしくもレディの雑誌に、滅相もないこんな欄を設けたものだ。 | |||
| モンテーニュ随想録 | 関根秀雄 | 5分以内 | |
一、本書は、いわゆるボルドー本のテキストを、その忠実精確な複製というべき F. Strowski, F. Gebelin & P. Villey: Essais de Montaigne, 3 vol., 1906-1919 (Edition municipale de la ville de Bordeaux, imprim※e par F. Peck) Villey: Essais de | |||
| 憲政の本義を説いてその有終の美を済すの途を論ず | 吉野作造 | 1時間〜 | |
去年十二月一日より東京に開かれたる全国中学校長会議において、高田新文相が特に訓示を与えて立憲思想養成の急務を説きたる事と、水戸中学校長菊池謙二郎氏が起って大隈内閣の居据りと立憲思想との関係の説明を求めて文相に肉薄した事とは、著しく世間の耳目を惹いた。 | |||
| 続蘿洞先生 | 谷崎潤一郎 | 30分以内 | |
例の蘿洞先生が近頃奥さんを貰ったと云う噂がある。 | |||
| 書翰 | 横光利一 | 30分以内 | |
45 九月(推定)小島勗宛(四百字詰原稿用紙十二枚・ペン書) 矢張り僕は、あの手紙を、もう少し待つて、もう少し長くかかつて書くべきであつたと思ふ。 | |||
| 茶の改革 | 柳宗悦 | 10分以内 | |
私は今までの「茶」に、どうもあき足りぬ。 | |||
| 妻のこと | 江戸川乱歩 | 10分以内 | |
この本を編集して、目次を並べてみたとき、祖先のことは書いてあるのに、直接の父母のことがないのはおかしいと思ったので、あとから「父母のこと」を書き加えたが、すると今度は、父母のことがあって、もっと直接な妻のことが何も書いてないのはおかしいという感じがした。 | |||
| お茶好き小話 | 吉野秀雄 | 5分以内 | |
わたしのお茶好きは祖母の影響だ。 | |||
| 歳末の質屋 | 山之口貘 | 10分以内 | |
画家のK女史と記者のTさんとぼくとが、車に同乗。 | |||
| 質札 | 山之口貘 | 5分以内 | |
たまに、知らない人から手紙をもらったりすることがあるので、またかとおもって封を切ってみると、なかから出たのは「流質物御通知」なのであった。 | |||
| 怪奇一夕話 | 岡本綺堂 | 30分以内 | |
春の雑誌に何か怪奇趣味の随筆めいたものを書けと命ぜられた。 | |||
| 集金掛 | モーリス・ルヴェル | 30分以内 | |
ラヴノオは、同じ銀行に十年間も集金掛を勤めていて、模範行員と呼ばれた男であった。 | |||
| 蕩児ミロン | モーリス・ルヴェル | 30分以内 | |
若くもなければ美人でもないあの女に、ミロンがどうしてあんなに惚せたのか、それは誰にもわからぬ謎であった。 | |||
| 見開いた眼 | モーリス・ルヴェル | 30分以内 | |
寝床に仰向きになっていたその死人は、実に物凄い形相だった。 | |||
| 闇と寂寞 | モーリス・ルヴェル | 30分以内 | |
彼等は三人とも老ぼれ、衰えて、見るも惨めな有様であった。 | |||
| 美と科学 | 中谷宇吉郎 | 5分以内 | |
美しいという言葉を、人々はふだん何気なくつかっているが、考えてみると、美しさにはいろいろな種類のものがある。 | |||
| 物心一如の科学 | 中谷宇吉郎 | 30分以内 | |
この頃の一番大きい話題は、原子力である。 | |||
| 「テーブルよ、ごはんの用意」と、金貨をうむロバと、「こん棒、ふくろから」 | ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム | 60分以内 | |
むかしむかし、ひとりの仕立屋さんがおりました。 | |||
| 琉球に学ぶべきもの | 志賀重昂 | 10分以内 | |
一 ※――絶海孤島の教育 渡名喜島は沖縄島を離る、三十浬、周廻二里八町の弾丸黒子のみ。 | |||
| 新年の挨拶 | 山川方夫 | 10分以内 | |
夫が受話器を置いたとき、彼女は腕時計を見た。 | |||
| カナリヤと少女 | 山川方夫 | 10分以内 | |
少女は目が大きく、すこし茶色がかった髪の色が、その色白の頬によく似合っていた。 | |||
| 浅草風土記 | 久保田万太郎 | 1時間〜 | |
雷門以北 広小路 一 ……浅草で、お前の、最も親密な、最も馴染のふかいところはどこだときかれれば、広小路の近所とこたえる外はない。 | |||
| ドミノのお告げ | 久坂葉子 | 60分以内 | |
或る日。 | |||
| 書翰 | 横光利一 | 5分以内 | |
46 九月(推定)小島勗宛 くはしく種々のことを書けば、非常に長くなると思へたので、いつか温泉へ行つて、頭のはつきりとしたとき、ひまにかかつて、誤解をされないやうに丁寧にはつきり書かうと思つてゐた。 | |||
| 雑居家族 | 壺井栄 | 1時間〜 | |
序章 この家のあるじは――といっても、同じ部屋の下に住む六人のあるじのうち、この場合は女房の安江のことになるが、彼女は腹が立ったときと、うれしいときとに花を買うという妙なくせがある。 | |||
| 書翰 | 横光利一 | 30分以内 | |
44 九月(推定)小島勗宛(四百字原稿用紙十一枚・ペン書) 此の手紙は幾度も書かうとした。 | |||
| ゴオガンに宛てたフアン ゴツホの手紙(一八八八年) | フィンセント・ファン・ゴッホ | 5分以内 | |
ゴオガン兄 お手紙ありがたう。 | |||
| 書翰 | 横光利一 | 5分以内 | |
50 大正十二、三年(推定) 横光君子宛 くれぐれも云つて來たことだが、どうか、僕に滿足してもらひたい。 | |||
| 過酸化マンガン水の夢 | 谷崎潤一郎 | 60分以内 | |
八月八日朝いでゆにて上京。 | |||
| 奈良の晩春 | 佐藤春夫 | 10分以内 | |
花はおほかた散りうせて、名にし負ふ八重桜は僅かに残つてゐるけれども、かうなると花ももう汚い。 | |||
| 勲章 | 永井荷風 | 30分以内 | |
寄席、芝居。 | |||
| 探偵小説作家の表現力 | 佐藤春夫 | 5分以内 | |
この間一人の客の話に、先日探偵小説家の年間作品集を通読して巻末に附録した井上靖氏の一作に及んで井上氏の表現力と他の探偵小説家のそれとの雲泥も啻ならぬ差違に唖然とした。 | |||
| 朝めし | 山本周五郎 | 5分以内 | |
幾たびか書いたことだが、私は朝めしは自分で作って喰べる。 | |||
| お手洗 | 山本周五郎 | 5分以内 | |
芝居を観るのに客席に坐らず、監事室で観るのは本式ではない、と常々思っている。 | |||
| 思い違い | 山本周五郎 | 10分以内 | |
老人がいる限り迷信はなくならないという。 | |||
| 北へ傾がった家 | 山本周五郎 | 5分以内 | |
何月ぶりかに来た若い客が、迷わずに来たといって自慢そうな顔をした。 | |||
| 好みの移り変り | 山本周五郎 | 10分以内 | |
私は去年あたりから喰べ物の好みが変ってきた。 | |||