30分以内で読める青空文庫の短編作品
青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「30分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
|---|
青空文庫で公開されているすべての著者の作品の中で、おおよその読了目安時間が「30分以内」の短編作品を、おすすめ人気順で表示しています。
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
|---|
| 作品名 | 著者 | 読了時間 | 人気 |
|---|---|---|---|
| 笛吹川の上流(東沢と西沢) | 木暮理太郎 | 30分以内 | |
笛吹川は秩父街道最奥の部落である広瀬附近から上流になると子酉川と呼ばれている。 | |||
| 春水と三馬 | 桑木厳翼 | 30分以内 | |
斯様な標題を掲げたが、何もこんな陳腐な題目で柄にもない文学論を試みようとするのではない。 | |||
| 茂吉の一面 | 宇野浩二 | 30分以内 | |
私は、これまで斎藤茂吉についてはいろいろ余り書きすぎたので、今、いくら鈍な頭をひねっても、どうしても書く事が浮かんでこない。 | |||
| 人魚 | 火野葦平 | 30分以内 | |
草の葉に巻かれた生ぐさい一通の手紙を、私はひらく。 | |||
| 朝起の人達 | 佐々木邦 | 30分以内 | |
医者に勧められて朝起を一月ばかり続けている中に疑問が起った。 | |||
| 私の信条 | 小倉金之助 | 30分以内 | |
ご自分の仕事と世の中との繋りについて、どうお考えになっておられるか? この問につきましては、私の仕事と世の中との関連について、ただ現在の感想を述べますよりも、自分の成長過程において、その関連状態がどう発展してきたかを語った方が、当を得ているように考えられるのです。 | |||
| 四谷、赤坂 | 宮島資夫 | 30分以内 | |
高力松 いかつい石垣が向い合って立っていた。 | |||
| 芝、麻布 | 小山内薫 | 30分以内 | |
『あばよ、芝よ、金杉よ。 | |||
| 夜のガスパール 抄 | アロイジウス・ベルトラン | 30分以内 | |
オンディーヌ 私を眠りへと誘なう美しい調べを聞いた それは誰かのささやきのようでもあった しかし、その歌はやさしく悲しい声に乱された シャルル・ブルニュ「ふたつの聖霊」より 聞いて、聞いて 私よ、オンディーヌよ やさしい月の光がさす窓を 月光に輝く飾り硝子を 夜露のようにそっとたたくのは私 私こそは 白絹のようなしぶきに身をつつみ 美しい星空を映した静かな湖を統べる 水の乙女 たち騒ぐ | |||
| 鳥料理 | 堀辰雄 | 30分以内 | |
前口上 昔タルテイーニと云ふ作曲家が Trillo del Diavolo と云ふソナータを 夢の中で作曲したといふ話は 大層有名な話である故、 讀者諸君も大方御存知だらうが 一寸私の手許にある音樂辭典から引用して見ると、 何でもタルテイーニは或晩の事、 自分の靈魂を惡魔に賣つた夢を見たさうな。 | |||
| 日本の民衆と「日本的なるもの」 | 戸坂潤 | 30分以内 | |
文壇と一部の評論壇では、一口で云うと「日本的なるもの」の検討が風をなしている。 | |||
| 認識論としての文芸学 | 戸坂潤 | 30分以内 | |
文芸学の対象は云うまでもなく文芸である。 | |||
| 所謂批評の「科学性」についての考察 | 戸坂潤 | 30分以内 | |
単に文芸批評だけではない。 | |||
| 文芸評論の方法について | 戸坂潤 | 30分以内 | |
今日の日本の文芸批評の姿には、見渡したところ二群のものを区別出来るようである。 | |||
| 一九三七年を送る日本 | 戸坂潤 | 30分以内 | |
個人に公的生活と私生活とがあるように、社会全体にも云わば公的生活と私的生活との区別がある。 | |||
