幸田露伴の全作品
青空文庫で公開されている幸田露伴の全作品を、おすすめ人気順で表示しています。
1–50件 / 全53件
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 文字数 | 人気 | 書き出し |
|---|---|---|---|---|---|
| 五重塔 | 幸田露伴 | 1時間〜 | 56,435 | 其一 木理美しき槻胴、縁にはわざと赤樫を用いたる岩畳作りの長火鉢に対いて話し敵もなくただ一人、少しは淋しそうに坐り居る三十前後の女、男のように立派な眉をいつ掃いしか剃ったる痕の青々と、見る眼も覚むべき雨後の山の色をとどめて翠の匂いひとしお床しく、鼻筋つんと通り眼尻キリリと上り、洗い髪をぐるぐると酷く丸めて引裂紙をあしらいに一本簪でぐいと留めを刺した色気なしの様はつくれど、憎いほど烏黒にて艶ある | |
其一 木理美しき槻胴、縁にはわざと赤樫を用いたる岩畳作りの長火鉢に対いて話し敵もなくただ一人、少しは淋しそうに坐り居る三十前後の女、男のように立派な眉をいつ掃いしか剃ったる痕の青々と、見る眼も覚むべき雨後の山の色をとどめて翠の匂いひとしお床しく、鼻筋つんと通り眼尻キリリと上り、洗い髪をぐるぐると酷く丸めて引裂紙をあしらいに一本簪でぐいと留めを刺した色気なしの様はつくれど、憎いほど烏黒にて艶ある | |||||
| 風流仏 | 幸田露伴 | 1時間〜 | 32,815 | 発端 如是我聞 上 一向専念の修業幾年 三尊四天王十二童子十六羅漢さては五百羅漢、までを胸中に蔵めて鉈小刀に彫り浮かべる腕前に、運慶も知らぬ人は讃歎すれども鳥仏師知る身の心耻かしく、其道に志す事深きにつけておのが業の足らざるを恨み、爰日本美術国に生れながら今の世に飛騨の工匠なしと云わせん事残念なり、珠運命の有らん限りは及ばぬ力の及ぶ丈ケを尽してせめては我が好の心に満足さすべく、且は石膏細工 | |
発端 如是我聞 上 一向専念の修業幾年 三尊四天王十二童子十六羅漢さては五百羅漢、までを胸中に蔵めて鉈小刀に彫り浮かべる腕前に、運慶も知らぬ人は讃歎すれども鳥仏師知る身の心耻かしく、其道に志す事深きにつけておのが業の足らざるを恨み、爰日本美術国に生れながら今の世に飛騨の工匠なしと云わせん事残念なり、珠運命の有らん限りは及ばぬ力の及ぶ丈ケを尽してせめては我が好の心に満足さすべく、且は石膏細工 | |||||
| 努力論 | 幸田露伴 | 1時間〜 | 167,660 | 自序 努力は一である。 | |
自序 努力は一である。 | |||||
| 鼠頭魚釣り | 幸田露伴 | 30分以内 | 9,999 | 鼠頭魚は即ちきすなり。 | |
鼠頭魚は即ちきすなり。 | |||||
| 運命 | 幸田露伴 | 1時間〜 | 70,118 | 世おのずから数というもの有りや。 | |
世おのずから数というもの有りや。 | |||||
| 蒲生氏郷 | 幸田露伴 | 1時間〜 | 65,925 | 大きい者や強い者ばかりが必ずしも人の注意に値する訳では無い。 | |
大きい者や強い者ばかりが必ずしも人の注意に値する訳では無い。 | |||||
| 平将門 | 幸田露伴 | 1時間〜 | 38,848 | 千鍾の酒も少く、一句の言も多いといふことがある。 | |
千鍾の酒も少く、一句の言も多いといふことがある。 | |||||
| 悦楽(現代訳) | 幸田露伴 | 1時間〜 | 60,677 | 題して悦楽という、その初めの章に悦を説き、次の章に楽を説くことによる。 | |
題して悦楽という、その初めの章に悦を説き、次の章に楽を説くことによる。 | |||||
| 雲のいろ/\ | 幸田露伴 | 30分以内 | 5,813 | 夜の雲 夏より秋にかけての夜、美しさいふばかり無き雲を見ることあり。 | |
夜の雲 夏より秋にかけての夜、美しさいふばかり無き雲を見ることあり。 | |||||
| 努力論(現代訳) | 幸田露伴 | 1時間〜 | 164,168 | 自序 努力は一である。 | |
自序 努力は一である。 | |||||
| 墨子 | 幸田露伴 | 60分以内 | 20,721 | 墨子は周秦の間に於て孔子老子の學派に對峙した鬱然たる一大學派の創始者である。 | |