| 近衛内閣の常識性 | 戸坂潤 | 30分以内 | |
近衛内閣の成立は、今の処割合評判が悪くないというのが事実だろう。 | |||
| 挙国一致体制と国民生活 | 戸坂潤 | 30分以内 | |
数カ月前までは、国防予算乃至軍事予算の膨大と国民生活の安定とは、事実上に於て相剋する関係にあるということが、国民の常識となっていた。 | |||
| 戦争ジャーナリスト論 | 戸坂潤 | 30分以内 | |
戦争が社会の政治的常軌を通行遮断し、典型的な非常状態に置くものであることは、今更改めて言うまでもない。 | |||
| 社大党はファッショ化したか? | 戸坂潤 | 30分以内 | |
初めに断わっておくが、私はごく最近社会大衆党に這入った一党員である。 | |||
| 思想動員論 | 戸坂潤 | 30分以内 | |
準戦時体制、或いは寧ろ戦時的体制の下に、事実上今日各部面の動員が行なわれている。 | |||
| 坂道 | 新美南吉 | 30分以内 | |
東京のさる專門學校の生徒である草野金太郎は、春休みで故郷の町に歸省してゐたが、春休みも終つたので、あと二時間もするとまた一人で東京にたつのである。 | |||
| 〔付〕唯物論研究に就て(戸坂潤手記) | 戸坂潤 | 30分以内 | |
(付記) 本篇は唯物論研究会の中心人物たる戸坂潤が書いて東京地方裁判所検事局に提出したものである。 | |||
| 啓蒙の現代的意味と役割とについて | 戸坂潤 | 30分以内 | |
現代の日本に於ては教育家というものは数え切れない程存在している。 | |||
| 友情に関係あるエッセイ | 戸坂潤 | 30分以内 | |
二年間あまり、世間から隔離されている間に、世間は全く変って了った。 | |||
| 日本の頭脳調べ | 戸坂潤 | 30分以内 | |
文化勲章受領者の九氏については、誰と云って文句のつくべき人はないだろう。 | |||
| 学生の技能と勤労大衆 | 戸坂潤 | 30分以内 | |
最近私は学生や青年の問題について、書くことを注文されたり意見を徴されたりすることが非常に多い。 | |||
| 再び「科学の歴史的社会的制約」に就いて | 戸坂潤 | 30分以内 | |
『東洋学芸雑誌』一月号で発表した私の文章、「科学の歴史的社会的制約」に対して岡邦雄氏は、本誌二月号に於て至極公明な態度を以て、批判を下した。 | |||
| 幼少の思ひ出 | 正宗白鳥 | 30分以内 | |
今から二十年あまりも前の事である。 | |||
| 昔の西片町の人 | 正宗白鳥 | 30分以内 | |
「日本の文壇は今全く不良少年の手に落ちました。何等の教養も何等の傳統もない不良少年の手に落ちました。」と、博士はその華やかであつた青年時代の、唯一の名殘りであるやうな、美しい眸を輝かしながら、嘆聲を洩らすのを聞く時には、雄吉は不良少年の手に落ちた文壇を悲しむよりも、博士自身に對して、妙な寂しさを感ぜずにはゐられなかつた。 | |||
| 孫だち | 正宗白鳥 | 30分以内 | |
大至急話したいことがあるから、都合のつき次第早く來て下さいといふ母方の祖母さんの手紙を見ると、お梅はどんな大事件かと、夕餐の仕度を下女に任せて、大急ぎで俥に乘つて、牛込から芝の西久保まで驅け付けた。 | |||
| 三浦環のプロフィール | 吉本明光 | 30分以内 | |
三月十日の空襲で東京の一半は焼野原になってしまった。 | |||
| 料理一夕話 | 北大路魯山人 | 30分以内 | |
料理の話? 君、料理の話をしたってムダだよ。 | |||
| 道は次第に狭し | 北大路魯山人 | 30分以内 | |
先日、ある雑誌記者来訪、「ものを美味く食うにはどうすればいいか」とたずねた。 | |||
| 濫僧考 | 喜田貞吉 | 30分以内 | |
「民族と歴史」八巻五号所載「旃陀羅考」中にちょっと述べておいた濫僧の事を、今少し精しく考証してみる。 | |||
| 特殊部落ということについて | 喜田貞吉 | 30分以内 | |
余輩がさきに「特殊部落研究号」(本誌二巻一号)を発行して、いわゆる特殊部落なるものの由来沿革を明らかにし、彼らが決してことに疎外排斥せらるべき性質のものにあらざる所以を説明すべく試みた事は、読者諸君の今なお耳目に新たなることと信ずる。 | |||
| 牛捨場馬捨場 | 喜田貞吉 | 30分以内 | |
今もなお諸所に小字を牛捨場または馬捨場と称する所がある。 | |||
| 鷺娘 | 大倉燁子 | 30分以内 | |
1 「まゆみちゃん、何のお話かと思って飛んで来たら、いやあよ、またあの縁談なの? 私はやっぱり一生独身で、芸術に精進する積りなんだから、お断りしますよ」 百合子はさっぱりと云った。 | |||
| 魂の喘ぎ | 大倉燁子 | 30分以内 | |
1 ××新聞社の編集局長A氏は旧侯爵藤原公正から招待状を貰った。 | |||
| 梟の眼 | 大倉燁子 | 30分以内 | |
ポケットのダイヤ 陽子は珍らしく早起きして、朝のお化粧もすませ、ヴェランダの籐椅子にながながと両足を延ばし、ココアを飲みながら、頻りに腕時計を眺めていた。 | |||
| むかでの跫音 | 大倉燁子 | 30分以内 | |
1 福知山から三田行に乗り換えた時には、もう汽車の中にまで夕闇が迫っていた。 | |||
| 和製椿姫 | 大倉燁子 | 30分以内 | |
1 私が玄関の格子を開けると、母が馳け出して来て、 「御殿山の東山さんからお使いが見えたよ、今朝っから、三度も」と急きこむように云った。 | |||
| あの顔 | 大倉燁子 | 30分以内 | |
1 刑事弁護士の尾形博士は法廷から戻ると、久しぶりにゆっくりとした気分になって晩酌の膳にむかった。 | |||
| なりひら小僧 | 山中貞雄 | 30分以内 | |
なりひら小僧 東亜時代映画 (サイレント) 原作並脚色 山中貞雄 監督 仁科熊彦 撮影 藤井春美 キャスト なりひら小僧 嵐寛寿郎 さんぴん山左衛門 市川寿三郎 二ツ目左膳 頭山桂之助 おさらばお小夜 原 駒子 ましらの半次 阪東太郎 ふんぞり七兵衛 尾上紋弥 大月玄蕃 東正次郎 居酒屋の亭主 嵐橘右衛門 娘お静 | |||
| 「特殊部落研究号」発行の辞 | 喜田貞吉 | 30分以内 | |
「特殊部落研究号」は何が為に発刊せらるるか。 | |||
| エタに対する圧迫の沿革 | 喜田貞吉 | 30分以内 | |
1 エタに対する甚だしい圧迫の事実 名称廃止以前のエタに対する幕府その他諸藩当路者の発した布告法令の文を見ると、その圧迫の甚だしかった状態は、実に悪寒戦慄を覚えしむるものがある。 | |||
| 雑木林の中 | 田中貢太郎 | 30分以内 | |
明治十七八年比のことであった。 | |||
| 青い紐 | 田中貢太郎 | 30分以内 | |
桃山哲郎は銀座尾張町の角になったカフェーでウイスキーを飲んでいた。 | |||
| 神代史の研究法 | 津田左右吉 | 30分以内 | |
一 今日に伝わっている我が国の最古の史籍たる『古事記』と『日本書紀』との巻頭にはいわゆる神代の巻という部分がある。 | |||
| 偶言 | 津田左右吉 | 30分以内 | |
一 日本人の趣味は淡泊である、清楚である、または軽快である、濃艶な、重くるしい、はでやかな、または宏大なものは好まない、だから、――というような話が今でもまだ或る程度まで真実らしく、いわれもし聞かれもしている。 | |||
| 長詩 | 槙村浩 | 30分以内 | |
その時僕は牢獄の中に坐ってゐた 格子が 僕と看守の腰のピストルとの間をへだてゝゐた 看守は わざ/\低くつくりつけた窓からのぞきこむために 朝々うやうやしく僕にお辞儀し 僕は まだ脱獄してゐない証拠として ちびつけのブハーリンのような不精髯の間から 朝々はったと看守をにらみつけた これが僕らの挨拶だった 朝になると、窓が右からかげって来た 夜になると、窓が左からかげって来た そのたびにアスファルト | |||