墨子は周秦の間に於て孔子老子の學派に對峙した鬱然たる一大學派の創始者である。 | |||||
| 一貫章義(現代訳) | 幸田露伴 | 1時間〜 | 38,020 | 昔、中国の詩人陶淵明は、書物を読むにあたっては甚解を求めないと云った。 | |
昔、中国の詩人陶淵明は、書物を読むにあたっては甚解を求めないと云った。 | |||||
| 貧富幸不幸 | 幸田露伴 | 30分以内 | 5,951 | もしそれ真の意味に於て言を為せば、貧と富とは幸福と不幸福とに対して相即くところは無い。 | |
もしそれ真の意味に於て言を為せば、貧と富とは幸福と不幸福とに対して相即くところは無い。 | |||||
| 観画談 | 幸田露伴 | 60分以内 | 16,287 | ずっと前の事であるが、或人から気味合の妙な談を聞いたことがある。 | |
ずっと前の事であるが、或人から気味合の妙な談を聞いたことがある。 | |||||
| 穂高岳 | 幸田露伴 | 5分以内 | 1,469 | 山岳の秀美や荘厳を受取って吾が心霊の怡悦と満足とを覚える場合はおのずから二つある。 | |
山岳の秀美や荘厳を受取って吾が心霊の怡悦と満足とを覚える場合はおのずから二つある。 | |||||
| 道教に就いて | 幸田露伴 | 1時間〜 | 27,579 | 道教は支那に於て儒教と佛教と共に鼎立の勢を爲してゐる一大教系であり、其分派も少からず、又其教義も少しづゝの異を有して居り、草率に其の如何なるものであるかを説き、且つ之を評論することは、もとより不可能の事に屬する。 | |
道教は支那に於て儒教と佛教と共に鼎立の勢を爲してゐる一大教系であり、其分派も少からず、又其教義も少しづゝの異を有して居り、草率に其の如何なるものであるかを説き、且つ之を評論することは、もとより不可能の事に屬する。 | |||||
| 侠客の種類 | 幸田露伴 | 30分以内 | 5,035 | 侠客と一口に言つても徳川時代の初期に起つた侠客と其の以後に出た侠客とは、名は同じ侠客でも余程様子が違つて居るやうである。 | |
侠客と一口に言つても徳川時代の初期に起つた侠客と其の以後に出た侠客とは、名は同じ侠客でも余程様子が違つて居るやうである。 | |||||
| 蘆声 | 幸田露伴 | 30分以内 | 10,226 | 今を距ること三十余年も前の事であった。 | |
今を距ること三十余年も前の事であった。 | |||||
| 幻談 | 幸田露伴 | 60分以内 | 17,339 | こう暑くなっては皆さん方があるいは高い山に行かれたり、あるいは涼しい海辺に行かれたりしまして、そうしてこの悩ましい日を充実した生活の一部分として送ろうとなさるのも御尤もです。 | |
こう暑くなっては皆さん方があるいは高い山に行かれたり、あるいは涼しい海辺に行かれたりしまして、そうしてこの悩ましい日を充実した生活の一部分として送ろうとなさるのも御尤もです。 | |||||
| 野道 | 幸田露伴 | 30分以内 | 4,629 | 流鶯啼破す一簾の春。 | |
流鶯啼破す一簾の春。 | |||||
| 知々夫紀行 | 幸田露伴 | 60分以内 | 15,778 | 八月六日、知々夫の郡へと心ざして立出ず。 | |
八月六日、知々夫の郡へと心ざして立出ず。 | |||||
| 運命は切り開くもの | 幸田露伴 | 30分以内 | 4,549 | 此処に赤ン坊が生れたと仮定します。 | |
此処に赤ン坊が生れたと仮定します。 | |||||
| 突貫紀行 | 幸田露伴 | 30分以内 | 7,919 | 身には疾あり、胸には愁あり、悪因縁は逐えども去らず、未来に楽しき到着点の認めらるるなく、目前に痛き刺激物あり、慾あれども銭なく、望みあれども縁遠し、よし突貫してこの逆境を出でむと決したり。 | |
身には疾あり、胸には愁あり、悪因縁は逐えども去らず、未来に楽しき到着点の認めらるるなく、目前に痛き刺激物あり、慾あれども銭なく、望みあれども縁遠し、よし突貫してこの逆境を出でむと決したり。 | |||||
| 水の東京 | 幸田露伴 | 60分以内 | 13,391 | 上野の春の花の賑ひ、王子の秋の紅葉の盛り、陸の東京のおもしろさは説く人多き習ひなれば、今さらおのれは言はでもあらなん。 | |
上野の春の花の賑ひ、王子の秋の紅葉の盛り、陸の東京のおもしろさは説く人多き習ひなれば、今さらおのれは言はでもあらなん。 | |||||
| 魔法修行者 | 幸田露伴 | 60分以内 | 16,191 | 魔法。 | |
魔法。 | |||||
| 骨董 | 幸田露伴 | 60分以内 | 19,002 | 骨董というのは元来支那の田舎言葉で、字はただその音を表わしているのみであるから、骨の字にも董の字にもかかわった義があるのではない。 | |
骨董というのは元来支那の田舎言葉で、字はただその音を表わしているのみであるから、骨の字にも董の字にもかかわった義があるのではない。 | |||||
| 少年時代 | 幸田露伴 | 30分以内 | 7,100 | 私は慶応三年七月、父は二十七歳、母は二十五歳の時に神田の新屋敷というところに生まれたそうです。 | |
私は慶応三年七月、父は二十七歳、母は二十五歳の時に神田の新屋敷というところに生まれたそうです。 | |||||
| 旅行の今昔 | 幸田露伴 | 10分以内 | 2,180 | 旅行に就いて何か経験上の談話をしろと仰ゃるのですか。 | |
旅行に就いて何か経験上の談話をしろと仰ゃるのですか。 | |||||
| 学生時代 | 幸田露伴 | 10分以内 | 2,601 | わたくしの学生時代の談話をしろと仰ゃっても別にこれと云って申上げるようなことは何もございません。 | |
わたくしの学生時代の談話をしろと仰ゃっても別にこれと云って申上げるようなことは何もございません。 | |||||
| 言語体の文章と浮雲 | 幸田露伴 | 5分以内 | 1,499 | 二葉亭主人の逝去は、文壇に取っての恨事で、如何にも残念に存じます。 | |
二葉亭主人の逝去は、文壇に取っての恨事で、如何にも残念に存じます。 | |||||
| 夜の隅田川 | 幸田露伴 | 10分以内 | 2,216 | 夜の隅田川の事を話せと云ったって、別に珍らしいことはない、唯闇黒というばかりだ。 | |
夜の隅田川の事を話せと云ったって、別に珍らしいことはない、唯闇黒というばかりだ。 | |||||
| 震は亨る | 幸田露伴 | 10分以内 | 2,342 | 震は亨る。 | |
震は亨る。 | |||||
| 水 | 幸田露伴 | 5分以内 | 1,648 | 一切の味は水を藉らざれば其の味を発する能はず。 | |
一切の味は水を藉らざれば其の味を発する能はず。 | |||||
| 囲碁雑考 | 幸田露伴 | 30分以内 | 6,581 | 棊は支那に起る。 | |
棊は支那に起る。 | |||||
| 雁坂越 | 幸田露伴 | 60分以内 | 14,389 | その一 ここは甲州の笛吹川の上流、東山梨の釜和原という村で、戸数もいくらも無い淋しいところである。 | |
その一 ここは甲州の笛吹川の上流、東山梨の釜和原という村で、戸数もいくらも無い淋しいところである。 | |||||
| 菊 食物としての | 幸田露伴 | 10分以内 | 2,017 | 菊の季節になつた。 | |
菊の季節になつた。 | |||||
| 連環記 | 幸田露伴 | 1時間〜 | 49,497 | 慶滋保胤は賀茂忠行の第二子として生れた。 | |
慶滋保胤は賀茂忠行の第二子として生れた。 | |||||
| 雪たたき | 幸田露伴 | 1時間〜 | 28,546 | 上 鳥が其巣を焚かれ、獣が其窟をくつがえされた時は何様なる。 | |
上 鳥が其巣を焚かれ、獣が其窟をくつがえされた時は何様なる。 | |||||
| 名工出世譚 | 幸田露伴 | 10分以内 | 3,391 | 一 時は明治四年、処は日本の中央、出船入船賑やかな大阪は高津のほとりに、釜貞と云へば土地で唯一軒の鉄瓶の仕上師として知られた家であつた。 | |
一 時は明治四年、処は日本の中央、出船入船賑やかな大阪は高津のほとりに、釜貞と云へば土地で唯一軒の鉄瓶の仕上師として知られた家であつた。 | |||||
| 些細なやうで重大な事 | 幸田露伴 | 10分以内 | 2,962 | 人間には色々の仕草があるがつゞめて言へば、事に処すると、物に接するとの二ツになる、事に処すると云ふは、其処に生じて来た或る事情に対して、如何云ふ様に自分の態度を執るか、了見を定めるか、口を利くか、身体を動かすか、智慧を回らすか、力を用ふるかといふ事である。 | |
人間には色々の仕草があるがつゞめて言へば、事に処すると、物に接するとの二ツになる、事に処すると云ふは、其処に生じて来た或る事情に対して、如何云ふ様に自分の態度を執るか、了見を定めるか、口を利くか、身体を動かすか、智慧を回らすか、力を用ふるかといふ事である。 | |||||
| 鵞鳥 | 幸田露伴 | 30分以内 | 11,406 | ガラーリ 格子の開く音がした。 | |
ガラーリ 格子の開く音がした。 | |||||
| 太郎坊 | 幸田露伴 | 30分以内 | 7,939 | 見るさえまばゆかった雲の峰は風に吹き崩されて夕方の空が青みわたると、真夏とはいいながらお日様の傾くに連れてさすがに凌ぎよくなる。 | |
見るさえまばゆかった雲の峰は風に吹き崩されて夕方の空が青みわたると、真夏とはいいながらお日様の傾くに連れてさすがに凌ぎよくなる。 | |||||
| 貧乏 | 幸田露伴 | 30分以内 | 8,245 | その一 「アア詰らねえ、こう何もかもぐりはまになった日にゃあ、おれほどのものでもどうもならねえッ。いめえましい、酒でも喫ってやれか。オイ、おとま、一升ばかり取って来な。コウ※、もう煮奴も悪くねえ時候だ、刷毛ついでに豆腐でもたんと買え、田圃の朝というつもりで堪忍をしておいてやらあ。ナンデエ、そんな面あすることはねえ、女ッ振が下がらあな。 「おふざけでないよ、寝ているかとおもえば眼が覚めていて、出し | |
その一 「アア詰らねえ、こう何もかもぐりはまになった日にゃあ、おれほどのものでもどうもならねえッ。いめえましい、酒でも喫ってやれか。オイ、おとま、一升ばかり取って来な。コウ※、もう煮奴も悪くねえ時候だ、刷毛ついでに豆腐でもたんと買え、田圃の朝というつもりで堪忍をしておいてやらあ。ナンデエ、そんな面あすることはねえ、女ッ振が下がらあな。 「おふざけでないよ、寝ているかとおもえば眼が覚めていて、出し | |||||
| 東西伊呂波短歌評釈 | 幸田露伴 | 30分以内 | 5,245 | 東京と西京とは、飲食住居より言語風俗に至るまで、今猶頗る相異なるものあり。 | |
東京と西京とは、飲食住居より言語風俗に至るまで、今猶頗る相異なるものあり。 | |||||
| 華厳滝 | 幸田露伴 | 60分以内 | 15,111 | 一 昭和二年七月の九日、午後一時過ぐるころ安成子の來車を受け、かねての約に從つて同乘して上野停車場へと向つた。 | |
一 昭和二年七月の九日、午後一時過ぐるころ安成子の來車を受け、かねての約に從つて同乘して上野停車場へと向つた。 | |||||
| 二日物語 | 幸田露伴 | 60分以内 | 19,071 | 此一日 其一 観見世間是滅法、欲求無尽涅槃処、怨親已作平等心、世間不行慾等事、随依山林及樹下、或復塚間露地居、捨於一切諸有為、諦観真如乞食活、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏。 | |
此一日 其一 観見世間是滅法、欲求無尽涅槃処、怨親已作平等心、世間不行慾等事、随依山林及樹下、或復塚間露地居、捨於一切諸有為、諦観真如乞食活、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏。 | |||||
| ねじくり博士 | 幸田露伴 | 30分以内 | 6,731 | 当世の大博士にねじくり先生というがあり。 | |
当世の大博士にねじくり先生というがあり。 | |||||
| 淡島寒月氏 | 幸田露伴 | 10分以内 | 3,073 | 寒月氏は今年七十歳を以て二月廿三日に永逝した。 | |
寒月氏は今年七十歳を以て二月廿三日に永逝した。 | |||||
| 淡島寒月のこと | 幸田露伴 | 5分以内 | 1,975 | 吾が友といつては少し不遜に當るかも知れないが、先づ友達といふことにして、淡島寒月といふ人は實に稀有な人であつた。 | |
吾が友といつては少し不遜に當るかも知れないが、先づ友達といふことにして、淡島寒月といふ人は實に稀有な人であつた。 | |||||
| 馬琴の小説とその当時の実社会 | 幸田露伴 | 30分以内 | 7,671 | 皆さん。 | |
皆さん。 | |||||
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